嶽本野ばらのレビュー一覧

  • 鱗姫

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    かゆい。最初と最後じゃまるで違う小説を読んでると思うくらい違う話だった。一貫して同じことを語っているのに全然違う。展開の仕方が変な意味ですごい。美意識と現状があまりにも違うからここまで肌が粟立つんだと思う。ああ、かゆい、うまい。かゆうま小説だよ。

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    2011年07月05日
  • ロリヰタ。

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    ゆるされぬ僕達をつないでくれるのは、携帯メールだけでした。たとえ「非常識」と誹られようと、汚名を着せられようと愛しく、君を想う――。インモラルな純愛小説。

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    2011年07月27日
  • 鱗姫

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    ネタバレ

    私が今まで読んだ嶽本野ばら作品の中では、比較的グロテスク色の強い作品であった。
    9割9分を読み終えるまではのめり込んで読み続けていた。
    嶽本野ばらと言えば私の中では”切ない恋愛”が多いので、そういうものを期待していたのだが、意外とあっさりと終わってしまって、あら物足りないと。
    私が勝手に期待していた展開が”切ない恋愛”であったから評価が下がっただけで、ストーリーはとても面白かった。
    絶世の美女と奇病、そして、許されぬ恋。
    グロテスクさでは乙一ほどではないが、それなりにエグいかなぁと。
    この物語に続編があるのならば、ぜひ”切ない恋愛”を期待したいところ。

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    2011年05月05日
  • スリーピング・ピル 幻想小品集

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    帯には『偏愛』と書いてありましたが


    『狂愛』であると思いました。


    怖い残酷なおとぎ話のよう。

    こんなに誰かを想って狂うなんてことがあるのかしら私にも。


    ピアスをあける快感だけは
    わかる気がしました。

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    2011年10月02日
  • それいぬ 正しい乙女になるために

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    「そうそう、分かってるじゃん!」とめちゃくちゃ共感するところと
    「なに言ってんのこいつ」と思うところのギャップが激しくて笑える。

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    2011年03月23日
  • ツインズ twins―続・世界の終わりという名の雑貨店

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    野ばらちゃんやりたい放題。
    ショッキングなシーンが多いですね。
    野ばらの女の子の描き方はぶっとんでて、哲学がしっかりしてて好きだ。
    はかなく弱く見えるけど、芯は決して揺るがない。

    ただ、「世界の終りという名の雑貨店」の続きという設定が微妙。
    「僕」の設定があいまい。

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    2011年03月23日
  • ハピネス

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    死んじゃう女の子のロリータファッションへの見解や死生観が面白かったけど、あっさりしすぎててちょっと物足りなかったです。

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    2012年07月28日
  • 鱗姫

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    読み終わりました。
    解り易く想像し易い文章で書いて下さる方でした。
    ちらほらと有名ブランド名が出てくるのも特徴ですね。

    この方の作品は短編一つと映画版[下妻物語]と本書しか知らないのですが、
    一括して美に対する執着と言うか想いが凄い強いと思いました。
    そして言葉が悪いかもしれませんが独特な考えを持った(普遍的でない)少女である事が多い様に感じました。

    他の作品も探してみようと思います。

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    2010年12月31日
  • カフェー小品集

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    一度読んだらおなかいっぱいになれる本。嫌いではないが、再読までに間が空く。若干、感情描写がくどいからだ、悪い意味でなく。

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    2010年10月21日
  • シシリエンヌ

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    エロティシズムの中にあるピュアな部分
    それはわかる人にしかわからない。

    狂ってしまいそうになるほど純情なキモチがここにあります。

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    2010年10月19日
  • シシリエンヌ

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    一人の人を思い続けるという形にとことん拘るのだなぁ。
    思いを貫く為なら別れも辞さないという強烈な女性の恋愛小説だった。

    野ばらさんの小説の中でも登場人物には一際癖があるかも。

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    2010年10月17日
  • 下妻物語・完 ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件

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     2巻は作者自ら壮大な二次創作作りました!というノリ。
     キャラクターは同じだけど、必然性や展開は相変わらずおかしい感じ……なんだけど1巻に比べれば格段にパワーダウンかな。
     殺人事件とファションと恋愛、どれを主役にしたいのかよくわからなかった。

     それにしても、この作者は2巻で完結にします!って決めていて(本人が決めたのか知らないけど)、そこが潔い。
     また完結が分かっているから遊んでいるところもあり面白い。

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    2010年10月13日
  • ロリヰタ。

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    ロリヰタ。がすきというよりも、ハネがだいすき。
    野ばらさんは、いいかたがわるいですが「なんとなくすきでよんでた」のですけれど
    ハネをよんでいらいたまらなくだいすきになってしまいました

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    2010年10月04日
  • シシリエンヌ

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     この人の小説は結構好きなんだけど、これはいただけなかった・・・。
     慎ましさが感じられないです。狙ってそうしたんだと思うけど、エロ描写がもっさりすぎて読むのに疲れます。「ぶっかけ」とか、言葉を選んで欲しいよなあと。金原ひとみの「マンコ」は許せても、この作風の場合だとアンバランス。せっかくルージュとマニキュアのくだりとかは、色っぽいのに。

     内容も近親相姦でドロドロすぎ?比較すると鱗姫の方が好き。

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    2010年09月15日
  • ロリヰタ。

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    切なくて。切なくて。切なくて。乙女の時に読んでたら、半端でなくハマってたな。
    大切なものを語るときの、この人の文章が好きです。

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    2010年09月17日
  • 下妻物語 ヤンキーちゃんとロリータちゃん

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    尼崎も下妻と同じくらいに馬鹿にされましたね。

    下妻も尼崎も、ど田舎ということで描かれているんだけれども、
    それは、東京(ないし大阪神戸)の圏内にあるど田舎、
    であって、都心から近いのに、こんなに田舎で、文化的にタイムラグがあって、というおかしさなんです。
    これが、たとえば、東北の山奥には、下妻なんぞよりも遥かに果てしなく田んぼが広がっているけど、多分この物語は成立しないでしょう。

    そのへんの、典型的な「茨城の田舎者」の本質をちゃんと掴んでる辺りがすごいですね。
    <追補>
    その後、下妻も着実に進化。
    電車で都内まで2時間半だったのが、今ではTXの開業により1時間強まで短縮。

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    2017年01月22日
  • ハピネス

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    彼も彼女も素直でかわいい。
    彼女のてつがくにも惹かれるけれど、ロリータに対する知識や
    馴染みがあまりないので、細かい描写で時折目が滑る事が。
    言葉が綺麗で、するりと読めました。

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    2010年07月31日
  • ロリヰタ。

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    ゆるされぬ僕達をつないでくれるのは、携帯メールだけでした。たとえ「非常識」と誹られようと、汚名を着せられようと愛しく、君を想う――。

    あらすじ抜粋

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    2010年06月17日
  • 恋愛の国のアリス プチ・エディション

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    野ばらちゃんのエッセイすきー(*´∀`*)

    しかし、ハードカバー発売のときから知ってはいたものの、まず題名からして私にはハードルがあまりに高く、手に取ることが出来なかった。
    最近になって、恋愛要素のために名著を遠ざける癖がもったいなく感じたため、まぁつまり、要は、勉強のために読む気になったんだ。

    野ばらちゃんは恋愛ができる人だとは知っていたし、この本でもまさに恋愛や恋愛観がはっきりと書かれている。
    もちろん。恋愛の国のアリスだもの。
    でもこの中で野ばらちゃんが語る恋は、私を傷つけなかった。
    それどころか野ばらちゃんは恋愛を語りながら、恋愛至上主義と主張しながら、恋愛できない私を認めてくれた

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    2010年06月07日
  • 下妻物語・完 ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件

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    続編があると知り衝動買い。前作に比べてパンチがないかな。桃子がより性格悪くなってるし(笑)

    でもイチゴのバカっぷりは相変わらずだし、今回は新キャラの警備員さんも加わって笑える。そこはよかった。

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    2010年05月16日