赤川次郎のレビュー一覧

  • 赤頭巾ちゃんの回り道

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    ネタバレ

    たまにある偶然。
    読み終わったばかりのねじめ正一の『荒地の恋』の主人公と同じく、この主人公もお酒を飲まないし、治子という女性も出てきた。
    色々な伏線が引かれていて面白かった。
    ーーー
    尾田和成は二十年以上の刑事生活にピリオドを打ち、<K探偵社>に再就職することになった。そこでの初仕事は、小学生の塾への送り迎えーー通称<赤頭巾ちゃんサービス>。元刑事の尾田にとっては簡単な仕事のはずだったが、一瞬のすきをついて大富豪の一人娘・美音が誘拐されてしまう。しかも、美音の父親・高田には、十二年前の殺人事件の容疑がかけられていてーー。
    過去と現在の様々な事件と人間関係が交錯する、極上のサスペンスミステリー。

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    2017年06月14日
  • 仮面舞踏会~新装版~

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    ネタバレ

    なんか……一言でいうと、なんとも言えない作品だった。それなりに面白いんだけど、ところどころしっくりこない。
    あんまり救いがないというか、短編だからサラッと読みやすいけれど、どのお話もちょっとモヤモヤする。登場人物にまともな"普通の人"がいないのと、いまいち感情の変化にリアリティーを感じられないのが一番のモヤモヤかな。

    『消えたアイドル』は、ストーカー気質があり思い込みの激しい、自分を傷つけてこようとした人に、そこまで同情&行動できるか?と主人公が謎すぎた。
    オチ、というか終わり方が最も腑に落ちなかったのが、『見知らぬ恋人』かな。ぶっちゃけ無理心中して殺そうとしてきた相手に

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    2017年06月08日
  • えんじ色のカーテン~杉原爽香四十二歳の冬~

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    爽香たちの温泉旅行について行くことになったなんなちゃん。彼女をとりまく問題に期待外れることなく事件が起こる!



    自分の知らない世界が沢山あるということ。それを知るだけでも、人は成長する。

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    2017年06月04日
  • 三毛猫ホームズの運動会

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    安定の面白さ。
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    素晴らしく晴れ上がった秋空の下、今日は警視庁の運動会。あの片山義太郎も晴美も、石津も三毛猫ホームズも今日ばかりはルンルン気分。姿態も、殺人も、凶悪犯のことも忘れて誰もが楽しむ予定だった。だが、こともあろうにそこへ、脱走版画紛れ込み運動会は大混乱。その上、警官と直属上司の妻との不倫関係も暴露されて…。さあ、ホームズ、この混乱をどうさばく!? 「三毛猫ホームズ」シリーズ初めての短編傑作集。

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    2017年05月21日
  • 三毛猫ホームズの暗黒迷路

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    ネタバレ

    安定の面白さ。
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    立ち並ぶ工場が次々と倒産し、人々が去ったゴーストタウン。迷路のようなこの町に殺人犯の金山が潜んでいた。片山たちとともに捜査にあたった笹井は、金山と間違えて同僚の若原を撃ってしまう。その現場を金山が見ていた! 笹井は脅され逃亡の手助けを約束させられる。金山は笹井の娘・亜季子にも近付く。何も知らない彼女は、殺人犯に惹かれていくのだったーー。

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    2017年05月09日
  • そして、楽隊は行く

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    ネタバレ

    ずっとタイトルと内容が一致せず???状態だった。
    ラストで、「ああ、なるほど」と。
    オペラに詳しい人なら分かったのかも?

    しかし、殺された人の愛人って結局誰だったんだ?
    ライバル会社の女性ってことでいいのかな。

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    2017年04月06日
  • 記念写真

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    あっさりした短編から、それなりに楽しめるものまで。
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    荒んだ心を抱いた16歳の少女は、展望台で出会った家族に、記念写真の撮影を頼まれる。カメラのファインダーに映るのは、幸福を絵に描いたような一家の姿。それは少女が失った家族像でもあった……。苛立ちを募らせる少女。だが、幸せそうな家族は、思いもよらないある決意を胸に秘めていたーー(「記念写真」)。背筋が凍るミステリーから、心にしみる人間ドラマまで、さまざまな味わいをもつ10の物語。文庫オリジナル短編集。

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    2017年04月05日
  • 卒業式は真夜中に

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    一晩の中で知らされる「憧れの先輩の」意外な真実!、て感じの物かと思って読んだのに・・ 話あっちこっち行って最期にぎゅっとされても。 学生時代読みまくった作家さんで好きな文体だが今読むとちょっとドラマ過ぎ?

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    2017年03月26日
  • 散歩道

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    赤川次郎氏のショートショートは初めて読んだ。
    非常に短いストーリーの中に、想像を超える”怖さ”が潜んでいる。特に「さかさまのカレンダー」は、いい意味で予想を越えた話の展開に思わず背中がゾクっとした。
    筋を知ったあとで、あえてもう一度読み直すとさらに面白い。

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    2017年03月21日
  • 盗んではみたけれど 夫は泥棒、妻は刑事 11

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    安定の軽さ&面白さ。
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    「真弓さんの知り合いが被害者です!」部下の満ちた刑事から電話を受け、ものすごい形相で現場に駆けつけた警視庁捜査一課の今野真弓。鈍器で後頭部を殴打され殺されたのは、真弓の大学時代の先輩・野口靖夫だった。彼はS工機を経営する大金持ちの川田結花と結婚したはずが、なぜかホームレスになっていたのだ! 相続争いが招いた不幸。真弓の熱い想いが謎を暴く!

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    2017年03月14日
  • 三毛猫ホームズの卒業論文

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    事件の動機なんて犯人にしか本当のところはわからない。
    淳子も片山たちもあれこれと想像をめぐらしていくが、捜査は思うように進まない。
    卒業論文に取り上げた事件が原因なのか、それともまったく思いがけない動機があるのか。
    たいがい事件に至るきっかけなんて他人にはどうでもいいことが多い。
    それにしても、犯人の身勝手すぎる・・・っていうか迷惑千万な・・・動機には驚いた。
    思考回路の中心がすべて自分が起点になっている人間は、どうにも怖い。
    もしかしたら犯人では?と疑われていた淳子が、花嫁の命を身を挺して守ったことで状況が変わった面もある。
    彼女の咄嗟の行動が彼女の人柄を知らしめ、結果的に間違った捜査の線を

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    2017年03月13日
  • 三毛猫ホームズの登山列車

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    しばらく続いたヨーロッパ編の最終話。
    スイスまでやって来た片山一行だったが、早々に転落しそうになった日本人女性を助けるはめに。
    片山としては当然のことをしたまでなのだが、どうやら相手にとっては「命の恩人」ということになるらしい。
    殺されたのであれ、自殺であれ、残された家族の悲しみや怒りは計り知れない。
    誰かのせいにして、誰かを憎まなければ、生きていけないことだってある。
    大切な人を守るため、二度と後悔をしないために成された決断は、大胆だけれど哀しいものだった。
    このシリーズの最大の魅力はそれぞれのキャラクターにある。
    片山兄妹、石津、そして我らがホームズ。
    刑事としてはいまひとつでも人間として

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    2017年03月12日
  • 栗色のスカーフ~杉原爽香四十三歳の秋~

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    あいかわらず大忙しの爽香と毎度ダメじゃんな明男……。仕事がらみで殺人事件に巻き込まれるのも含めて、同じことの繰り返し、デジャヴ。
    でもある意味40代の生活を表している気もする。安定してくると生活ってそんなものかも。爽香の場合、プラス事件がくっついてくるけども。
    また来年も、変わらない爽香ファミリーに会いたい。

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    2017年03月07日
  • ぼくのミステリ作法

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    エッセイ的なもの。ミステリをどう描くか。
    後半に注釈つきの短編があり、そこが面白い。
    この文章は後から加えた、とか、こういう書き方をしておくとあとで結末がつけられなくなったとき夢だったことにできる、とか作者の考えを少し知ることができる。

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    2017年06月19日
  • 三毛猫ホームズの恋占い

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    久しぶりの三毛猫ホームズシリーズ。
    やっぱり面白い。
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    「あなたが、私の夫になる人です」警視庁の片山刑事は、駆け寄ってきた女子高生の言葉に絶句した。公園で殺人犯を張込み中、イチゴの絵のついた、可愛いハンカチを拾った直後のことだった。彼女は、占い師に「公園のベンチにハンカチを置いて、それを拾ってくれた人が、運命の人よ」と言われていたのだ!
    表題作を始め、傑作6編を収録の超人気シリーズ第35弾!

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    2017年02月22日
  • 栗色のスカーフ~杉原爽香四十三歳の秋~

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    やっと最新刊まで追いつきました!達成感です^^爽香も、もう43歳!スタートが15歳だったので、爽香の人生を見てきた感じです!さて、今回も爽香は事件に巻き込まれます。爽香は良い人なのに、敵を作りやすいんですよね。明男に呆れない巻はいつになったらくるのか・・・・。次は今年に出る予定の最新刊なので、それまで爽香はお預けです!

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    2017年02月19日
  • えんじ色のカーテン~杉原爽香四十二歳の冬~

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    中学三年生の淡口かんなと会社員の紀平から物語がスタートします。爽香シリーズって他の方も書かれている通り、学生+社会人の男女が多いような気がします。まだ分かりませんが、明男って反省もしていないし、約束も守れない男ですよね。最後の一線で踏ん張って欲しいです。

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    2017年02月19日
  • 肌色のポートレート~杉原爽香四十一歳の秋~

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    シリーズ第一弾から読んできて、馴染みの人物がなくなるのは、登場頻度にかかわらず悲しいです。。。今回の爽香はそんなスタートでした。爽香シリーズは久しぶりなので、登場人物を思い出しながら読むのに必死でした。話の内容ではなく、あぁこんな事もあったな~と懐かしみながら読み進めた1冊でした。

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    2017年02月19日
  • セーラー服と機関銃

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    星泉と取り巻きの奥沢哲夫、渡辺周平、竹内智生。彼らが物語の主要な登場人物である。さらに、目高組の佐久間真。星泉のパパの女性趣味はなかなか興味深いものがあった。

    文章はすごく現代的で砕けているが、ストーリーはなかなか予想外で面白い展開であった。映画だとどんな感じになるのかな。

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    2017年02月12日
  • 裁かれた女

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    まずは「招かれた女」を先に読んでおかないと面白さが半減します。
    続けて一気に読むと時間の流れも把握出来て面白いです。

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    2017年02月11日