嶽本野ばらのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【本の内容】
時が停止したような、時流に抗うかのごときカフェーを舞台に描かれた、夢とも現ともつかない恋愛物語の数々。
互いに頑なな誇りを持つが故、すれ違い、翻弄されながらも惹かれ合う「僕」と「君」の、さまざまな心の風景が映しだされる。
あの『ミシン』で鮮烈なデビューを遂げた岳本野ばらが、自ら偏愛するカフェーを廻り、店の誕生から今に至る物語を探ってその空間に身を浸し、丹念に紡ぎあげた、香り高き小品集の文庫化。
『ミシン』以前の短編も収録された貴重な一冊。
[ 目次 ]
[ POP ]
嶽本野ばらさんは「こだわり」の人だ。
ひとつひとつの言葉を丁寧に選び、大切に扱う。それゆえ、嶽本さ -
Posted by ブクログ
少々、バランスの悪い物語のような気がしないでもないですけれども、面白く読めました。暇潰しには最適な一冊かと…もう少し、文学性みたいなものを感じられたのなら嬉しかったのですけれども、あらすじにもエンターテイメント小説! と銘打たれていますから、これでイイのかもしれませんね。
ヽ(・ω・)/ズコー
あの有名な「変身」と同じく、主人公がある朝目覚めたら虫に…というのだと例の有名な小説と同じになってしまいますので、イケメンに…なっていたのでした。
といった感じのパロディ作ですな。イケメンになって富みも名声も手に入れたのだけれども、どこか虚しさを覚える、そんな主人公の行く末は…読んでみてからのお -
Posted by ブクログ
ロリータも最近では大分認知されてはきたけれど、実際にそういう系統のお洋服を着ている人がいると目立つし好奇の目で見る人も多い。
特に田舎では非常に目立つ。自分の友人にもロリータだけでなくゴスロリ、パンク系統の服も着る子がいるけれど、物珍しさのせいか盗撮されてしまうことも少なくないらしい。
ファッションに限らず、流行から外れていたり、自分に理解できないものを受け入れられず批判してしまう人は多いし、マスコミもそういう風に報道する。
自分とは異なる価値観をどう受け入れるか、はネットの普及で様々な価値観と触れ合うことが容易になった現在では非常に重要な問題であると思う。
その為にもまずは自分自身を確立さ -
Posted by ブクログ
野ばら作品で初の官能小説だそうで、ものすごく期待して読んだ。
でもエロティシズム全開の表現は、粘膜や粘液ばっかり、
ぬるぬる・べとべと感がちょっとイヤ。
松浦理英子『親指P』の「フラワー・ショー」による
パフォーマンスには心踊るけど、
この館に住まうハンディキャップドの女優たちの仕事には萎え萎え。
「エロチカ」と「ポルノ」の違いかなあ。
この人たちの身につけるものへのこだわりは、
いつもながら見習いたいと思う。
Sabbia Rosaのランジェリーは縁がないだろうけど、
Yohji Yamamotoは好きだったな、あの時代に戻りたいな。
結末の圧倒的な不条理さには思わず言