無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
身の丈ほどもある大きなトランクを持った少年・才賀勝に「サーカスに連れて行ってくれませんか」と頼まれた、拳法家の青年・加藤鳴海。そこに人間と見紛う奇妙な人形が現れ、勝を連れ去ろうとします。拳法が通じない人形相手にピンチを迎えた2人の前に現れたのは、謎の銀髪の美女・しろがね。さあ、ここに世紀の機巧活劇が開幕する――。
不死の体を持つ人間「しろがね」と自動人形(オートマータ)との闘いを、国境そして時空を超えて壮大なスケールで描いた藤田和日郎先生の代表作。
これほどまでに人間の持つ感情、喜怒哀楽全てがビビットに描かれた作品を私は他に知りません。ストーリーは闘いを中心に進んでいくのですが、その闘いに身を投じた「しろがね」達の生き様、闘いに巻き込まれた人間の悲劇、そして「しろがね」ではないものの大きな鍵を握る存在である勝の成長――その全てがクソデカ感情でもって読者の胸に迫りくるのです。
登場人物たちは火傷しそうなほどの熱さを持った愛すべき奴らなのですが、物語は彼らをあざ笑うかのように残酷な展開を見せます。なので、後半は傍らにティッシュのご用意を。
「面白い」「ドキドキする」「泣ける」「感動する」「怒りを覚える」「声を上げて応援したくなる」。こうした漫画体験の全てが詰まったこの作品、陳腐ですが、読まないと人生の半分損してると言わざるを得ません……!
かっこいいマンガ
加藤鳴海が、とにかくかっこいい。男とは、こうあるもの、というのを体現しており、筋の通った男前で、素敵です。
それなのに時折崩れた絵柄で描かれるギャグパートでは、こんなにかわいらしい一面もあるのか!と、より一層、キャラへの愛着が生まれます。
面白いのでお勧めです。
勝の成長がみえる
あんなに泣き虫で弱っちかった勝が、急成長します。まだ小学生なのに、人を殺すことを何も思わない大人やオートマータ、人形に立ち向かう姿は圧巻です。
しろがねを守るナルミがかっこいい。あんなに冷たくあしらわれてるのに、守ってあげる義理深い男、素敵です。
面白い
いきなり2冊目で恐ろしい運命に奔騰される勝、いや、こんなのよく少年誌で発表できたなという感じです。おじさんも気持ち悪いけど、お父さん、さらに気持ち悪い。この漫画、おっかない、でも凄く面白いです。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。