藤田和日郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ藤田先生の「うしおととら」が今まで読んだ漫画の中で1番大好きで、もう、崇拝しております、そんな人間の感想なので、贔屓目でお目汚しください汗
クリミア戦争とフローレンス・ナイチンゲールの活躍という史実に基づくフィクション、先生お得意の冒険奇譚となっております
ナイチンゲールはもちろん名前は知ってても、看護師さん?くらいな浅はかな知識しかなく、クリミア戦争とか、もう…(遠い目)、もちろん全てこの物語通りではないことは承知の上で、本当に勉強になりました
壮絶な現場の悲痛な声と、それが全く届かず、机上の理論で現場を苦しめる上層部
という構図はいつの時代も全く変わらないのだ、と慄然とするばかりです -
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号泣してばかりでした
私はパチンコが趣味でそれきっかけでからくりサーカスを読み始めました。
シンプルに面白いですし、最終巻に進むに連れて毎回号泣していました?
特にフランシーヌ人形の「べろべろばぁ」のシーンは自分でもどんだけ泣くんだ?と思うぐらい泣きました(笑)
登場人物達にこれだけ感情移入させる漫画は早々ないと思うので出会えて良かった作品だと個人的に思いました。もっと早く出会っていればと思うぐらいです。
あとパチンコを打たれる方しかわからないかと思いますが、笑顔全回転をこの間出して流れる映像に泣きました(笑) -
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柔らかい石とは?
フランス・クローグ村での惨事は200年ほど前、春のお祭り時に村に現れた錬金術師が持ち込んだもので、死ねない、という苦しみだけが残りました。
生命の水の源たる柔らかい石って、いわゆる賢者の石、でしょう。
この作品ではからくり人形ベースで表現されていますが、チューリングテストにも合格するAIも、似たような人間性を持てるのかどうか。
アルレッキーノも出てきます。
巻末近くでは久しぶりに才賀勝君とかも。しろがね、の意味もハッキリしてきました。 -
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学校仲間やサーカス団とか
幕間を経て、勝君の通っている小学校の話に。いじめられたりだった彼もだいぶ変貌しています。身体は傷痕だらけですが。
しろがねさんも近所の高校に転入。セーラー服がお似合いです。
叔父は大人しくなったようですが、残党がまた勝君を狙いに……ちょうど居合わせていたサーカス団(後々にもまた出てきます)の面々も協力した戦いに。3輪トラック、連載当時でもかなり珍しかったでしょうが、大活躍でした。
巻末のおまけマンガでは、作画アシスタント陣、背景が細かいと鬱憤を晴らして藤田和日郎さんの人形を破壊していて……