嶽本野ばらのレビュー一覧

  • 傲慢な婚活

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    野ばらちゃんどうしちゃったの?と途中までは思いつつ、嗚呼、この主人公だとこうなるのかと思いなおしつつ、ご都合主義的な展開にも目をつぶりつつ、最後は何とか着地してまあまあおもしろかったんぢゃないかな。意外だったしという評価に落ち着きました。

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    2016年12月22日
  • カフェー小品集

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    元々、野ばらさんの小説は好きだったんですけれども、これはカフェーを舞台としていることからして僕の好みにドンピシャか…? と思っていたんですけれども、見事にドンピシャでしたね…!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    カフェーにはよく行くんですけれども、しかし、野ばら氏みたいにアンティークなお店には行かないんですなぁ…なんだか入りにくくて。けれども、当作品を読んで俄然行ってみたくなりました!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    基本的にはカフェーを舞台にしているとは言え、他の氏の作品のように「僕」が「君」に対する想い? とかを打ち明ける形で進みますねぇ…ま、基本、恋愛小説ですね!! 氏の作品は…。

    まあ、面白いからいいんですけれども…それにしてもカフェーもどんどんチェーン店化してきていますし、こういった、古き良き喫茶店というのもアレですね、経営はおそらく厳しいでしょうし、店主の意地で続けている部分が確実にありますよね…いずれ絶滅するのか…知りませんけれども。

    さようなら。

    ヽ(・ω・)/ズコー

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    2015年11月20日
  • 破産

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    野ばら先生、、、。
    なんか切なくなりつつ、笑いが止まらないから好きなのです。
    ヴィヴィアンウエストウッドの財布を持ってる男なんて、それだけで素敵です。

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    2015年11月11日
  • シシリエンヌ

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    詳細に描写される服装の描写といい、てんこもりの性描写といい、こんなにも過剰な文章を読んだというのに、結末にはある静けさを感じる。思い出が美しいまま残るように、「終わる」ことによってもたらされる完成。

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    2015年07月13日
  • 変身

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    美しいものを求めて生きてきたつもりが、ハンサムになったくらいで舞い上がってしまって、見栄や愛想を大事に扱うだけのくだらない嫌な人間になってしまっていたよ。
    (P.289)

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    2015年07月11日
  • 傲慢な婚活

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    阿琶炬燵、44歳。
    この男、傲慢でナルシストで自己中心的で常識がない。
    絶対友達になりたくない男だ。
    そして、友達、いや知り合いにすらなりたくないのだから、結婚相手としてはもってのほか。
    そんな男が、婚活を始める。
    そこらへんの甘ったるい婚活じゃない。
    愛だの恋だのではなく、結婚すれば相手が保証人になってくれるからだ。
    理屈ではそうだろうが、そんなのに乗ってくれるもの好きな人間がいるもんか。

    が、世界は広くてとても狭い。
    いたのだ。
    しかも20歳の美人。しかも金持ち。
    めでたしめでたし。

    とはいかない。
    本のページはまだ半分以上残っている。

    物語は映画『KILL BILL』のようなハチャメチャなのに妙に疾走感のある方向へ進んでいく。
    前半のむかつく男の話よりも、この後半のめちゃくちゃ感の方がずっと面白い。

    注目すべきは「はらちゃん」。
    彼も相当な曲者なのだ。
    彼は阿琶炬燵とは異なり、真実の愛、本当に心から愛する人でなければ嫌だという考えの持ち主。
    かなりこじらせてはいるが、夢は見れば叶うもの、かも、と思わせてくれる。

    結論。
    結婚は勢いとタイミング。
    意外と悪くないものだ、と私は思うのだが(腹立って賃貸の壁に穴開けてしまったこともあるけれど。ちゃんと修繕します....一)。

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    2015年06月17日
  • ツインズ twins―続・世界の終わりという名の雑貨店

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    続編なのを知らずに前作を読まずに読んでしまいました。

    前作を読んでいないがために、彼が何故ここまでしなければならないのかわからないですが…
    本当に彼女の言葉であるなら恐ろしいし、逃げてきた罪悪感から彼が自分で作り出した幻想だとしたら胸が痛い。

    もっと出来ることもあると思うけどしてない。
    どこまでも足掻いて足掻いてそれでも報われなかったならその選択も仕方ないけれど…病院のベッドに縛り付けて神から守ったり、叔父を探して殴りつけてやったりもしていない。

    また前作を読んだら感想もきっと変わるのでしょう。
    でも、先に読んだ人には味わえない感想なのだと思えば貴重かもしれません。
    また読んだ時に追記したいと思います。    

    この直前に読んでいたのが「アヒルと鴨のコインロッカー」で、二作も続けて【鳥葬】という言葉が出てきて驚きました。
    めったに出会えない言葉に連日遭遇って、いい言葉なら運命を感じるのでしょうが、少し怖いです。

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    2015年06月17日
  • ツインズ twins―続・世界の終わりという名の雑貨店

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    【乾いている手を潤すためだった】

    彼に影響を受けなかったとは言えない。僕がロリータに憧れたのは彼の文学のせいだったから。だけど、惨め。なりの果。でも、人がどんなに醜いのか、自身の人生を使って僕に見せてくれているのだと思うと笑える。

    せいぜい綺麗なサークルの中で、

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    2015年05月15日
  • カフェー小品集

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    【哀しみは哀れみは蓑虫は】

    所詮は、彼にとって音楽もコーヒーもお洋服も言葉も、汚らしい自分を着飾る蓑でしかなかったのだろう。

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    2015年05月15日
  • 恋愛の国のアリス プチ・エディション

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    共感することもあれば納得できないこともありましたが、すごいと思います。
    こんなに考えられることが。
    励まされた気がします。
    でも、野ばら先生少し怖いです笑

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    2015年03月13日
  • 金脈 The OILSHOCK!

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    予想外に読み応えあり…中身があるのかないのか不明ですが。
    装置の仕組みは難解?過ぎて読み飛ばしたけれど、野ばらちゃんらしさは十分で、良かったと思う。
    あとがきも、良かったな。

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    2015年02月21日
  • 傲慢な婚活

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    アーティスト気質な44歳。
    いつも自分が大事。自分のためだけに生きてる。
    そこそこルックスも良く、お金持ちのママンがいた。
    そのママンが急死して、リッチなマンションを追い出されたところから物語が始まる。

    そうだ。結婚すればいーじゃん。


    不動産屋、出版社。いろんな人間関係を難なくこなし、理想の結婚相手を捜し出す。 若くて金持ち。
    でも、フッちゃうんだなぁ・・・・ ノイジシャンとしての自分を評価してくれなかたから。
    小説家なのは、金のためなんだけど、そちらに夢中みたいだったから。
    華僑の娘だから、復讐もダイナミック。でも、ホレられてるから、話せばわかる。

    理想の相手に惚れられてるのに、一押しできない中年男。
    あー、この二人ったら、結局この距離感のままなんだなぁ・・・

    さくさくは読めないな。独特の世界観と、性格だから。

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    2014年11月23日
  • 十四歳の遠距離恋愛

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    昭和風のバンカラ青年(少年?)藤森君と、ロリータ少女仲葦さんの初々しい恋の話。
    藤森君はこれでアホなところがなければ、なかなかカッコイイのに滲み出てしまう残念感がいい。
    それを仲葦さんは「アホ」と思う冷静さを持ち合わせつつ、彼のピンチには無茶なことをしても傍にいてあげたいと純情な一面もあって可愛かった。
    藤森君の名前を聞いて即座に「ペルーの大統領?」と返すお姉ちゃんが素敵でした。
    このお姉ちゃんがポケベルに登録した「東京湾に沈める」という単語もツボでした。
    ポケベルは使ったことがないので、よく判らないけど、青春18きっぷを使い何時間もかけて会いに行ったり、電話代を気にしたり、恋愛は不自由な環境の方が面白いのかもしれない。

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    2014年11月13日
  • 傲慢な婚活

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    ネタバレ

    あまりにもメチャクチャ(笑)。
    今までで一番メチャクチャです。

    前半は、ただのワガママ傲慢ノイジストなんですが、後半からは急展開でいっきに読んでしまいました。

    友情のくだりは感激。

    黒子の親の権力、怖すぎ! 権力とかお金の怖さを知った。

    皆様は、どういった感想ですか?

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    2014年11月11日
  • ミシン2/カサコ

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    ミシン続編ということでしたが、なんだかパラレルワールドのような感覚でした。ミシンは本当に死んでいるのかも知れない、この物語はミシンの夢なんじゃないのか…と思うほどミシンは弱く、エスを夢見ていた主人公はカサコになってしまい最早別人…。

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    2014年11月06日
  • カフェー小品集

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    【本の内容】
    時が停止したような、時流に抗うかのごときカフェーを舞台に描かれた、夢とも現ともつかない恋愛物語の数々。

    互いに頑なな誇りを持つが故、すれ違い、翻弄されながらも惹かれ合う「僕」と「君」の、さまざまな心の風景が映しだされる。

    あの『ミシン』で鮮烈なデビューを遂げた岳本野ばらが、自ら偏愛するカフェーを廻り、店の誕生から今に至る物語を探ってその空間に身を浸し、丹念に紡ぎあげた、香り高き小品集の文庫化。

    『ミシン』以前の短編も収録された貴重な一冊。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    嶽本野ばらさんは「こだわり」の人だ。

    ひとつひとつの言葉を丁寧に選び、大切に扱う。それゆえ、嶽本さんの放つ言葉は、ガラス細工のように輝いている。

    「こだわり」は、けして言葉だけではない。

    「カフェー」もその一つ。

    だからこの小品集にはカフェーに対する頑なな思い入れや愛情が溢れている。

    実在するカフェーを舞台にし、店の歴史や雰囲気が紹介されながら、もう一つの静かなストーリーは展開される。

    現実とフィクションが絡みあう不思議な空気がたまらなく心地好い。

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

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    2014年08月27日
  • ハピネス

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    切ないけど、前向きな作品。思わず、感情移入してしまったので号泣。愛する人と一緒に過ごす時間が限られているからこそ、大切にしないといけないものが見えていたのかもしれない。

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    2014年05月19日
  • 変身

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    少々、バランスの悪い物語のような気がしないでもないですけれども、面白く読めました。暇潰しには最適な一冊かと…もう少し、文学性みたいなものを感じられたのなら嬉しかったのですけれども、あらすじにもエンターテイメント小説! と銘打たれていますから、これでイイのかもしれませんね。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    あの有名な「変身」と同じく、主人公がある朝目覚めたら虫に…というのだと例の有名な小説と同じになってしまいますので、イケメンに…なっていたのでした。

    といった感じのパロディ作ですな。イケメンになって富みも名声も手に入れたのだけれども、どこか虚しさを覚える、そんな主人公の行く末は…読んでみてからのお楽しみですね。さよなら。

    ヽ(・ω・)/ズコー

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    2014年03月27日
  • ハピネス

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    久々に恋愛ものを読みたくて、手にとった本。
    妊娠中のいま、生と死に対して考えることができた。
    大好きな人の胸の中で死ねたら、それはすごく、幸せだ。

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    2014年01月22日
  • カフェー小品集

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    実際にあるカフェーでの短編集。僕の話がちょっと鼻につきますが…(笑)いくつか、訪れてみたいカフェーもありました。

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    2014年01月21日