赤川次郎のレビュー一覧

  • 死体置場で夕食を

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    赤川次郎氏によるノンシリーズの佳作。若い夫婦が新婚旅行中に雪山のロッジに迷い込んでしまう場面から始まる。一夜明けて妻が目を覚ますと宿泊客たちの姿は忽然と消えており、死体だけが残されていた。彼女はスキーが不得手な夫を残したまま救助を求めて脱出するも、警察を連れて戻るまでの間にロッジが焼失してしまい……という話。赤川氏らしい軽妙な文体は読みやすく、ロマンスを感じさせる展開も。
    本作の特徴は「犯人が殺人のためにトリックを用いる」のではなく、「被害者たちがある目的のためにトリックを駆使している」ことである。それによって事件の状況がいっそう不可解になり、読者はヒロイン・芳子や刑事・瀬川と共に大いに首をひ

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    2018年08月20日
  • ふたり(新潮文庫)

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    事故・暴漢・倒産・いじめ・病気・浮気…。どこの家庭にも起きうる不幸。最初こそ危機を助けたけど、姉の幽霊の存在意義って…ただの話し相手?

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    2018年08月10日
  • 神隠し三人娘 怪異名所巡り

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    赤川次郎さんは読みやすく好きなのと表紙が好みなので読み始めました。シリーズですが、1話読み切りタイプなので単独でも楽しく読めると思います。
    霊感をもったバスガイドさんが色んな事件に出会い解決してくストーリーです。
    ドラマ化もされたのかな?

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    2018年07月11日
  • 友に捧げる哀歌

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    伏線(本線?)が入り乱れていて、頭に入るまでは大変だった。
    ーーー
    神尾はるかはM大学の新入生。入学式で、幼なじみの浩子によく似た学生とすれ違い、思わず「浩子?」と声をかけてしまった。しかし、その学生が浩子であるはずがない。浩子は十数年前に故郷の村で行方不明になったままなのだ。
    浩子が行方不明になった時、村の大人たち全員で捜索したが、ついに発見することができなかった。その後、村にはダムが建設されることになり、浩子の失踪の謎とともに村全体が湖の底に沈んでしまったのだーー。
    十数年の時を経て、失われた村の秘密が遥かの前に姿を現しはじめる。哀切なサスペンス・ミステリー。

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    2018年07月23日
  • おとなりも名探偵

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    安定の面白さ。
    〈幽霊〉シリーズを読むのは初めて。
    「晴れ姿三姉妹」は読んだことあった。
    ーーー
    二十五歳の女性ピアニストが巻き込まれたトラブルの解決に、片山刑事らが奔走する〈三毛猫ホームズ〉シリーズの「三毛猫ホームズの殺人協奏曲」、〈天使と悪魔〉シリーズの「天使の寄り道」、〈三姉妹探偵団〉シリーズの「晴れ姿三姉妹」、〈幽霊〉シリーズの「幽霊親睦会」、〈マザコン刑事〉シリーズの「マザコン刑事の大晦日」と、赤川作品の人気キャラクターが一冊に大集合!
    あの名探偵たちが活躍する、豪華ラインナップの作品集。

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    2018年06月30日
  • 三毛猫ホームズの犯罪学講座

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    F学園大学の裏手にある女子学生会館の非常階段から男子学生・春日が墜落死した。その夜、警視庁の片山刑事の自宅に「春日は殺された」という不審な電話が。翌日、片山は課長の代役で、なんとF大で三日間の特別講義をするはめになる。その二日目、議義の最中に、天井から鎖でつるされた女の子の死体が下りて来て…。

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    2018年06月10日
  • マザコン刑事の逮捕状

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    すいすいすーいとよめた。
    お母さんつよい。
    3人の関係もいいなあ。こういう関係を築けるのいいなーとおもった

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    2018年05月30日
  • 昼と夜の殺意

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    澄音の行動は信じられないけど、韻子が幸せになれたなら良かった。
    いつもどおり爽快なテンポと安定の面白さ。
    ーーー
    水城澄音(すみね)と韻子(かずこ)姉妹は、母に厳しいレッスンを強いられつつも、ピアノとふぁいおりんの天才少女と呼ばれていた。だが二人の性格は真逆! 自由奔放に恋をする澄音に対し、韻子はおくてで姉には驚かされてばかり。ある日、母の勧めで韻子は音楽界で有名な上尾浩三郎に師事する。それは不幸の始まりだった。上尾の愛人だと言われ、学校では友人に避けられる。そんな時に不思議な青年が現れーー。

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    2018年05月30日
  • 牡丹色のウエストポーチ~杉原爽香四十四歳の春~

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    爽香もすでに44歳。周囲で亡くなる人も出てくるし時は確実に進んでいるんだなと思いつつ、このワイドショー並みの事件簿は変わらないわけで。ここまで来ると習慣のように読むようになったなぁ。

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    2018年05月12日
  • 招かれた女

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    千街版”ミステリマストリード”から。先に読んだ”マリオネットの罠”はいまひとつだったけど、その推薦文の中で本書のことが触れられていて、『他に例を見ない後味の悪いエンディング』的内容紹介につられ、それは是非ってことで入手。相変わらず文章そのものに凄みはないし、会話の退屈さもまあこんなもん。で、大いに期待した後味の悪いエンディングも、”それだけ?”程度。アッちゅう間に読めるとはいえ、結末だけ教えてもらって『あ、そうなんだ』で済ました方が良かったかも。残念。

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    2018年05月07日
  • いつか他人になる日

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    「いつか他人になる日」
    三億円。


    560作を超え、累計発行部数3億部も超え、未だに新作を書き続ける赤川次郎氏。全ての作品を読みきることは不可能(三毛猫ホームズシリーズだけは、押さえたいところだったが、これも道半ば笑)だが、ちょこちょこきになる題名やあらすじのものは読んでます。


    本作は、5年前悪名名高いN電工から3億円を無事に盗んだ早坂を始めとする5人の共犯者が、お金を分け合うところから始まります。見知らぬ他人同士になるという誓いの下、各々の生活に戻って5年後、未だに早坂達は捕まっていない。しかし、ある日、早坂の会社の前でバイク事故が起きた。その被害者は、早坂と一緒に3億円を盗み出した

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    2018年05月06日
  • セーラー服と機関銃・その後 ──卒業──

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    安定の面白さ。
    セーラー服と機関銃シリーズを読んだ記憶がないから、今度手に取ろうと思った。
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    山間の村に単身赴任していた柳沢は、8年ぶりに東京の我が家へ帰ることに。家族との再会を楽しみにしながら列車に乗ったーーが、なぜか女子高生・佐知子が付いてきた! 柳沢に淡い恋心を抱く彼女にとっては「駆け落ち」らしいが、放っておくわけにもいかない。しぶしぶ一緒に東京を目指すが、道中はさらなる厄介な”追跡者”も現れトラブル続出。はたして、柳沢は家にたどり着けるのか。男女の想いが交錯する、おかしくてちょっと切ないロード・ノベル。

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    2018年03月18日
  • 吸血鬼の誕生祝

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    いつも通りの軽快さで面白い。
    安心して読めるので好き。


    正統な吸血鬼であるフォン・クロロックとその娘のエリカは、ある日、住宅街で少年に助けを求められる。現場では、窓からソファが飛び出す大惨事!!少年に事情を聴くと祖父が大暴れしているという。常人離れした力で暴れた祖父はそのまま行方不明になり…。表題作の他、『吸血鬼は化け猫がお好き』『明日はわが身と吸血鬼』の2編を収録した大ヒットシリーズ最新作!

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    2018年03月11日
  • 三毛猫ホームズの回り舞台

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    ネタバレ

    シリーズ50弾。

    残りの弾数が少なくなってきたシリーズですが、最近は新書で1年1冊出ていて残り2編あるので、まだ2年は楽しめそうです。
    相変わらずのレギュラーメンバーの安定感で物語は進みますが、児島のおばさんは出てきませんでした。
    前から気になっていた点として、「ケータイ」という表現は「スマホ」に変えるべきのような気がしますが、編集者は大御所作者にアドバイスしないのかなぁ。
    で、ミステリー部分ですが、犯人は完全に自分の読みが外れましたが、このシリーズはトリックやアリバイなどで犯人が絞られる本格ミステリー路線から外れて久しいので、だれが犯人でもおかしくないと思います。
    それよりも、最近のパター

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    2018年03月10日
  • 三毛猫ホームズの回り舞台

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    2018017

    三毛猫ホームズシリーズ50作目。劇団での事件に片山と晴美、三毛猫のホームズは関わって行くことに。

    テレビや劇団の華やかな舞台に憧れる女の子たちが作中に登場します。ネットやAKB何かの影響でその敷居は年々下がり、その世界の裾野が広がっている気もします。

    赤川次郎さんの作品は、すごい深みがあるという訳ではないけど、変わらない清涼剤という位置付けのような気がして安心感があります。登場人物たちの生活スタイルが、変わっていないこともあるかも。片山刑事は少し偉くなった様な気はしましたが。

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    2018年02月12日
  • 忘れられた花嫁

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    ネタバレ

    大学生の明子はアルバイト先の結婚式場でウエディングドレスを着た女性の死体を発見する。彼女は自殺なのか殺されたのか真相を探るべく結婚式場の社長の依頼のもとで事件について調べることになる。関係者の家に事情を聞きに行ったり、タクシーで前の車を尾行したりするうちに売春組織の存在を知る。かなり刺激的な毎日を送る彼女にドキドキ、ハラハラさせられました。

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    2018年02月01日
  • 三姉妹探偵団(1)

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    三姉妹みんなが魅力的。
    娯楽小説とライトノベルとの間の作品なだけある。

    どうしても時代を感じてしまう。
    携帯電話が普及したことで、
    どれだけのミステリーが消えたのだろう…

    そして表紙、以前のものも選べるといいのに。。

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    2018年01月25日
  • 落葉同盟

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    ネタバレ

    学生時代の憧れから数十年たっても憧れの人を助ける為立ち上がったおじさんたち。一人一人は微々たる力でも協力して悪に立ち向かう。今回も楽しく読めました。

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    2018年01月02日
  • 名探偵、大行進!

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    今まで知らなかった名キャラクターが結構いて、そのことに驚いた。
    昔のものも多いのに、今と全然変わらずどれも読みやすい。
    ますます赤川次郎作品を読みたくなった。
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    数えきれないほどのベストセラー作品を生み出してきた赤川次郎。それを支えるのが多くの名キャラクターたちーー。
    作家生活30年を記念して、シリーズ・キャラクターの短編を網羅する規格の第2弾。〈大貫警部〉〈マザコン刑事〉〈三姉妹探偵団〉〈花嫁〉〈こちら、団地探偵局〉〈華麗なる探偵たち〉シリーズを収録。ますます冴える筆致。思わずうなる面白さ!

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    2017年11月16日
  • 森がわたしを呼んでいる

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    父を亡くし、母と暮らす中学生の佐知子。真夜中に激しい地震があった翌々朝、自宅の周囲には突然、深い森が広がっていた。折しも母は仕事で海外へ。ひとりぼっちの佐知子に次々と迫る危険な影は、森の誕生の秘密と関わっているのか。そのとき、追い詰められた佐知子の耳に、亡き父の声と鳥の羽ばたきが聞こえてきたーー。生と死が交錯する不思議の森の新奥で佐知子が出会ったものは。

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    2017年10月17日