内田樹のレビュー一覧
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ネタバレガチガチに今の世界、成果や理由に固まってる自分を少しほぐしてくれる本。
家事や育児が本業。仕事が副業。空いた時間は神様からの贈り物(空いた時間は基本存在しない)という考え方。
そして、家事や育児は誰がやると決めず、自分がやると決める。そうしたら、残った家事はやるだけだし、誰かがやってくれたらラッキー。
あと、人と付き合うときはその人のユニークな面にだけ意識する。直すべきところとか、非難すべきところは見ない。みんなどこかにそんなところはあるに決まってるし、タイミングによって出ることもある。見ても無駄。
直感に従う勇気。理由なんてなくていい。
定期的に読み返したい本です。 -
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ネタバレ指南力のあるメッセージを発信する人は未来に保証人を求める、しかし辺境人である日本人は外部に保証人を求めてしまうために世界標準を制定する力がないという主張が面白かった。(p.99)今の政治を見ていると確かに他国の動向を受けて日本はどうするかという立場にある事が多く、唯一日本が先頭に立てそうな核に関する事柄でもあまり存在感がないのは問題というか、勿体ないと思った。
「人間が過剰に断定的になるのは、たいていの場合、他人の意見を受け売りしているときだからです。(p.119)」という意見も興味深い。でも、ごもごもして対話にならないのを防ぐために一人で考えをまとめてみる努力も必要だなと思った。
本を -
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「話」というものに対しては、その場の跳躍を最も大切にしてきたつもりでしたが、自分で思っていたよりも、一貫性とか論理性、着地点を求めていたことに気づかされました。
つまり、「さっき言ってたことと違う」「こういう話はこういう風に帰結する」といった具合に頭の中である種のレールを意識してしまっていたわけです。
でも今回は養老先生がどちらかと言うと聞き手ということもあり、内田先生が、養老先生の胸を借りる、もっというと、養老先生ならむちゃくちゃやっても大丈夫でしょ!という感じで脳内のドライブをバシバシに言語化していて、それに振り回されてるうちに、「やっぱり跳躍ってカッコええな」と思えてくる。
このカ -
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十数年ぶりに再読。
自分、自分の思索の独立性や独自性を根本から問い直す契機となる本です。
「自分こそが正しい」という感覚が少しでもある方、健全なバランスを己のうちに取り戻す処方箋は、この本かもしれません。
いろんな思想家の考え方が紹介されていますが、自分が今回最も引き寄せて理解しやすかったのは、ラカンに関する説明にあった下記の記述でした。人間の赤ちゃんが自己を認識する過程についての分析で、自分の子どもを見ていても首肯できる部分が大いにありました。
―人間は「私ではないもの」を「私」と「見立てる」ことによって「私」を形成したという「つけ」を抱え込むところから人生を始めることになります。「私 -
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バイブルすぎる!!好きすぎて買った。
騙されたと思ってこの本みんなに読んで欲しい。
今ちょうど異動して「あー自分はなんでこんなことも理解できないんだ…」とかで落ち込む毎日だったから救われた言葉が多かった。
あとこれだけ色んな角度から質問されてるのに答えが一貫しててすごいと思った。根底には「無知の知」があって。
一見難しいような感じなんだけど噛み砕いて説明してくれてるので読みやすい
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「理解できる」のはいいことです。もちろん。すごくいいことです。でも、「理解できない」というのも同じくらいにいいことなんです。
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知性の開発のためには、何かが「わかった」と思って安 -
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最終学歴のアウトソーシング化。総理大臣候補者の最終学歴がほとんど海外の教育機関。しかし、その様な留学ができるのは資産のあるものだけ。いや、その格差を維持するためには国内の教育期間に資金をつぎ込み、彼らの立場を脅かす者が出てこない方が良い。日本の教育予算が貧困なのも頷ける。
この組織は何のためにできたのか。この事が忘れられて、組織の運営・維持のみが優先される。そうすると「組織マネジメント原理主義」に陥るが、この場合、最も組織を効率よく動かせるのはトップダウン方式。しかし、このトップダウンが上手く行きのはトップに「賢い人」が立つのが必要条件だが、「組織マネジメント原理主義」ではそうはならない。権力 -
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ものすごく良い本。
中学生と高校生の息子にどうかと思い、渡す前に自分で読んでみたのだが色々考えさせられる良書だった。確認のつもりだったので急いで読んでしまったが、いつか時間のある時に参考に挙げられている本なども含めてゆっくり再読してみたい。
…が!うちの子には難しすぎるだろうなあ、とも思った。言葉使いが、とかではなく、この本の立てている問いが根源的すぎるというか。
ピアノのバイエルを勉強している人に、「そもそもどうして鍵盤を弾かなきゃいけないんですか?プリペアドピアノってのもありますよ」って言ってるような感じ。いや、でも、そういうとこから真に革命的なピアニストが生まれるのかな…。
あ -
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思想家であり武道家である内田樹さんの考えには賛同できるものが多い。
今の日本社会は何かおかしい。
この新書は、内田さんがこれまで書いてきたコラムを集めたもので、
★「観光立国」という安全保障
★「最終学歴がアメリカ」を誇る、残念な人々
★ 加速する「新聞」の落日
★「食糧自給率」が低い――その思想的な要因
★ 第二期トランプ政権誕生の「最悪のシナリオ」
★ 民主政の「未熟なかたち」と「成熟したかたち」
★「自民党一強」の終焉
★ 100年後に残る都市は「東京」と福岡のみ
などなどが取り上げられている。
まえがきで内田さん自身が書いているが、「救うには」とは書いてあるが、
その処方箋は書いていな -
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これもまた読んでよかった。
30代の刑部さんという編集者の質問に答えるという形で書かれた「老い」ということにまつわる12のエッセイ。
内田さんの話は、内田流の「こじつけ」(褒めてる)が特徴だと思うのだけど、その「こじつけ」がオリジナルで、そして、とてもいい。
もっとこじつけてください!と、説得される心地よさに身を委ねる読書(褒めてる)。
寝る前に少しずつ読んだせいで、納得できる〜という感慨だけ残って、あまり記憶に残ってないのだけど笑、11章の少子化については、記憶に新しいだけでなく、内田さんがよく書かれていることなので、ここに書き残しておこうかな。
「2022年のデータ(WBGによる)によ -
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とても面白い本だった。
読んでみて、内田さんが「集団としての知性をいかに高めるか」を非常に重視していることが改めてよく分かった。そのためには、個々人が“ペンディングする力”、すなわち目の前の違和感やモヤモヤを即座に解消しようとせず、抱えたまま読み進める忍耐力を身につけることが重要だと説いているように感じた。ある時ふと、そのモヤモヤがひらけるように昇華される——そのプロセスこそが学びなのだ、と。
(余談だが、内田樹さんと言えば、学生時代の現代文テストで頻出の“手強い存在”という印象が強く、何度苦しめられたか分からない。しかし大人になって改めて読むと、その思考の面白さや懐の深さにようやく気づき -
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10代向けにフリガナを多用した本だが、これは大人にも十分読み応えがある。
というか、ここまで考える大人はいないだろう。
表紙、タイトルの雰囲気からもっとおちゃらけた本だと思っていたが、
とんでもない。
深い。重い。そして的を射ている。
日頃の私の問題意識にぴたっと当てはまっている。
なんでこんなタイトルにしたんだろ。
最初に私が思ったような軽い感じで読み始めたら、離脱者続出だろう。
しかししっかり読み進めば、日本の病巣を抉り出すような内容。
タイトルって難しいよなあ、、、
さて本題。内容。目次はこう。
■PART 1.謎ルールに従ってしまうワケ
第1章 他人に振り回される私たち
ルールま