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介護施設に入所中の父を支え懸命に働く亜紀と、権力者の父の元で安穏と暮らす健司。二人の偶然の出会いと、亜紀の父浩介が偶然テレビに映った「死んだはずの男」湯浅を見たことから、運命は動き始める。十数年前の湯浅の死に父の重治が関わっていたと知った健司は、亜紀と事件の真相を追うが、二人の前に公権力の壁が立ち塞がり……。今の世に問う、渾身の社会派サスペンス! 第50回吉川英治文学賞受賞作!
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Posted by ブクログ
面白かった! 自分的再ブームが来そう(^^) 相変わらずの人物設定なんだけど,映像を見ているような文章に「変わらないなぁ」と嬉しくなった.
30年前の小学生高学年〜中学生の頃に本当に赤川次郎に嵌って、100冊以上読んだのに、それっきりずっと読んでなかった。昨年くらいからまた小説を読み漁り始めて、本当に久しぶりに赤川次郎が読みたくなり、吉川英治文学賞受賞という比較的最近の作品があることを知り、早速読んでみた。 500ページ以上の長編であ...続きを読むるのに、相変わらずスラスラと読めるのはさすが赤川次郎。流れるように読めるとはまさにこのこと。 赤川次郎作品に出てくる主役の女性の雰囲気もあまり変わらず、時々出てくるメールだPCだに30年の経過を感じるが、基本的にはあの頃と変わらず楽しめた。めくるめく、飽きずに進められるのだが、あれあれは伏線ではなかったのかとか、意外とあっさりな展開に、社会的な問題を扱ってるのでもう一捻り欲しかったな。 そしてあの主役の2人は普通、恋に落ちないよなー。それは30年の経験による感想。いい意味でもそうでない意味でも、読み易すぎるんだな。社会派作品として読むよりは、いつもの赤川ミステリーとして読みましょう。
要注意人物などが徹底的に監視され、国のために抹消される。一見、民主主義だが実は管理された社会を描いた近未来小説。 600ページを超える超長編だが、文字数が案外少ないので、さくさくと読み終えた。
初めて赤川次郎の小説を読みました。内容に重厚感がなく、あまり細かい設定や描写説明がないので、すらすら読めます。 決してつまらないわけでは無いのですが、ワクワク感もドキドキ感もない話でした。 現実社会の話ではないということを知らずに読んだため、終始現実離れ感を持って読むことになったのも残念な点。 た...続きを読むだ、そうでなくても突っ込みどころは多くありました。 可もなく不可もなし。
2018年(発出2015年) 625ページ 近未来の日本。そこは、権力が危険分子を監視し、抹殺する恐ろしい社会だったーー 過去に反戦運動のリーダーだった父親を持つ24歳の永沢亜紀。父の浩介は脳出血で倒れ現在介護施設にいる。生活は苦しくとも懸命に働き父と母を支えている。父の浩介が介護施設でTVを見...続きを読むたあとに発作を起こした。浩介が発した「ゆあさ」という言葉。「湯浅」は過去に浩介が殺人の疑いをかけられた『死んだはずの人間』だった。一方、大学生の生田目健司は何不自由のない生活を送っている。父親は元検察官の生田目重治。亜紀と健司はある出来事をきっかけに出会い、健司は父の重治が公権力側の人間として永沢浩介を陥れ、そして湯浅の死に関わっていたことを知る。亜紀と健司はともに事件の真相を追うことに…… 分厚い本でしたが、さすが赤川次郎さん、とても読みやすかったです。ユーモアミステリーのイメージが強いのですが、このような社会派サスペンスを読むのは初めてです。気になったのが、登場人物の掘り下げ方が浅く、伏線を回収していないところです。他の方のレビューを読むと、多くの方が同じ感想を抱いているようですね。 国家権力が、反権力運動や思想をコントロールするために、謀略、抹殺などを平気で行うところが恐ろしいですし、日本もいずれそのような国々と同じになってしまうかもしれません。明るい希望のある未来を期待したいですね。
高橋源一郎の飛ぶ教室に出演されていたのをきっかけに、40年ぶり。 若い頃は、夢中で読みふけっていたことが懐かしい。 今現在の活動、発信をしていることも知らなかった。 そして、2015年発売のこの本を読む。 8年進んだ現在や想像する未来に向けた続編を、是非今また書いて欲しいと切望する。
500ページの長編だけど会話も多くてスラスラ読めた。国家権力の闇をめぐるサスペンスで面白かったけど、伏線が多い割に回収されないので「あのエピソードは何だったんだろう…」と消化不良になってしまった部分があったり。
吉川英治文学賞受賞作で、渾身の社会派サスペンスとの謳い文句に、数十年ぶりに赤川次郎作品を。 著者の特徴である、情景描写が少なく会話主体の文体ゆえ、文庫本617頁の長編であるが、たちまち読み終えた。 ストーリーは、市民は自由を奪われ、「暗黒の中世」とも呼ばれる警察国家が管理する近未来が舞台。 そこでは...続きを読む要注意人物の顔はすべて登録され、監視カメラが張り巡らされ、マスコミに警察や検察の言うことに反抗する者はない。 そんな兆候が萌し始めたことを危惧する著者が、現代日本人に警告する意図で、著したのだろう。 同時に、若い人々に「あなたの未来は変えられる」と呼びかける希望の物語という、著者の思いがあるからか、あまりシリアス感は感じられなかった。
ひどい。こんなに荒唐無稽でいいの? とあるページで「そんなわけねえだろ!」と思わず突っ込んだ。2012年ごろからの雑誌連載だったようだが、携帯電話の呼称がすべて「ケータイ」なのもすごく違和感あった。俺たしか2010年冬にはiPhone4にしてて、それでも遅い方だった記憶ある。そのころ「スマホ」と呼ん...続きを読むでたかは疑問あるが。
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東京零年
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赤川次郎
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