赤川次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
秘密を一つの共通点としておさめられている短編集。どんなに近しい関係だって、秘密はある。そこから生まれる話。
どの話も背景としては一応日常の延長上にありそうな設定で、登場人物が事件をどう処理していくかというところ。とはいえ、すごくお金持ちかすごく借金があるかどちらかは必ずおり、かといえばこんな人いないだろう!と思う人もいたりで日常系かどうかは怪しいところ。だが、必ず最後にオチがあるので安心して読める。
余談だが解説中に、少女の心情を描くときは作者の筆が冴える、的な記述があるが、私がその少女と呼べるぎりぎりの年のころにこれを読んだときはちっとも面白いと思えなかった。なので「大人が想像する❨理想と -
Posted by ブクログ
ネタバレ【あらすじ】
体育の日に川に落ち、一度死んで「あの世」から生き返った16歳の高校生・笹倉里加。目をさますと、遠くの出来事を見聞きできる、ふしぎな「力」が備わっていた。自分を川に突き落として殺そうとした犯人はいったい誰か?「力」を駆使して真実を突き止めようとする里加に、単身赴任する父の不倫、先生を慕う妹の恋心、ボーイフレンドの一家心中、担任教師の秘密など、つぎつぎと問題がふりかかる。クラスメイトの売春事件の陰にはクスリを扱う危険な組織が見え隠れし、友達を励ますはずのパーティでは銃声が…。泣いて、笑って、恋をして、ふしぎな「力」で解決します。
【感想】 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの人のミステリってテンポも良くて面白い。……結末を除いては。
途中までは夢中になって読むのに、最後の最後で何か足りないというか、違和感とかモヤモヤが残っていまいちスッキリしない。
・同僚の先生がしていることって殺人未遂なのに、ごめん一言であっさり解決するのが謎。というか甘くない?
・元婚約者が結局いい人なのか微妙。恋愛に関しては余韻もなく、その後どうなったのかも分からずじまい。
・証言や罪の告白などを打ち明けられるのがことごとく主人公だけ、という違和感。主人公が聞いたこと→刑事に話すっていう流ればっかりで、普通だったらうまく行き過ぎというか、逆に疑われないのかこの主人公?
・女子生徒の父の