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“乙女の聖書(バイブル)”として語り継がれた伝説のエッセイ登場! 乙女はみんな根性ワルで、お食事より悪口が好きなもの。品性を保ちつつ、ゴージャスで貴族で孤独であれ……野ばらのエレメントがちりばめられた乙女論は、ロマンチックでお上品でクラシカルで意地悪! 映画化された『下妻物語』を正しく理解するための必修教科書的エッセイ。さあ、乙女たちよ、リボンをつけて、Vivienne Westwoodに身を包み、いざ読まん!
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Posted by ブクログ
人生のバイブルのひとつ 読んだ時期が中学生だったせいか 今の考え方ひとつにしたってものすごく影響されている気がします
バイブルであり、毒薬。 大人になって改めて再読して、これはある種の少女にとっての毒だと思った。 素直な心のままに読めば少なからず影響を受けてしまう、けど影響を受けなければ生きられない人がいる。 そうして毒を呷って心に不可逆な歪みを抱えなければ生きていけない存在こそが、乙女というものなんじゃないかな。...続きを読むなんて。 そんな毒を飲み下してもなんともないほどに大人になった身で触れても、少し気取った美文に酔ってうっとりしちゃう。 人生に悩んだ女の子に禁書庫からくすねてそっと渡したい、そんなエッセイです。
「乙女のバイブル」と呼ばれた本作には、野ばらさんの美的観念が結晶のように凝固しています。あとがきで野ばらさん本文を「ペダンチック」「青臭い」などと述べていましたが、私はこの増幅系の、歪みきった野ばらさんの文章が大好きだと言うことに今更、本当に今更ながら気がつきました。 『ミシン』や『エミリー』を読ん...続きを読むで受けた衝撃、蜂蜜を嘗めるように読んだ甘美な文章、我を貫く少女たち、──「君」と寄り添い、「乙女」と寄り添ってきた数数の文章──それら全てが『それいぬ』に始まり、『それいぬ』に帰趨するのは当然のことでした。今回、ある程度野ばらさんの著作を読んでからこの『それいぬ』を読めたこと、そしてどんな姿の自分であっても、それが傍目からは歪んでいたとしても、それを貫く強さ、「根性」を観測できたこと……私は私を好きな私でありたい。私はいつまでも変わらぬ私でありたい。本書は私にとってもバイブルです。どれだけ朽ち果てていても、美しく、廓寥が静謐であり続ける廃墟となった教会で、いつまでも、いつまでも読んでいたいバイブルです。
好きです…とても。 乙女というには恥ずかしい年齢ですが、でもこの心は私のなかにもまだ確かにあります。 怒濤のように押し寄せる野ばらちゃんの美意識…その高さに憧れます。野ばらちゃんワールド。 中井英夫は読もうと思いました。弥生美術館も行ってみたいです。 キラキラでも傷があっても、美しく歪んでいけたら、...続きを読むと思います。 これからもわたしのバイブルです。
乙女の定義ってご存知? それは、意地悪でわがまま、かわいいものだけしか愛さない精神の持ち主。 生活の全てを「かわいい」で埋めつくすことによって、乙女は乙女であることに安堵します。 その「形式的」な儀式がもたらす安心感は、疲れ切った現代にこそ必要な、美しい「哲学」ではなくて? 男であっても、乙...続きを読む女。 そんな精神的ロリータになりませう。 …というのが、今までで一番うまく書けた気がするレビュー
この人の乙女論が楽しくて好きです。ものすごい根性論と暴論なんだけども。 どっかの章にあったキリストの話がツボった。
数えきれない程読み返した大好きな一冊。野ばらさんの作品の中でも一番好きかも。意地悪で残酷な乙女の為のバイブル。
野ばらちゃんのエッセイが大好きで、書籍化されているものは全て読んだ。 それでもやっぱり、これは特別。 花柄のブックカバーをかけて毎日持ち歩いているけど、そんなことしなくたってこの作品はいつも、胸の中にある。 中学生のころ、何もかもが大嫌いで信じられなかったけど、この本だけはわたしの味方だった。わたし...続きを読むは間違っていないって言ってくれた。 野ばらちゃんが青臭いエッセイと赤面したって、わたしはこれに救われたのです。
カフェー小品集と同じくらい、大切。 これを読むときに使うしおりは、押し花にした形見分けのバラの花びらか、ステンドグラスのフクロウでなければならない。という、いつの間にか決まってしまった(わたしの)ルール。
嶽本野ばらは潔癖なまでに美しいもの、かわいらしいものを好む人です。 こんなに我儘で天邪鬼な世界観に浸ってみるもの悪くはないんじゃないでしょうか。 乙女の皆さんには是非、読んでみて欲しいです。
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