赤川次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「三毛猫ホームズの家出」3
著者 赤川次郎
出版 角川文庫
p71より引用
“通信簿。ーそれが、リカの心に重くのしかかっているのだった。
”
頭のいい三毛猫が活躍する、ミステリー短篇集。
いまいち頼りない刑事としっかり者の妹が、相棒の三毛猫ホーム
ズと、いろんな事件を解決していきます。
上記の引用は、収録中2話目の中での一文。
通信簿とは、コレまた懐かしい響きです。私も一喜一憂、憂ばか
りしていましたが、通り過ぎてしまえばなんてことはないもので
す。通り過ぎて結果が数字で出なくなってから、どれだけサボら
ず頑張れるか、こちらの方が難しいのではないかと思います。
短編なので気楽に読 -
Posted by ブクログ
「三毛猫ホームズの四捨五入」3
著者 赤川次郎
出版 角川文庫
p277より引用
“ひとりひとりの人間は、けっして四捨五入される存在ではあり
ません。”
頭のいい三毛猫が活躍する、長編ミステリー小説。
いまいち頼りない刑事としっかり者の妹が、相棒の三毛猫ホーム
ズと殺人事件を解決します。
上記の引用は、解説の中の一文。
どちらかと言うと切り捨てられる側に近いであろう私としては、
そのような世の中になるように祈るばかりです。
殺人事件が扱われていますが、登場人物達の気楽な感じのお陰
であまり深刻な感じがせず、するすると読みやすいです。
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Posted by ブクログ
事件は晴美が勤務するあるセンターで起こる。事件のきっかけはそのセンターで行われる全ての講座に申し込みをしにきた怪しげな女性。しかしその女性「金崎沢子」は実は既に死んでいた…。三毛猫ホームズ第2弾。
三毛猫ホームズの追跡
この作品は読み応えがありました。私は「犯人はこいつだろうな」と思いながら読んでいく人間ですが、今回はなかなか犯人に早い段階で見当をつけることが出来ませんでした。その原因はトリックです、特に映像を流すフィルムを使った殺人のトリックは見抜けませんでした。
また今回は被害者(しかし金崎沢子の妹を殺そうとした)達以外にある意味「部外者である人物」が出てくるのは殺された被害者達( -
Posted by ブクログ
事件は石津刑事の新居のある西多摩のニュータウンで起こる、次々と小さな子供達が何者かのいたずらにより怪我をしているのだ!そして、その事件が解決する前に次の事件が発生!ニュータウンの近くの忘れられた村にある「猫屋敷」でそこの主人が惨殺されたのだ、11匹の飼い猫と共に。そしてさらに事件は連鎖していく・・・。三毛猫ホームズ第3弾。
三毛猫ホームズの怪談
「怪談=ホラー、幽霊が出てくる」ということではなく基本は「三毛猫ホームズ特有の片山・晴美・石津が織り成すどたばた、笑いもある展開」で進んでいきます。このシリーズの中心を担うのは「猫」ですね、いたるところに猫が関わってきます。
例えば、猫屋敷事件 -
Posted by ブクログ
誰もが文句の付けようのない超大ベストセラー作家にして信じられないほどの多作でしられる赤川次郎の、ショートショート。
元は、ファンクラブ用の機関誌に寄稿されていたものらしく、お題をファンから頂戴して、それを元に物語を作り上げるという方式。
1冊に32編も載っていると、やはりけっこうなボリューム感。
星新一のショートショートが、若干SF要素が強いファンタジー成分強めの物語が多いのに対して、こちらはミステリ風味の効いた、現実に近い物語が多い。
赤川次郎作品の最大の良さは、何より、文章がとてつもなく読みやすい点だろうと思ってる。
誰にでも平易に、読みやすい文章で、ちゃんと楽しませてくれる。
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Posted by ブクログ
ネタバレ年に1度のお楽しみというか、読書の秋といえば光文社文庫の爽香シリーズ♪
爽香が15歳の時に始まった物語もずいぶんと長い付き合いになり、爽香は39歳になりました。
相変わらず爽香の周りは事件が耐えませんし、しっかり巻き込まれます。
当初は若さでガンガン乗り切ってきた爽香も疲れが見えるお年頃。
私的には殺し屋の中川が気になるのですが今回もちらり顔を見せただけ?
毎回毎回大変な思いをしている爽香、そろそろのんびり幸せになってもらいたいという思いもありますがなかなかそうはいかないようです。
最後に爆弾を投下して続くって・・・明男の無事を祈って来年を待ちます。