赤川次郎のレビュー一覧

  • 記念写真

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    あっさりした短編から、それなりに楽しめるものまで。
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    荒んだ心を抱いた16歳の少女は、展望台で出会った家族に、記念写真の撮影を頼まれる。カメラのファインダーに映るのは、幸福を絵に描いたような一家の姿。それは少女が失った家族像でもあった……。苛立ちを募らせる少女。だが、幸せそうな家族は、思いもよらないある決意を胸に秘めていたーー(「記念写真」)。背筋が凍るミステリーから、心にしみる人間ドラマまで、さまざまな味わいをもつ10の物語。文庫オリジナル短編集。

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    2017年04月05日
  • 卒業式は真夜中に

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    一晩の中で知らされる「憧れの先輩の」意外な真実!、て感じの物かと思って読んだのに・・ 話あっちこっち行って最期にぎゅっとされても。 学生時代読みまくった作家さんで好きな文体だが今読むとちょっとドラマ過ぎ?

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    2017年03月26日
  • 散歩道

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    赤川次郎氏のショートショートは初めて読んだ。
    非常に短いストーリーの中に、想像を超える”怖さ”が潜んでいる。特に「さかさまのカレンダー」は、いい意味で予想を越えた話の展開に思わず背中がゾクっとした。
    筋を知ったあとで、あえてもう一度読み直すとさらに面白い。

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    2017年03月21日
  • 盗んではみたけれど 夫は泥棒、妻は刑事 11

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    安定の軽さ&面白さ。
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    「真弓さんの知り合いが被害者です!」部下の満ちた刑事から電話を受け、ものすごい形相で現場に駆けつけた警視庁捜査一課の今野真弓。鈍器で後頭部を殴打され殺されたのは、真弓の大学時代の先輩・野口靖夫だった。彼はS工機を経営する大金持ちの川田結花と結婚したはずが、なぜかホームレスになっていたのだ! 相続争いが招いた不幸。真弓の熱い想いが謎を暴く!

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    2017年03月14日
  • 三毛猫ホームズの卒業論文

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    事件の動機なんて犯人にしか本当のところはわからない。
    淳子も片山たちもあれこれと想像をめぐらしていくが、捜査は思うように進まない。
    卒業論文に取り上げた事件が原因なのか、それともまったく思いがけない動機があるのか。
    たいがい事件に至るきっかけなんて他人にはどうでもいいことが多い。
    それにしても、犯人の身勝手すぎる・・・っていうか迷惑千万な・・・動機には驚いた。
    思考回路の中心がすべて自分が起点になっている人間は、どうにも怖い。
    もしかしたら犯人では?と疑われていた淳子が、花嫁の命を身を挺して守ったことで状況が変わった面もある。
    彼女の咄嗟の行動が彼女の人柄を知らしめ、結果的に間違った捜査の線を

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    2017年03月13日
  • 三毛猫ホームズの登山列車

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    しばらく続いたヨーロッパ編の最終話。
    スイスまでやって来た片山一行だったが、早々に転落しそうになった日本人女性を助けるはめに。
    片山としては当然のことをしたまでなのだが、どうやら相手にとっては「命の恩人」ということになるらしい。
    殺されたのであれ、自殺であれ、残された家族の悲しみや怒りは計り知れない。
    誰かのせいにして、誰かを憎まなければ、生きていけないことだってある。
    大切な人を守るため、二度と後悔をしないために成された決断は、大胆だけれど哀しいものだった。
    このシリーズの最大の魅力はそれぞれのキャラクターにある。
    片山兄妹、石津、そして我らがホームズ。
    刑事としてはいまひとつでも人間として

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    2017年03月12日
  • 栗色のスカーフ~杉原爽香四十三歳の秋~

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    あいかわらず大忙しの爽香と毎度ダメじゃんな明男……。仕事がらみで殺人事件に巻き込まれるのも含めて、同じことの繰り返し、デジャヴ。
    でもある意味40代の生活を表している気もする。安定してくると生活ってそんなものかも。爽香の場合、プラス事件がくっついてくるけども。
    また来年も、変わらない爽香ファミリーに会いたい。

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    2017年03月07日
  • ぼくのミステリ作法

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    エッセイ的なもの。ミステリをどう描くか。
    後半に注釈つきの短編があり、そこが面白い。
    この文章は後から加えた、とか、こういう書き方をしておくとあとで結末がつけられなくなったとき夢だったことにできる、とか作者の考えを少し知ることができる。

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    2017年06月19日
  • 三毛猫ホームズの恋占い

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    久しぶりの三毛猫ホームズシリーズ。
    やっぱり面白い。
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    「あなたが、私の夫になる人です」警視庁の片山刑事は、駆け寄ってきた女子高生の言葉に絶句した。公園で殺人犯を張込み中、イチゴの絵のついた、可愛いハンカチを拾った直後のことだった。彼女は、占い師に「公園のベンチにハンカチを置いて、それを拾ってくれた人が、運命の人よ」と言われていたのだ!
    表題作を始め、傑作6編を収録の超人気シリーズ第35弾!

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    2017年02月22日
  • 栗色のスカーフ~杉原爽香四十三歳の秋~

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    やっと最新刊まで追いつきました!達成感です^^爽香も、もう43歳!スタートが15歳だったので、爽香の人生を見てきた感じです!さて、今回も爽香は事件に巻き込まれます。爽香は良い人なのに、敵を作りやすいんですよね。明男に呆れない巻はいつになったらくるのか・・・・。次は今年に出る予定の最新刊なので、それまで爽香はお預けです!

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    2017年02月19日
  • えんじ色のカーテン~杉原爽香四十二歳の冬~

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    中学三年生の淡口かんなと会社員の紀平から物語がスタートします。爽香シリーズって他の方も書かれている通り、学生+社会人の男女が多いような気がします。まだ分かりませんが、明男って反省もしていないし、約束も守れない男ですよね。最後の一線で踏ん張って欲しいです。

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    2017年02月19日
  • 肌色のポートレート~杉原爽香四十一歳の秋~

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    シリーズ第一弾から読んできて、馴染みの人物がなくなるのは、登場頻度にかかわらず悲しいです。。。今回の爽香はそんなスタートでした。爽香シリーズは久しぶりなので、登場人物を思い出しながら読むのに必死でした。話の内容ではなく、あぁこんな事もあったな~と懐かしみながら読み進めた1冊でした。

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    2017年02月19日
  • セーラー服と機関銃

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    星泉と取り巻きの奥沢哲夫、渡辺周平、竹内智生。彼らが物語の主要な登場人物である。さらに、目高組の佐久間真。星泉のパパの女性趣味はなかなか興味深いものがあった。

    文章はすごく現代的で砕けているが、ストーリーはなかなか予想外で面白い展開であった。映画だとどんな感じになるのかな。

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    2017年02月12日
  • 裁かれた女

    購入済み

    まずは「招かれた女」を先に読んでおかないと面白さが半減します。
    続けて一気に読むと時間の流れも把握出来て面白いです。

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    2017年02月11日
  • 国境の南<新装版>

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    あまりに理不尽な展開に怒りを禁じえない。
    でも、そこは赤川作品。
    ユーモアと、元気な女性たちの存在が暗い気持ちを吹き飛ばしてくれる。

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    2017年01月26日
  • まっしろな窓

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    赤川次郎のサスペンスは、私的には新鮮。
    プロローグにそんな意味があったとは。
    住民の多いエリアを永住の地と決めるのが怖くなる。
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    疋田香織の母・瑛子が会長を務める団地共済会には団地外の何十戸かの住民も参加していた。ある日、団地に住む男性が団地外の住民を殴り、被害者がなくなってしまう。新旧住民の間に深く渦巻いていた「対立」が一気に顕在化する。高校からの帰宅途中、事件の瞬間を目撃していた香織は、瑛子とともに騒動に巻き込まれていく。何気ない日常に潜む不安を描いたサスペンス!

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    2017年01月18日
  • 遅れて来た客~赤川次郎プレミアム・コレクション~

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    三編のモダンホラー。
    「家主」
    古いアパートに引っ越した祐子は人が変わってしまった。
    その謎を解き、祐子を元に戻すため奮闘する二人の学生に立ちはだかるアパート。
    筋立てが面白く、どんどん先を読んでしまう小説。
    「家庭教師」
    家庭教師に訪れた邦子は聞き分けの良い姉弟相手に楽しく過ごしていたが、やがて姉弟が大人のような感じがしてくる。
    お化けが直接出てくるわけでは無いが、恐怖がじわじわとやってくる物語。
    「遅れて来た客」
    自殺とされた父が実は殺されていた。
    父の周りの人物を巻き込んで物語は進む。
    実際にこんなことはあるかもしれないが、物語のようにはいかないだろうなあという感想。

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    2017年01月17日
  • 三姉妹探偵団(1)

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    全体的に作品の書かれた時代を感じさせ、中原淳一の絵を思い出しながら読んだ。少年少女向けに書かれたものかと勝手に思っていたが、割とねっとりとした色恋などが含まれ、ちょっとビックリ。ストーリーは流石に赤川さん。ドンドン読めて面白いが、読めば読むほどねっとりしたものが出てくる。

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    2016年11月29日
  • 吸血鬼は初恋の味

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    いつもはもっと非現実的なお話が多いのに、今回はわりと起きそうな事件が2件。
    さらっと読めてよかった。


    取引先の社長子息の結婚披露宴に招かれたクロロックとエリカの吸血鬼父娘。ところが華やかな結婚式場は、招待客の突然死で大騒ぎに。そんな中花嫁が出逢った男は、死んだはずの恋人で!?表題作ほか、無理心中を図ろうとした貧しい母娘を救う『吸血鬼の小さな灯』、謎の声がひきこもりの青年に話しかける『吸血鬼と真夜中の呼び声』の2編を収録。

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    2016年11月27日
  • 神隠し三人娘 怪異名所巡り

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    ネタバレ

    昔読んだことあった。
    この店舗、読みやすくて好き。
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    大手観光バス会社をリストラされ、超弱小〈すずめバス〉にガイドとして再就職した町田藍。初仕事はなんと“本物の幽霊を観に行く”怪奇ツアー。実は藍は霊感体質。ガイドを担当したツアーで目的地の寺に見事に(?)幽霊が出たため、〈すずめバス〉の怪奇ツアーは大人気!藍は毎晩とんでもない謎と怪奇に挑戦することに……。“霊感バスガイド”が大活躍する異色シリーズ第一弾。表題作ほか全五篇を収録。

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    2016年11月23日