赤川次郎のレビュー一覧
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血を見ると貧血を起こす、女性恐怖症の片山刑事と猫のホームズのコンビが解決する、三毛猫ホームズシリーズ第四弾。
「命が惜しかったら、演奏をミスするんだ」-スタンウィッツ・ヴァイオリン・コンクール決勝への出場が決まったばかりの桜井マリにかかってきた電話を偶然、片山の妹・晴美が受けてしまうことから事件が始まる。
最終選考に挑む七人の男女は外部と一切連絡の取ることを禁じられ、課題曲に取り込むことに。
そこへ片山刑事はホームズといっしょに張り込むのだが…。
相変わらず、“しきっている”のは猫のホームズ!
非常にスマートな猫さん。
憎めない、おぼこい雰囲気の片山刑事に、しっかり者の晴美、彼女に恋をして -
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ネタバレ“ホームズは先に食事を済ませ、前肢をなめなめ、顔を洗っていたが、それを終えて片山のほうを見ると、黙って目を閉じた。
それはちょうど、推理小説で、最初の殺人が起こった時に、探偵が何も語ろうとせず、ただ黙って首を振る場面を思わせた。”
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三毛猫ホームズ第二作目!
『三毛猫ホームズの推理』は光文社文庫を読み、二巻目は角川文庫という…。
相変わらず、ホームズはとてもクレバーなメス猫さんで、相変わらず、最後の章の展開が速い。
何故最後の最後で片山さんはあんなに明るさいっぱい!になるのか…。
事件が終わって…だと思うんだけれど、1も2も最後はさわやかに?終わる。
それが何だか面白い(笑)。 -
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ネタバレ
何だかちゃんと一字一句逃さず読むぞーって感じで読まなかった所為か、事件の話がよくわかりませんでした?
問題の鍵を爽香持っている事、お札に書かれたトの字あたりです。そんな偶然あるのかなって言ったら物語が成立しないけれど、そもそもお札のトの字を見てこれの事?とはなりませんよね。手に渡ったルートが全然違うのに。
あと光江妊娠の件は結局何か意味があったのか?
杉原爽香シリーズの中って妊娠出産中絶多いですよね。確かに現実多いですけど、そんな簡単に扱ってほしい問題でもないし、妊娠しておろしますってなっても中絶て体にも精神的にも負担です。
そう安々と書かれているわけではないけれど、三毛猫ホーム -
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レギュラーとなる栗崎英子登場の話ですね。
彼女についてはこの先の話も読んでいるから言える事ですが、今まで爽香が周囲から頼られている存在という事から必要不可欠なキャラクターだと思います。
無理をした時に嗜める、助言をする、逆に爽香から頼られる事もなきにしもあらず。そんな存在って、やっぱり必要だし驚きな事に今までいなかったんですよね。安西先生や河村刑事も年長者だけど心配して見守る側ですし。
そんな栗崎英子の子供達が誘拐を企てるのが今回の話。
んーまたどうしようもないのが集まっている感じですよね。兄夫婦と妹夫婦の旦那の方って何か他にもあった気がします。
犯罪を簡単に考えすぎているのが頭の弱い所。
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Posted by ブクログ
ネタバレ
杉原爽香シリーズを読んでいると、いつもどこかしこりに残るような人間の嫌な部分や爽香の好さが際立っている部分などですっきり終わる所がないのですが、このお話はなかったです。
ただ殺人事件が起こりそれを解決するという点の完成度は低いと思います。結局警察の上の圧力や、影に暗殺者がいるという所ですね。でもそれが伏線として繋がっているならば(今までの話からしてないと思うのですが)評価取り下げで、★五つになりますね。
やっぱり今まで沸々と溜まっていた兄充夫の鼻をあかしたと言いますか、やっと彼に制裁がおちた所にすっきりしました。一千万の借金は返さないわ、家庭はないがしろにするわ、お金に困った時