藤田和日郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ阿紫花が操るプルチネラと共に叔父がいるモニタールームに突入する勝。これで勝負あったかと思いきや、モニターには糸で拘束され身動きが取れなくなっている鳴海としろがねの姿が。叔父は二人の苦しむ姿を餌に「私の養子になれ」と勝に持ちかける。徐々に糸の締め付けがきつくなり、もがく二人の姿を見るに見かねた勝はそれを無念ながら承諾する。そして、二人を助けてくれと叔父に懇願するが、卑劣な叔父は彼らを塔から落とすという。落とす直前に一目だけあわせてやろうという魂胆らしい。その非道さに切れた勝は鳴海の形意拳「竜形」を真似て、叔父の足を骨折させる。突然のことに虚を突かれた取り巻きを阿紫花がプルチネラで蹴散らし、屋上に
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Posted by ブクログ
いやいやいやいや、待て待て、泥努、そりゃあ幾らなんでも手の平返し過ぎだろうと!
ここまでの話で偏屈ではあるもののプライドは高いし、自分の美学に依って約束を違えるような真似はしない、と思っていましたが……それだけ姉を奪った男は憎い、という事でしょうか。
ともあれ、あっという間に急転直下。
たった一言で最終決戦が開始というのは、ちょっと酷くはないかと思いますが、これも運命でしょう。
ガンガンガンガン高まっていくテンションが心地良くてたまりません。
ようやく主役として凧葉が活躍する場面がやってきたようで、これまでのうだつの上がらない感じはどこへやら、泥努を相手に最後の勝負を挑みます。この胆力実 -
購入済み
ハッピーエンドで大満足
とにかくハッピーエンドで締まって満足。完結に到るまで、従来のヒーロー像と異なる主人公、タイムトリップ、異星人、などいろんな要素があってまとまっていない印象も受けたが、単なる勧善懲悪ものではない深みがあった作品になったと思う。説教くさいセリフもこの漫画の登場人物が言うとスッと入ってくるのも不思議。単なるバトル少年漫画の域を超えた人間についての物語として清々しい満足感を得ることができた。
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Posted by ブクログ
ここまで読んでてホント良かった…!!
「んふふふ、オレは楽しいぜ。」
この巻の感想としては、「とにかくカッコいい」。
絵も戦いも、生き様も。何もかもが「カッコいいなぁ」って思わせます。
世界を救うために。大切な人を守るために。
命を懸けて強大な敵に立ち向かう。
それだけじゃなくて。
一人の人として。絵描きの矜持だけを頼りに一対一の戦いに臨む凧葉のカッコよさは今までになく、それでいて誰もが持っているかもしれないもののように思えます。
凧葉が泥努を圧倒すれば世界は救われる。でもそれは結果でしかなくて。
凧葉が戦うのは、限界を超えて「絵」と魂をぶつけ合うのは、偏に絵を、絵を描く事が素晴らし -
ネタバレ 購入済み
最終巻にして最高!
とても面白かったです。
藤田先生の作品は、恋愛が物語の根底にあることが多いと感じていましたが、今回の主人公は坂巻泥土なんじゃないかと思うくらい、深く掘り下げていました。
読了感がとても良い作品でした。