【感想・ネタバレ】傲慢な婚活のレビュー

あらすじ

職業・前衛音楽家、偶に小説家。ノイズの世界ではドイツで評判が良く、「新潮」の編集者に拝み倒されて書いた小説は日本で一番有名な文学賞の候補になり、本も売れた。が、パトロンを失い、暗転に次ぐ暗転でボンビー暮らしに転落。一寸マジメに婚活したら、俺のファンだという20歳で資産家の娘が嫁にして下さいと出現。とんだハメに……『下妻物語』的コミカルで感動のラブロマンス。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

初、嶽本野ばら。
正直ついていけてなくて、かなりめちゃくちゃだと感じ、でも少しの魅力を感じているところ。他の作品も読んでみたい。

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2024年01月13日

Posted by ブクログ

主人公が根性悪で自己中。
下妻物語の桃子を思い出します。野ばらちゃんらしくて良いです。ただ、絶対結婚したくないタイプ。
ノイズミュージックのうんちくが面白かったと思います。

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2023年04月20日

Posted by ブクログ

野ばらちゃんどうしちゃったの?と途中までは思いつつ、嗚呼、この主人公だとこうなるのかと思いなおしつつ、ご都合主義的な展開にも目をつぶりつつ、最後は何とか着地してまあまあおもしろかったんぢゃないかな。意外だったしという評価に落ち着きました。

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2016年12月22日

Posted by ブクログ

阿琶炬燵、44歳。
この男、傲慢でナルシストで自己中心的で常識がない。
絶対友達になりたくない男だ。
そして、友達、いや知り合いにすらなりたくないのだから、結婚相手としてはもってのほか。
そんな男が、婚活を始める。
そこらへんの甘ったるい婚活じゃない。
愛だの恋だのではなく、結婚すれば相手が保証人になってくれるからだ。
理屈ではそうだろうが、そんなのに乗ってくれるもの好きな人間がいるもんか。

が、世界は広くてとても狭い。
いたのだ。
しかも20歳の美人。しかも金持ち。
めでたしめでたし。

とはいかない。
本のページはまだ半分以上残っている。

物語は映画『KILL BILL』のようなハチャメチャなのに妙に疾走感のある方向へ進んでいく。
前半のむかつく男の話よりも、この後半のめちゃくちゃ感の方がずっと面白い。

注目すべきは「はらちゃん」。
彼も相当な曲者なのだ。
彼は阿琶炬燵とは異なり、真実の愛、本当に心から愛する人でなければ嫌だという考えの持ち主。
かなりこじらせてはいるが、夢は見れば叶うもの、かも、と思わせてくれる。

結論。
結婚は勢いとタイミング。
意外と悪くないものだ、と私は思うのだが(腹立って賃貸の壁に穴開けてしまったこともあるけれど。ちゃんと修繕します....一)。

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2015年06月17日

Posted by ブクログ

アーティスト気質な44歳。
いつも自分が大事。自分のためだけに生きてる。
そこそこルックスも良く、お金持ちのママンがいた。
そのママンが急死して、リッチなマンションを追い出されたところから物語が始まる。

そうだ。結婚すればいーじゃん。


不動産屋、出版社。いろんな人間関係を難なくこなし、理想の結婚相手を捜し出す。 若くて金持ち。
でも、フッちゃうんだなぁ・・・・ ノイジシャンとしての自分を評価してくれなかたから。
小説家なのは、金のためなんだけど、そちらに夢中みたいだったから。
華僑の娘だから、復讐もダイナミック。でも、ホレられてるから、話せばわかる。

理想の相手に惚れられてるのに、一押しできない中年男。
あー、この二人ったら、結局この距離感のままなんだなぁ・・・

さくさくは読めないな。独特の世界観と、性格だから。

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2014年11月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あまりにもメチャクチャ(笑)。
今までで一番メチャクチャです。

前半は、ただのワガママ傲慢ノイジストなんですが、後半からは急展開でいっきに読んでしまいました。

友情のくだりは感激。

黒子の親の権力、怖すぎ! 権力とかお金の怖さを知った。

皆様は、どういった感想ですか?

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2014年11月11日

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