赤川次郎のレビュー一覧
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購入済み
懐かしくて読んでみた
若いころは赤川次郎が好きでよく読んだが、今はぜんぜん読んでいない。
安くなっていたのでたまにはいいかと、表紙にひかれて呼んでみた。
読みやすく簡単に読み終わる。なんともすっきりしないラストだった。
コメディー系のほうが渡し向きかな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレたまにある偶然。
読み終わったばかりのねじめ正一の『荒地の恋』の主人公と同じく、この主人公もお酒を飲まないし、治子という女性も出てきた。
色々な伏線が引かれていて面白かった。
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尾田和成は二十年以上の刑事生活にピリオドを打ち、<K探偵社>に再就職することになった。そこでの初仕事は、小学生の塾への送り迎えーー通称<赤頭巾ちゃんサービス>。元刑事の尾田にとっては簡単な仕事のはずだったが、一瞬のすきをついて大富豪の一人娘・美音が誘拐されてしまう。しかも、美音の父親・高田には、十二年前の殺人事件の容疑がかけられていてーー。
過去と現在の様々な事件と人間関係が交錯する、極上のサスペンスミステリー。 -
Posted by ブクログ
ネタバレなんか……一言でいうと、なんとも言えない作品だった。それなりに面白いんだけど、ところどころしっくりこない。
あんまり救いがないというか、短編だからサラッと読みやすいけれど、どのお話もちょっとモヤモヤする。登場人物にまともな"普通の人"がいないのと、いまいち感情の変化にリアリティーを感じられないのが一番のモヤモヤかな。
『消えたアイドル』は、ストーカー気質があり思い込みの激しい、自分を傷つけてこようとした人に、そこまで同情&行動できるか?と主人公が謎すぎた。
オチ、というか終わり方が最も腑に落ちなかったのが、『見知らぬ恋人』かな。ぶっちゃけ無理心中して殺そうとしてきた相手に -
Posted by ブクログ
事件の動機なんて犯人にしか本当のところはわからない。
淳子も片山たちもあれこれと想像をめぐらしていくが、捜査は思うように進まない。
卒業論文に取り上げた事件が原因なのか、それともまったく思いがけない動機があるのか。
たいがい事件に至るきっかけなんて他人にはどうでもいいことが多い。
それにしても、犯人の身勝手すぎる・・・っていうか迷惑千万な・・・動機には驚いた。
思考回路の中心がすべて自分が起点になっている人間は、どうにも怖い。
もしかしたら犯人では?と疑われていた淳子が、花嫁の命を身を挺して守ったことで状況が変わった面もある。
彼女の咄嗟の行動が彼女の人柄を知らしめ、結果的に間違った捜査の線を -
Posted by ブクログ
しばらく続いたヨーロッパ編の最終話。
スイスまでやって来た片山一行だったが、早々に転落しそうになった日本人女性を助けるはめに。
片山としては当然のことをしたまでなのだが、どうやら相手にとっては「命の恩人」ということになるらしい。
殺されたのであれ、自殺であれ、残された家族の悲しみや怒りは計り知れない。
誰かのせいにして、誰かを憎まなければ、生きていけないことだってある。
大切な人を守るため、二度と後悔をしないために成された決断は、大胆だけれど哀しいものだった。
このシリーズの最大の魅力はそれぞれのキャラクターにある。
片山兄妹、石津、そして我らがホームズ。
刑事としてはいまひとつでも人間として