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Posted by ブクログ
信頼を置いている野ばらちゃん作品。
今回は他の作品に比べてかなりハードな性描写で休憩を挟みながら読んだが、「貴方」の痛いほどの女らしさが眩しくて心を奪われた。
見返すと殆どのページが性描写。(ただし、厭らしさ<耽美)
こんな内容なのに(だからこそ?)愛してると一言も言わなかったのが最初からねじ曲がった愛だなーと思う。
「貴方」は他の人ができないことを簡単にやってのけて、他の人が簡単にできることができないタイプの人間かな。
また、最初にいた主人公の彼女も中々に大人だと思った。
プラトニックラブがあるように、性的な魅力だけを愛する愛を肯定しているあたり。
やっぱり魅力的な女の人は考えすぎて何考えてるかわからない人。
あと、野ばらちゃんお得意のメゾンの名前を並べる表現、私はあれ大好きです。
野ばらちゃんの作品を読んでいると現代でよく言われている「モテる女の子の特徴!」みたいなのがよりいっそう馬鹿馬鹿しく感じてくる。
本当にモテる「女のコ」はそんなんじゃないのにねーって野ばらちゃんと語り合いたいな。
周りの人に勧めることは絶対にしない、わかる人に分かればいい作品。
野ばらちゃん作品を一通り読んだらまた戻ってくると思います。
予想外の重いテーマです
下妻物語の作者が描く官能小説。スコポフィリア、ディスモルフォフィリア、ペドフィリア、アクロトモフィリア、アマロフィリア、ネクロフィリアと聞き慣れないアブノーマルな性癖が並ぶ。
官能小説ではあるけれど、身体障害者の生きる矜持みたいな、重いテーマでもある気がする。
登場人物の誰一人として本名がわからずじまいというのも斬新な手法だった。
そして最後の最後まで「貴女」の気持ちが理解できず、主人公の「僕」と同じ苦悩を味わうことになる。
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