嶽本野ばらのレビュー一覧

  • 米朝快談

    Posted by ブクログ

    落語好きには面白い1冊。ありがちの落語本とは少し趣は違いますが、落語の内容解説よりも、前後ののばらさんの逸話のほうが、十分笑え、落ちがついていることもあり、とても面白く読みました。
    落語の知識的なことも、文中の米朝師匠の語りで知り得ることができ、とっても楽しく読みました。
    ただ、巻末ののばらさんの新作落語はパス、どうも落語は読むものでなく、聞くほうが好きなので。。。。

    0
    2013年07月22日
  • ミシン missin’

    Posted by ブクログ

    ある意味、キレイはお話しだと思う
    ロリータ趣味だとか関係なく、登場人物の思考がキレイだ

    まったく、作者が薬さえやらなければねぇ…
    もったいない

    0
    2013年07月20日
  • おろち olochi, super remix ver.

    Posted by ブクログ

    同名の漫画の背景を描いたもの。野ばら的羅列が重たいが面白い小説。
    まあ、表紙買いをしたものではあるのだけれど。
    狂気というには薄いし、愛というにはかみ合わない。自分に恋をしてるのかしら。まあナルシストはたくさんいた。

    0
    2013年06月22日
  • 十四歳の遠距離恋愛

    Posted by ブクログ

    なんか間が抜けていておもしろい。生活倉庫とかそういえばあったなあ。一番の衝撃は仲葦さんが23歳でもうMILKは着ないと言っていたこと。まだ大丈夫だろ‼……大丈夫だ…よね…?

    0
    2013年06月18日
  • シシリエンヌ

    Posted by ブクログ

    野ばら作品で初の官能小説だそうで、ものすごく期待して読んだ。
    でもエロティシズム全開の表現は、粘膜や粘液ばっかり、
    ぬるぬる・べとべと感がちょっとイヤ。
    松浦理英子『親指P』の「フラワー・ショー」による
    パフォーマンスには心踊るけど、
    この館に住まうハンディキャップドの女優たちの仕事には萎え萎え。
    「エロチカ」と「ポルノ」の違いかなあ。

    この人たちの身につけるものへのこだわりは、
    いつもながら見習いたいと思う。
    Sabbia Rosaのランジェリーは縁がないだろうけど、
    Yohji Yamamotoは好きだったな、あの時代に戻りたいな。

    結末の圧倒的な不条理さには思わず言

    0
    2013年05月12日
  • 恋愛の国のアリス プチ・エディション

    Posted by ブクログ

    品と毒のある美しい言葉で愛や恋を説いている。
    今は何をしているのだろう?変わらずいるのだろうか?と思い著者ブログを見に行った。

    行くべきではなかった。

    0
    2013年02月07日
  • カフェー小品集

    Posted by ブクログ

    珍しく直接的な性が無く読みやすく、進めやすい。

    カフェーが何件か出てくる。

    モンチッチでも勝ち取れる。本物だ。


    高田渡さんの珈琲不演唱を口ずさみながら。

    0
    2012年09月20日
  • 下妻物語・完 ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件

    Posted by ブクログ

    おもしろかった。

    けど、殺人事件の謎解きはパラ読み。
    ミステリに挑戦、というより、事件もギャグか何かのようにうわすべりしてるような。

    それぞれに道を決めた、結末は良かった。

    0
    2012年07月12日
  • ミシン missin’

    Posted by ブクログ

    過剰かもしれないけど、
    異常ではないのかもしれない。

    共感はしなかったけど、おもしろいと感じました。

    0
    2012年07月11日
  • シシリエンヌ

    Posted by ブクログ

    すっかり忘れていたんだけど、読んでみたら既読だった。
    それも、3分の1くらい読むまで気付かずに読んでいた。
    しかも、読みながら、「前に読んだことのある本に雰囲気が似てるなぁ。あの本はなんだったっけ・・・?」と思い出そうとしながら読んでいたのに、『あの本』こそがまさにこの本だったことに気付かずに読んでいたという・・・

    0
    2012年07月05日
  • シシリエンヌ

    Posted by ブクログ

    これはこれは…。
    こっそり部屋で読まなきゃいけない類い…

    でも愛なのかも、これはこれで。
    主人公「僕」の出身地、愛用香水、現在の職業までも野ばら氏とシンクロさせてあるのはどんな意図故?

    お洋服への情熱も相変わらず冷めやらないご様子。

    0
    2012年06月25日
  • 変身

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2012/6/22
    うーん、そのまま終わるのかー
    なんだか意味深な割にはよくわからなくて
    エンターテイメントとしても楽しみ切れない。
    結局ハンサムになっても何も変わりませんでした。ってこと?
    主人公は成長したかのように本人談で締めくくってるけど
    成長なんてしてないよね?これ。
    それを笑うところ??
    まあ好きに思えばいいんだろうけどなんかなぁ。
    「人は見た目じゃないんだ!」なんてありがちなメッセージはいらんけど
    メッセージあるんやでな雰囲気があるのにようわからんのがモヤモヤする。
    主人公に好感持てなかったのも残念。

    0
    2012年06月24日
  • デウスの棄て児

    Posted by ブクログ

    面白くないわけではないけれど。
    「小説」として読ませるにはずい分と弱い気がした。
    作者の思い入ればかりが書き連ねてあるような。

    それほど長いとも思えない内容なのに、妙に読むのに時間がかかった。

    が、四郎の悲しさ、そして救われた過程は沁みた。
    さりげない腐臭もGJ。

    宗教という存在を考える時、このくらいの疑問は誰しも抱くもの。
    「神はなぜ、こんなにも酷薄なのか」
    その問いに、もっとガッツリ食い込んで、読者を巻き込んで答えを抉り出して欲しかった。

    0
    2012年06月02日
  • シシリエンヌ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    欲情から始まる愛もありなんでしょう。
    行為が丁寧にかなりのページを使って書かれているけれど
    その詳細よりも結末が気になってしまって

    3/5くらい読んだ所で途中で読み飛ばしてしまいました;

    内容、結末には興味があったとはいえ
    こんな読み飛ばして適当に終わらせたのなんて初かも(笑)

    0
    2017年09月01日
  • それいぬ 正しい乙女になるために

    Posted by ブクログ

    野ばらさんの美意識が凝縮された一冊。

    可愛い表紙に油断することなかれ、なかなかにハードでございます。

    半分同感、半分引き笑い。

    そんな感じでゆるりと楽しめます。

    0
    2012年02月19日
  • 鱗姫

    Posted by ブクログ

    毒を吐いてめぐる楼子の精神がいい。いくつか意見があるように、話の筋がずれていっているように感じたので、そこが残念。

    0
    2012年01月25日
  • 下妻物語・完 ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件

    Posted by ブクログ

    殺人事件は話の中に登場するから関わりはあるものの、インパクトはあまりない。
    桃子のひねくりぶりと精神は変わらずで面白いけど、最後がな。「完」ということである程度はそういった演出が必要なことは認めるけれど、最後で桃子からずれてしまった印象を受けました。

    0
    2011年12月28日
  • シシリエンヌ

    Posted by ブクログ

    まさか、まさかの野ばらさんの官能小説。
    一度しか読んでいません。
    とてもショッキングな内容。

    身体障害を持つ少女たちがブルーフィルム(今でいう、AV)に出演するシーンがあるので、かなり好き嫌いに分かれると思います。

    最後は切ないけど、野ばらワールド流の純愛なのだろうなあと思いました。

    0
    2011年11月24日
  • ツインズ twins―続・世界の終わりという名の雑貨店

    Posted by ブクログ

    あんまりにも暗く、切ない小説。
    純愛だとは思う。

    ジェーンマープルが着たくなります。
    ジェーンのお洋服のディティールが描かれているあたりは、さすが。
    でも、主人公の女の子がジェーンを買うために援助交際してるのは、いただけない。

    夜中に読んでいて、背筋がぞーっとしました。

    1
    2011年11月23日
  • 変身

    Posted by ブクログ

    久しぶりに野ばらちゃんの本を手に取った。
    設定がなんとも面白そうだと…いったん保留。
    勢いで購入してみた。
    一気に読み終えました。
    長台詞はちょっとだけ読み飛ばしちゃった…けどね。
    美学って貫くのは、生きるうえで大変だね…って思った次第。

    0
    2011年10月24日