藤田和日郎のレビュー一覧

  • 黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ(4)

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    ネタバレ

     面白かった! 同門対決はやっぱアツいし、靴紐を契機にエルシィが(恐らく)アトカースに戻るのも面白い。エイダとパーシーの三人で、なんとか食事会を切り抜けるシーンもコミカルで楽しい。
     アトカースに戻っても、パーシーが言った言葉(チャンスを与えなきゃ)とかが消えてないのは希望だな。3巻でメアリーに対し、努力をしてないと一蹴するエイダも、今巻でそうしたくてもできなかった人もいるのだと、エルシィがエイダを諭すのも良かった。
     エルシィを大事に思うのに、息子と親しくしているのを見ると、その素性が思い起こされて拒絶してしまうメアリーは、自省まで含めていいキャラクターだなあ。
     靴紐や首、亡くなった娘がいないことから、或いは記憶を失っただけで、エルシィはそのままアトカースなんじゃないか、とも思えるけど、果たして。

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    2024年09月14日
  • 邪眼は月輪に飛ぶ

    匿名

    購入済み

    今回もラスボスの最期が素晴らしいです。
    人間にとっての災厄ではあるが根底は同じ、同情と哀愁を見せながら散っていく様が最高です。

    #カッコいい #ドキドキハラハラ #感動する

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    2024年08月14日
  • からくりサーカス 43

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    名作

    #アツい #カッコいい #感動する

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    2024年06月30日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(下)

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    たとえそれが「偽善」でも、貫き通さねばならない「偽善」がある。「偽善」でしか成し遂げられない「善」があるのです。

    藤田和日郎は長編よりもこの位の短くて濃厚な作品の方が、より魅力的かもしれません。
    必ずしも、勧善懲悪や大団円のハッピーエンドとはならなくとも、暖かい読後感もある冒険譚でした。

    様々な舞台のセリフが引用されるところもあり、芝居とは相性が良さそうです。
    劇団四季のミュージカルも鑑賞予定で、そちらも楽しみです。

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    2024年06月28日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(下)

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    ネタバレ

    上巻に続き、劇団四季のミュージカル観劇と交えた感想を。
    下巻はバトルの迫力がすごい!生霊同士や、グレイとデオンのバトルは、普通の人間からすると見えないので、人間の頭上で行われていて、ハラハラしました。ミュージカルは生霊同士のバトルはないのですが、グレイとデオンがフライングしながら戦っているので、見応えはばっちりです笑
    フローは最初、オドオドしていて弱い女性という感じ(それでも芯は強い)だったのに、グレイのおかげでやりたい仕事に就けてからは、グレイの存在もあって、色々言われてもめげない強い女性になっていくところが好きです。でもそれがまさかラストバトルにあんな形でつながるとは……展開の仕方がさすがでした。
    ミュージカルの方は何人受けしやすくラブストーリーにしたのかな、と思ったのですが、ラストはほとんど同じ展開だったので驚きました。ふたりの関係性がとても良いんですよね…。ミュージカルでは音楽が素晴らしいのもあって号泣でした。
    作者でありミュージカル化を許可してくださった藤田先生、この漫画をミュージカル化しようと思った劇団四季の方々には本当に感謝です。素晴らしい作品をありがとうございました。

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    2024年06月16日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(下)

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     やはり再読。初見の衝撃はないけど、やっぱりラストにかけての流れは好きだな。良いシーン、良いセリフが畳みかけてくる。
     以前は最後の戦いは驚きと同時に、こんないい設定を少ししか使わないことに、少し残念だと思ったけど、今回はそれもなく、やっぱりラストが良いよ。気持ちが良くて面白くて、上手くまとまってていい漫画だな。
     スプリンガルド同様、入れ子構造になっていて、語られる話(過去)と同時に語り手の話(現在)にも決着がつくのがよい。

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    2024年05月21日
  • からくりサーカス 43

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    からくりサーカスのスロットから

    スロットからからくりサーカスを知りました。
    ゲーム性も面白いが、なぜこんなにも人気なのかと思い漫画を見始めました。
    男って感じですね。もう心が痺れる内容でした。
    ナルミとマサルの背中合わせのスロット演出が更に激アツになりそうです。
    私の中のおすすめの漫画に入りました。
    また明日からのスロット人生に必勝ヲ祈って

    #深い #感動する #アツい

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    2024年05月08日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(下)

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    ネタバレ

    藤田先生の「うしおととら」が今まで読んだ漫画の中で1番大好きで、もう、崇拝しております、そんな人間の感想なので、贔屓目でお目汚しください汗

    クリミア戦争とフローレンス・ナイチンゲールの活躍という史実に基づくフィクション、先生お得意の冒険奇譚となっております
    ナイチンゲールはもちろん名前は知ってても、看護師さん?くらいな浅はかな知識しかなく、クリミア戦争とか、もう…(遠い目)、もちろん全てこの物語通りではないことは承知の上で、本当に勉強になりました

    壮絶な現場の悲痛な声と、それが全く届かず、机上の理論で現場を苦しめる上層部

    という構図はいつの時代も全く変わらないのだ、と慄然とするばかりですが、もちろんそんなことで先生もフローも諦めません(フローにももちろん諦めていることもあるのですが…)

    今年、劇団四季でとうとうミュージカルが上演となります、本当にこんな相性のいい、ふさわしい作品があるのか、目の付け所が違う方にただただ感謝です
    というのは、このお話のもう1人の主人公、劇場に長く取り憑く幽霊、グレイが様々な有名なミュージカル(シェイクスピア)の珠玉の台詞を物語の中に効果的に挟み込み、フローたちは舞台の演者なのだ、高じて私たち一人ひとりが「現実」という舞台に立つ主人公なんだよ!というメッセージを実際に舞台で表現するというまるで入れ子構造という企みがこの上ない相乗効果をもたらすと思うのです(からくりサーカスも「出し物」という性質を効果的に配していたけど、こちらはもう「演劇」そのものが物語のエッセンスとなっています)

    やはり、この時代にこの作品のことを語るのに、「戦争」について記すのは避けて通れません
    藤田先生なりの「戦争の恐怖」が提示されます
    もちろん、このストーリーありきなので、それが先生の全ての意見ではもちろんありませんが、やはり畏れを伴う作業だったと想像し、心から敬服するばかりです

    ただ、ぼくが最も心震わすのは、先生が登場人物を通して示す熱い人生譚です

    選びきれないのですが、今ぼくに1番響いた文章を引用させてください

    「偽善」でしか成し遂げられない「善」があるのです

    例えば、ぼくの近くに、苦しんでいる人がいたとします
    何かできることないかな、ってその人の苦しみに思いを馳せます
    でも、何もできることなくて、落ち込みます
    自分の中の誰かが呟きます
    え、結局何もせんの?じゃあ苦しむだけ無駄じゃん、なに安全地帯から偉げに宣ってんの、偽善者ぶんないでよ、逆に迷惑なんだけど(く、暗すぎる、我ながら…)

    でも、また違う誰かが呟きます
    その人助けたいって思ったんだよね、何もできなかったら、その気持ちは無駄なん?人のこと慮ることが本当に無駄って思ってる?

    偽善だって笑いたい奴にはまた、あんたの気持ち、話してみたらいいじゃん

    そんなせめぎ合いがしばしば繰り返され、それに対して先生が励ましをくださった、と勝手に嬉しかったです

    そして、本当はもう1つ引用したい文章があるのですが、この駄文を読んでくださり、漫画読んでみようという奇特な方のために、書きません、だって漫画で知る方が何万倍も強く響くから

    今、この漫画を読むことができて、本当によかったです、もうみんなに読んでもらいたい(だって上下、2巻なんですよ!すぐ読めます)、でも、絵が苦手って人も一定数いらっしゃる…(この絵だからこそ伝わってくるのに!…贔屓しすぎ汗)

    も、もう、ミュージカルが楽しみすぎます、それを待つのも幸せすぎる…

    また、大切な漫画が1つ増えました!
    そして、先生の深い造詣は、どれだけの時間と努力と忍耐が必要だったかとただただ感服し、でもお茶目な先生のことだから、え、全然楽しかったんですよ、ハアハア、とかどこ吹く風って感じですよね、絶対に!

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    2024年04月28日
  • からくりサーカス 1

    ネタバレ 購入済み

    号泣してばかりでした

    私はパチンコが趣味でそれきっかけでからくりサーカスを読み始めました。
    シンプルに面白いですし、最終巻に進むに連れて毎回号泣していました?
    特にフランシーヌ人形の「べろべろばぁ」のシーンは自分でもどんだけ泣くんだ?と思うぐらい泣きました(笑)

    登場人物達にこれだけ感情移入させる漫画は早々ないと思うので出会えて良かった作品だと個人的に思いました。もっと早く出会っていればと思うぐらいです。


    あとパチンコを打たれる方しかわからないかと思いますが、笑顔全回転をこの間出して流れる映像に泣きました(笑)

    #泣ける #感動する #切ない

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    2024年04月11日
  • 黒博物館 スプリンガルド

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    1冊で完結の漫画は読みやすくていいですね。
    爽やかで切なくかっこいい話でした。
    ハッピーエンドではないけれど、とてもいい気分になりました。

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    2024年03月27日
  • 月光条例 6

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    ネタバレ

    ちょっと何故か涙無しに読めない回でした!赤ずきんのやつ!
    私を忘れないで系には弱いです。
    女の子すごいかわいいですね!トショイインさん最高…あとイデヤのダメさ加減も(笑)

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    2024年03月21日
  • 月光条例 3

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    ちょっとエンゲキブちゃんサイコーじゃね?!爆笑!という展開でいやもう楽しかった!
    和登さん系だなーと思ってたの、撤回。和登さん系の暴走列車(笑)

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    2024年03月15日
  • からくりサーカス 10

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    ローエンシュタイン公国での攻防

    この巻のエピソードもTVアニメでは出てきていなかったものの、エリ公女をめぐる話はかなる良質でした。お人形さんのように、大公の娘(この国のモデルってやはりリヒテンシュタインでしょうか)としての教育を徹底的に受けてきていたエリさん、さらわれて鳴海さんと一緒に空からダイビングしたりしているうちに、真に人、として生きる意味をきちんと獲得できていたようです。
    大公の後継争い的な揉め事も背景に入れつつ、選択とその結果、自らの意思で変わるということの意味なども表現されている、良質なエピソードでした。

    #エモい

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    2024年02月15日
  • からくりサーカス 9

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    柔らかい石とは?

    フランス・クローグ村での惨事は200年ほど前、春のお祭り時に村に現れた錬金術師が持ち込んだもので、死ねない、という苦しみだけが残りました。
    生命の水の源たる柔らかい石って、いわゆる賢者の石、でしょう。
    この作品ではからくり人形ベースで表現されていますが、チューリングテストにも合格するAIも、似たような人間性を持てるのかどうか。
    アルレッキーノも出てきます。
    巻末近くでは久しぶりに才賀勝君とかも。しろがね、の意味もハッキリしてきました。

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    2024年02月15日
  • からくりサーカス 8

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    鳴海さんの過去やゾナハ病とか

    かなり核心に迫ってくる巻です。
    古城も襲撃を受け、残っていた老婆も死ぬとボロボロと崩れて去ってしまいました。他の人はさらわれてしまったのです。
    ギィ氏による、錬金術と生命の水(TVアニメでも水銀のような液体金属っぽい描写でした)の解説、これが後々にも効いてきます。
    人質となっていた子どもを救出した先生の命を助ける鳴海さん。拳法の修行でなぜ強くなったのか、ようやく答えが出そうです。彼の孤独とかも身に沁みるものがありました。
    長老は結局ルシールさんだけに。生命の水の井戸も既に枯れています。

    #エモい

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    2024年02月15日
  • からくりサーカス 2

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    幼い、勝の決断。

    人形使い達の戦いが、本格的に始まって、迫力がある。

    命をかけている、鳴海、勝、しろがね。眩しい。

    あきらめないって、なかなか出来ることじゃない。カッコいい。

    #アツい #カッコいい #ドキドキハラハラ

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    2024年02月15日
  • からくりサーカス 4

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    学校仲間やサーカス団とか

    幕間を経て、勝君の通っている小学校の話に。いじめられたりだった彼もだいぶ変貌しています。身体は傷痕だらけですが。
    しろがねさんも近所の高校に転入。セーラー服がお似合いです。
    叔父は大人しくなったようですが、残党がまた勝君を狙いに……ちょうど居合わせていたサーカス団(後々にもまた出てきます)の面々も協力した戦いに。3輪トラック、連載当時でもかなり珍しかったでしょうが、大活躍でした。
    巻末のおまけマンガでは、作画アシスタント陣、背景が細かいと鬱憤を晴らして藤田和日郎さんの人形を破壊していて……

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    2024年02月15日
  • からくりサーカス 3

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    脱出行とか

    阿紫花さんを10億円で雇った勝君、傷だらけになって獅子奮迅の活躍ですが、時限爆弾が……。
    養子組とぶっ殺し組の戦いもド派手で、人形を使って塔から塔へとジャンプしたり。
    檻に閉じ込められていた鳴海・しろかねさんたちも何とか抜け出しますが、誘拐したおじのお屋敷も崩壊し……勝君を最後まで守っていた鳴海さん、ここはTVアニメでも極めて印象的な場面でした。でもまだここまでが序章でしょうか。

    #アツい

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    2024年02月15日
  • からくりサーカス 2

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    敵味方が錯綜して

    才賀勝君の実父のノート等でようやくことの一端が見えてきますが、まだ誰が敵で、というのも見えにくいです。大元は愛人の子どもの勝君1人が全遺産を相続した、というのが原因ですが。
    阿子花さんが早速、食えない感じで活躍しています。しろがねさんのお身体は綺麗です。
    勝君の必死がだいぶ出てきました。
    巻末のあとがきマンガによると、アシスタント人の考えた人形、出したものの、瞬殺にしていたようで、やれやれでした。

    #アツい

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    2024年02月15日
  • からくりサーカス 1

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    熱くてカッコいい。

    鳴海の、放っておけない性が、カッコいい。
    病気の、自分の為ではない、そういうところが、いい。

    しろがねの、しなやかで美しいバトルも、もっと見ていたい。

    #アツい #ドキドキハラハラ #カッコいい

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    2024年02月14日