暗黒街の吸血鬼（吸血鬼はお年ごろシリーズ）

赤川次郎

駅のホームで、突然見知らぬ男たちに囲まれたクロロックとエリカ。黒のマント姿といういかにも怪しい格好のために、人違いされてしまったのだ。彼らが探していたのは、恐ろしい復讐心を燃やす父娘らしいのだが……!? 暗黒街の掟に立ち向かう、正義の吸血鬼父娘が大活躍！ 表題作のほか『吸血鬼は時給八八〇円』『吸血鬼の祭典』の２編を収録した、〈吸血鬼はお年ごろ〉シリーズ第15作！

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内ミステリー
• 出版社: 集英社
• 掲載誌・レーベル: 集英社文庫
• シリーズ: 吸血鬼はお年ごろシリーズ
• ページ数: 224ページ
• 電子版発売日: 2016年08月05日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

表題作が893絡みの事件だったけど、家族ぐるみで殺されそうになり妻を亡くし復讐に燃える松宮にクロロックとエリカの正義感が伝わってきた
結末はどの作品もハッピーエンドになれたかな

吸血鬼は時給880円だと、吸血鬼のエリカがバイトで吸血鬼の子仮装するのw
本人気まずいんやろうなと…

どこいっても殺人事件に巻き込まれすぎなんよ

[ブクログ · ★★★☆☆]

相変わらず吸血鬼が主人公ということもあってファンタジーちっくなところもありつつ、ミステリー要素もふんだんに織り込まれてて楽しめた
エリカたちのバイトの時給880円って当時にしては相当高いんじゃないのかなと関係ないこと思ったり…

暗黒街〜のラストはびっくり
まさかクロロックがヤクザの親分？になるなんて…
自作ではクロロック商会みたいにお話に活かされてたりするのかな？

[ブクログ · ★★★☆☆]

今回も楽しく読めました。クロロックとエリカの活躍で事件が解決。現代に生きる吸血鬼というファンタジーな設定、好きです。