【感想・ネタバレ】落葉同盟のレビュー

あらすじ

国会議員のスキャンダルを追っていた松橋泉は、身に覚えのない殺人容疑で逮捕されてしまう。一人戦うことを決意した泉の娘、奈美の下に、高校時代に泉のクラスメートだった4人の中年男が集まった。今では、みな会社でも家庭でもトラブルを抱えた「濡れ落葉」。しかし、泉の無罪を証明するため、彼らは「落葉同盟」を結成した! きっと、誰でも、誰かの役に立つことができる――。懸命に生きる大人たちへの応援歌。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

落葉同盟は4人の中年男性の理想の女性に対する哀歌です。
赤川次郎による、赤川次郎のための、赤川次郎の憧れの人についての同盟のようです。
赤川次郎の日頃の思いが綴られている。

冴えない男でも、思いは貫けることを証明しようとしている。
赤川次郎の純粋で、透明感のある憧れがあふれている作品です。

この作品だけを読んでいると,やや男性に都合がよい、女性の描写をしているところは、批判の対象になったり、
違和感を感じられたりするかもしれません。

なぜ、平田あかりが亡くならなくてはならなかったのは納得できていません。

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2011年08月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

話がどんどん展開して、転がっていくサスペンス要素、基本的にはいい人たちが報われる結末、滑稽なほどに驕る人、そして「あれ、結局真相なんだっけ?」ってなるところまで、赤川ワールド満載の一冊。
伏線の回収は一応されてるけど、まとめ的な真相解明のシーンがないので、どんどん読んでるうちに忘れてしまう。

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2018年05月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

学生時代の憧れから数十年たっても憧れの人を助ける為立ち上がったおじさんたち。一人一人は微々たる力でも協力して悪に立ち向かう。今回も楽しく読めました。

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2018年01月02日

Posted by ブクログ

30年近く前の高校時代。マドンナのように憧れていた女性が殺人容疑で捕まった。
彼女を救うべく「濡れ落ち葉」といわれる男達が立ち上がった。
周りの人々を巻き込んで、突き進んでいく。
事件の真実は・・・。
希望を持てる最後で、まぁこんなもんだなと思えた。

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2010年05月18日

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