赤川次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
流石、赤川次郎さん。
文章が読みやすかったです。
土砂が崩れて、中世のお城が完全な形(中身も新品同様)で現れるって、
そりゃあワクワクしますよね。
ルーマニアのお城なのに、日本人女性の肖像画が飾られていれば、
尚更想像を掻き立てられます、きっと。
なので、お城が現れてからの騒動は容易に想像できました。
ブラム・ストーカーさんもちょこっと出てきて面白かった。
これは吸血鬼ものということになるのでしょうが、
どちらかというと狼の方に重点が置かれていたように思います。
まぁ、結末の所為かもしれませんが。
所謂吸血鬼のイメージは、蝙蝠に変化できて狼を使役して・・・。
こう書いていくと合っているよう -
Posted by ブクログ
時空を超えたミステリー、ということで、
主人公の綾が現代とヴィクトリア時代のロンドンを行き来します。
初っ端から綾の父親の死に遭遇して、
たった16歳でひとりぼっち、その上父親の会社を継ぐことに。
この辺りは、昔読んだこの著者の他作品と似た雰囲気がします。
年齢の割りにやたらしっかり者のヒロイン像も。
生前父親が手続きしていたという留学の話を受けて、
もともと帰国子女だった綾はためらいなくスイスへ出発。
更には、もともと興味のあった「切り裂きジャック」の事件の渦中へ。
実は母親は死亡ではなく行方不明だったり、
寝耳に水の社長業をスイスの寄宿舎に居ながら続けられたり。
それも実権を握ろうとする重