嶽本野ばらのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
野ばら作品で初の官能小説だそうで、ものすごく期待して読んだ。
でもエロティシズム全開の表現は、粘膜や粘液ばっかり、
ぬるぬる・べとべと感がちょっとイヤ。
松浦理英子『親指P』の「フラワー・ショー」による
パフォーマンスには心踊るけど、
この館に住まうハンディキャップドの女優たちの仕事には萎え萎え。
「エロチカ」と「ポルノ」の違いかなあ。
この人たちの身につけるものへのこだわりは、
いつもながら見習いたいと思う。
Sabbia Rosaのランジェリーは縁がないだろうけど、
Yohji Yamamotoは好きだったな、あの時代に戻りたいな。
結末の圧倒的な不条理さには思わず言