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Posted by ブクログ
家に帰る時、雪が降っていたので再読。
美しすぎる書き出しに惚れてしまってからもう何度呼んだかわからないくらい大好きな一冊。
「世界の終わりという名の雑貨店」の中でお洋服の名前や土地名なんかは沢山出てくるのに、私と「君」の名前が一切出てこないという書き方に初めて読んだ時から驚かされて今となってもこの文の書き方を超える本に私は出会えていない。むしろ、物語において本当に読者と近づきたいのであれば名前を文中で出すことは野暮であるとすら思い始めてきた。確かに名前を呼ぶことは人と人との心的距離を縮めるのに大きな役割を果たしてくれる。しかし、私はこの文字を追う私たちと違う名前が呼ばれるということは寂しいことである気がしている。だからこそ、私の名前を呼ぶこともないけれど他の誰かの名前を呼ぶことのないこの本が私にとっては最も私に近づいてくれている作品だと自分勝手に思っている。
折り目正しい暴力と、永遠
強い強い執念の権化と
美しくて粗暴な存在が
奇跡的に出会ってしまう。
MILKの服の好みが
神がかり的に一致する。
エスもパンクも
未来を犠牲にして
永遠を掴もうとするのだろうか。
Posted by ブクログ
嶽本野ばら先生はエッセイと映画しか見たことが無かったのでついに小説に手が出せて良かったです。乙女のカリスマと呼ばれるに相応しい文章で惚れ惚れしてしまいました。
世界の終わりという名の雑貨店
最初ミシンが気になりすぎて、ミシンのあとに読みました。ですがこれはこれでとても良い作品でした。いきなりキスをしたシーンには少し驚きましたが、お互い好き合っていたので良かったです。「ヴィヴィアンウエストウッドを着るために生まれてきたのです」かわいいお洋服は武装のために着るものという野ばら先生の意見には共感します。最後はハッピーエンドではなかったけれどいいお話でした。
ミシン
これを読んでいる時NANAがずっと頭の中にありました。NANAが大好きな私はあっという間に虜になりました。美心と書いてミシン、なんて素敵な名前なんだと思いました。でも私が好きなのはミシンじゃなくてカサコ(ここでは名前出てきませんね)の方でした。カサコの乙女なところがたまらなく大好きです。ミシンへの執念でバンドのメンバーになれたところもすごいです。最後はすごく怖かったけど、ミシン2/カサコ があったので取り越し苦労な気分でした。
(嶽本野ばら先生の感想を書くとなんだか自然に敬語になってしまいます。)
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