赤川次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
久しぶりに読んだ。
ユーモアミステリーと呼ばれるだけあって、軽い文体で犯罪の陰惨さを感じさせない。プロットの組み立てが巧みで結末が気になって読み進めてしまう。
台詞が多めで情景描写が少ないため、文学作品としては軽く見られると思うが、個人的には素人が動画を編集して世界に公開する時代に文章の情景描写はダルい。物語の骨子が理解できればこれくらいのシンプルさのほうが良い。
書かれた時代は昭和末期だが、令和の時代の方がマッチするかもしれない。
ただ、登場人物たちが犯罪をおかす動機が突飛な印象も強いので、リアリティーは無いかもしれない。漫画的。自分の脳内では藤子F不二雄の絵で再生された。
●サラリーマン -
Posted by ブクログ
【読み終わって感じたこと】
秘密にすることは、一概に良いとも悪いとも言えない。ある人にとっては知らない方が良いことも、ある人にとっては知っておくべきことだったかもしれない。秘密に対してどう向き合うべきか、考えさせられる本だった。
【印象に残ったシーン】
棚橋が老人の正体だったと気づいた場面。あっと驚かされたし、短編集の中で1番意外性があったのでおもしろかった。
【好きな言葉】
「本当に罪なのは、未婚のままで子供を作ることじゃなくて、愛情を知らない子供にしてしまうことの方だって」
素敵な言葉だなと思った。子供に罪はない。その本質を突いた言葉が、心に響いた。
【こういう人におすすめ】
・短編