嶽本野ばらのレビュー一覧

  • 恋愛の国のアリス プチ・エディション

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    ジャケ買いでしたが何か(笑)
    後半はモロにロリ〜タな譲ちゃん向けとか自殺願望のお話は苦手ですが最後の「世界」で救われる。戦うよ私!と思う。カタイ言葉とそれをぶっ壊す言葉のバランス絶妙!

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    2009年10月04日
  • 恋愛の国のアリス プチ・エディション

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    初野ばら!衝動買いでしたがいい買い物でした。彼の恋愛感はとても共感できるし、なんといっても凄く乙女。ちょっとバイブルにしたいくらい。彼のほかの作品も読みたくなりました。むしろもっと語って欲しい!一人称の独特の言い回し、くらくらしちゃいそうな文体もかなり好みです。内容は好き嫌いわかれそうですけど。☆4.5かな。

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    2009年10月04日
  • シシリエンヌ

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    僕は身を滅ぼすでしょう。貴方のことを明かしたら。でも構わない。貴方を失ったいま、僕は魂を抜かれた抜け殻ですから。純愛と官能の極北、衝撃の長篇

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    2009年10月07日
  • 鱗姫

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    野ばらさん独特のあの文体にも慣れてきました。最後が急展開でしたがモティーフとしては好みの作品です。私としてはもっと美について考察があっても良かったのですが。

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    2009年10月07日
  • シシリエンヌ

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    2006.05. 官能小説、と言ってもいいのだろうか。下妻のはっちゃけから、やっと野ばらちゃん(なぜかどうしてもこう呼んでしまう)らしい小説だと思う。性描写が微に入り債にいり…というほど細かいんだけれど、とても哀しい物語だ。ラストは唐突すぎて、無理矢理感が残る。

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    2009年10月17日
  • 鱗姫

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    タイトルを見て「野ばら本っぽい!」と思って手に取った本。
    読み進めて行く内にじわりと手に汗をかきます。
    結末が苦手な人も居るかも知れない。そんな感じ。

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    2011年04月09日
  • ミシン missin’

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    「世界の終わりという名の雑貨店」
    ヴィヴィアンウェストウッドを纏う少女の魅力に魅せられた青年の逃避行。独特の文体と薄暗い世界観にひきこまれた。

    「ミシン」
    これはおもしろい。無茶苦茶なストーリーだが、続きが気になる。続編も読みたい。

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    2026年07月26日
  • それいぬ 正しい乙女になるために

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    すごく人間らしいね。私が通り過ぎてしまった乙女を強く感じる。歳をとってもこの感性で居続けられるのは、本当にすごいことなのだなと。

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    2026年04月17日
  • 天橋立物語 ~三年菊組ロリィタ先生~

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    京都宮津の高校に通う奈緒恵が全身ロリイタの教師大石タネに振り回される学園生活を描いた作品。

    著者の作品を読むのは初めて、ロリイタにも和歌にも詳しくないため最初は読むのに苦戦したが、内容は面白く読めた。

    世の中ってそういうものだけど口に出したらだめだよね、という暗黙の了解を無視し堂々と口に出し、やりたいことをやる大石タネにスカッとする。

    大石タネのように周りの目を気にせず自分の意志を通すことができる自由さとキャパシティが欲しい!

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    2026年03月10日
  • ミシン missin’

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    野ばらさんの作品はお初。
    好きなブランドの名が多く出てきてとても親近感がわいた。かなり癖があるので好みがわかれそうな2作品ではあるが、意外と読みやすく自然と世界観に浸れた気がする。
    個人的に『世界の終わりという名の雑貨店』が印象的で、まずネーミングが好みでセンスを感じる。
    そして上品な文章で描かれた素敵な世界観はきっと純愛そのものなんだろう。
    どちらも過激な内容ではあるが、不思議と嫌な感じもせず、メッセージ色の強い作品だなぁと。
    コアなファンが多いのも納得。

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    2026年01月28日
  • それいぬ 正しい乙女になるために

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    私が1番と考えるちょっと嫌なやつになることも乙女としてはあるべき姿で、あれこれ人の気持ちを考えすぎる自分はこのくらいの気概を持つ気持ちが良いのかもと思えた。
    ちょっと図々しいくらいの方が良いのかもなー。
    また、素敵なものに憧れるとき、それに釣り合うくらい美しくなる努力をすることなども惹かれる文だった。

    ところどころちょっとよくわからんってとこはあった。

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    2026年01月14日
  • 鱗姫

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    ネタバレ

    思ってたのと少し違った、けど面白い。
    皮膚の病気で太陽を避けて引きこもっている浮世離れした少女の話かと思っていたけれど、一応それもあるんだけど、割と現実的というか俗世と関わるんだなという印象。

    主人公の楼子の話し方がとても綺麗なお嬢様言葉で、するすると心地よく読める。だけど語っている内容がとても不穏で、しかも読者も知らないことが後から出てきたりして、一体誰を信用して良いのか分からなかった。最後の最後まで結末がどうなるのかずっと気になって、予想外にミステリアスだった。

    嶽本野ばらの作品には特徴があって、お嬢様気質の主人公が自分の境遇や趣味についての拘りを独白することと、逆にとんでもなく暴力的で低俗な下衆が主人公を脅かすことが多い。下品な言葉で恫喝したり、性暴力を加えたり。
    今回は畠山がそれに当たるのだけど、とにかく不快だった。楼子に付きまとうだけでなく、明確に危害を加えようとする。結局この時点では畠山には何の関係もない高校生だった楼子に、自分の被害妄想から、容赦なく嫌がらせをしたり暴力を振るう。
    別作品でもそうだけど、弱い者に対してむき出しの欲望を押し付ける・拒否できない相手を全力で傷付けるという行為がすごく苦手。より動物的に感じるからかな。


    鱗病に限らず、不治の病に罹るということの残酷さが分かる。治らないとは不可逆であり、自分が別の何かに変わっていくのを受け入れるしかないということ。受け入れられないから自ら死ぬ人もいる。特に楼子たち龍烏家の人間は皆容姿が整っているようで、普段から美に執着したりプライドがある分、それが失われることは怖いだろう。日暮医師の居る閉鎖病棟の人達を見てしまったら余計。

    楼子にとって叔母は良くも悪くも影響力のある人だった。確かに鱗病についての知識は叔母から聞く必要があったけれど、つかみどころのない性格の上に全てを一度に話してくれる訳でもなく、完全に信用して良いのか分からない。
    唯一信用できるのは楼子の兄琳太郎だけだったけれど、彼もまだ大学生で、重い病を抱えた楼子を救えるほどの器量はない。だから兄妹で世界を敵に回して内に閉じてしまった・・・

    最初は叔母がエリザベート・バートリーを模倣しているのかと思いきや、成り行きで楼子がそうなってしまった。バートリーのことはこの本を読むまで知らなかったけれど、この人実在したん!?と驚くほどの残虐行為を行った人物。この人にどれだけの人間が「吸血」されたのだろう。やはり権力を持つものは容易く他者を犠牲にして生き延びることができる。


    ラストの終わり方はどうなんだろう。ちょっと駆け足すぎたなというか、まだ分かっていないことがあったのに。
    叔母は何しに出かけた?楼子にどこまで教えて協力する気だった?なぜもっと早く畠山について詳しく伝えなかった?琳太郎も感染したとして、叔母や日暮医師は兄妹の関係をどう捉える?殺人はごまかせる?等々・・・

    結局叔母は謎は多いけど無実で(なんで鉄の処女なんて所持しているのかは超謎)、思い込みで叔母に追随しようとした兄妹が殺人を犯した上に近親相姦・・・
    これは幻想小説的なんだろうか、作者の趣味なんだろうか・・・?楼子(と琳太郎)が急に短絡的になって終わった。兄や父親に疑似恋愛の感情を抱く子供は珍しくないと思うけど、本当に関係を持ってしまうなんて、楼子のような狭い人間関係の中で生きていたら違和感を持たないものなんだろうか。
    叔母によって救われ、叔母によって煙に巻かれ闇堕ちしてしまった少女の話。


    時々、全く別の本なのに点と点が繋がることがある。
    解説の方が紹介していた雑誌『血と薔薇』には、創刊号に『仮面の告白』で出てきた「聖セバスチャンの殉教」の恰好をした三島由紀夫が掲載されているらしく、なんか嬉しくなって笑ってしまった。この雑誌だったのか!って。

    年を跨いで読書って、年末のよく分からない焦燥感で落ち着かないのでもうやらないw
    ✰3.9ぐらい。

    20260101

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    2026年01月03日
  • お姫様と名建築

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    誤字が多い。校正ちゃんとしてー。
    知らなかったエピソードもあり面白い。
    贅沢を言えば地図がほしい。

    後日談。法隆寺の項で紹介されていた梅原猛氏の著書を読んでから聖徳太子沼にはまりつつある。

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    2026年03月15日
  • 十四歳の遠距離恋愛

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    ネタバレ

    切ない……切なすぎる……
    今まで読んだことのある嶽本野ばら先生の作品は、ドロドロとした女心が強く印象に残っていたのですが本作はとても眩しくて後味のスッキリする内容でしたね。
    ロリータやゴスロリを見るのが好きなので、時に共感しながらふたりの恋を見守っていたのですがそうかぁ、二人の結婚式は見れないのかぁと残念に思います。
    でも十四歳のふたりが精一杯恋をして互いを思いやっていたことがヒシヒシと伝わってきて胸が温かくなりました。

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    2025年11月22日
  • ピクニック部

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    「こんにちはアルルカン」は60歳になった女性が可愛いお洋服を本当は自分のために買いたいのだけど、孫娘のだと言って買いに行く。
    わかるような気もするけど、幾つになっても自分の好きな格好すればいいじゃん、って私は思う。
    人がどう見ようが、自分のポリシーを貫くことって凄くカッコいいと思う。だから最後の行動には大拍手。
    「ピクニック部」の源治善悟郎くんはカッコいい。
    里美先輩の手紙が一番読み応えがあった。
    大吉山が気になって調べてみた。すぐに登れそうだった。ちょっと行ってみたくなった。

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    2025年10月04日
  • ミシン missin’

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    ネタバレ

    独特の世界観に引き込まれました
    耽美という言葉はこのような作品にぴったりなのかもしれない
    共感はできなかったけれど、こんな愛の形は誰にも否定することは出来ない

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    2025年08月28日
  • ハピネス

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    余命一週間の女の子とその彼氏(こっちが主人公)の話で恋愛もので性交の描写が多めである。わしは嶽本野ばらなら「金脈」とか「下妻物語」みたいなぶっ飛んだ登場人物が出てくる話が好きだなーと思いながら読んでいた。これはそのような面白系ではないけど、重めの内容だけど軽い調子で展開していく。

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    2025年08月04日
  • ハピネス

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    余命一週間、自分らしく生きたいという彼女と、彼女の望みを叶えようと支える彼氏の純愛小説。
    恋人が死んじゃうお話はいかにも泣かせる展開であまり好きではないなぁ、と思ってたんだけど、これは泣きながら読んだ。私が歳を取って感じ方が変わったのかこの小説の力なのか。
    彼女の両親が何度も登場して、親として娘の死に向き合う様子が描かれているのが涙腺を刺激したのかも。
    あとは2人がとにかく素敵で、可愛らしいカップルだなと感じたのも良かった。
    学校の先生に理解ありすぎだし両親も覚悟決まりすぎではあるんだけど、小説だからいいんだ。それで物語が美しくなってるから。

    嶽本野ばら作品を初めて読んだので、作中でのファッション用語の応酬に驚いた。はじめは驚いたのに徐々に馴染んで、ファッションも物語の大切な要素になっていく感じが不思議だった。ロリータファッションを全然知らないのに。他の作品もきっとこんな感じなんだよね?

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    2025年06月23日
  • ハピネス

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    残りの人生が短いからこそ一瞬一瞬が大切で、死を感じさせないほどキラキラした青春を過ごせた2人が羨ましいと思えた。
    普段読まないジャンルでしたが、出会えて良かったです。

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    2025年02月13日
  • ハピネス

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    初めての獄本野ばらさん作品。
    オーディオブックで聴きました。
    ロリータさんの衣装に関する描写が細かく丁寧に描かれていて素敵。
    最後は感動で泣いてしまいました。
    他の作品も読んでみたいと思いました。

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    2024年10月26日