赤川次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
四字熟語シリーズ ベストセレクション
・第一話 起承転結殺人事件
・第二話 人畜無害殺人事件
・第三話 公私混同殺人事件
・第四話 流行作家殺人事件
捜査一課の問題児・大貫警部とコンビを組む井上刑事が、難事件に挑むシリーズ。
90%は捜査の邪魔かサボる大貫警部だが、絶妙なタイミングで登場したり、発言したりして、井上刑事たちに事件の解決の糸口をつかませる。
謎の多い大貫警部の活躍に目が離せない。
大貫警部は筋の通ったキャラで面白いです。
もっと非現実的でもいいから、転んだ拍子に証拠を見つけちゃうなど、偶然のお手柄なんかもあっても良いかなと。 -
Posted by ブクログ
吉川英治文学賞受賞作で、渾身の社会派サスペンスとの謳い文句に、数十年ぶりに赤川次郎作品を。
著者の特徴である、情景描写が少なく会話主体の文体ゆえ、文庫本617頁の長編であるが、たちまち読み終えた。
ストーリーは、市民は自由を奪われ、「暗黒の中世」とも呼ばれる警察国家が管理する近未来が舞台。
そこでは要注意人物の顔はすべて登録され、監視カメラが張り巡らされ、マスコミに警察や検察の言うことに反抗する者はない。
そんな兆候が萌し始めたことを危惧する著者が、現代日本人に警告する意図で、著したのだろう。
同時に、若い人々に「あなたの未来は変えられる」と呼びかける希望の物語という、著者の思いがあるからか、 -
Posted by ブクログ
物語がきちんと1年ごとに進んでいるのである意味、風物詩感覚で読んでしまうシリーズ。相変わらず爽香の事件の遭遇率は高いのだが(コナンくんほどではないが)今回は誘拐事件絡みで遭遇。まさか刑事に頼りにされるほど有名になるとは。その辺りはかなりツッコミどころがありますが、いつものことなので長年の読者にはスルー耐性があるのではないかと。でもラストはやっぱり悲しかった。最初からリアルタイムで読んでいるからこその悲しみなのかな。本当に年齢を重ねていることを実感。これからも色んな出会いと別れがあるんだろうな。ついでを言うと最後の解説のシリーズ説明は頑張ったな~と思った。5分で読める爽香全シリーズというところか