赤川次郎のレビュー一覧
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赤川作品二作目。三毛猫ホームズもシリーズ二作目。
今回は片山刑事の妹・晴美の職場を中心に事件が進んでいく。
晴美の職場の講師たちが次々と殺されていくことには、二年前のある殺人事件がきっかけだった。
冒頭で晴美が人の足音を聞き分けるシーンがあったので、なんらかの場面で事件解決への糸口としてこの能力(?)が使われるのかと思いきや。
期待外れて晴美は気絶したまま殺されかけます。笑
片山刑事の周りにはやはり今回も片山刑事を誘惑する美女が現れますが今回は最後に大笑い。あー、なるほどそれで……と言わせる巧妙な人間関係を描く赤川先生大好きです。
今回も実は中盤で犯人の目星がついて読み進めていましたが(見事正解しました。笑)、それでも次々と起こる事件同士はうまく関与していないため、最後まで読み進めなければ確信できません。
最後の種明かしは赤川先生だけあって、人間関係を種明かし、という感じです。
片山刑事とホームズの掛け合いも面白くて、ホームズがへたに人間の言葉を喋らないところも、この推理小説がSFになりきらなくてエンターテイメントで楽しめる要素の一つだと感じます。
今回はホームズの相棒、ワトソン君も大活躍!笑
赤川先生、いつも笑えるエンターテイメントをありがとう。 -
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読書録「三姉妹探偵団4」3
著者 赤川次郎
出版 講談社
P165より引用
“都会に暮らしていればーーーそして、まあ普通の時間のパター
ンで生活していれば、まず、完全に静かな時間というものはほと
んどないのだ。”
目次から抜粋引用
“家庭教師
白銀の朝
沈黙
狂気の朝
死相”
おっとり長女、しっかり次女、ケチな三女の三人姉妹を主人公
とした、長編ミステリー小説。
クリスマスが終わり、年越しに向けて賑わう繁華街の地下。ぼ
んやりとしていて浮浪者と間違われた長女・綾子の前に、もう一
人少年がやってきた。
上記の引用は、山荘へ来ている場面での一文。
田舎が静かなものだ、などというのは多分幻想です。たとえ冬の
雪深い時であっても、積もった雪が崩れる音や溶けて水滴となっ
て落ちる音などで、それなりに賑やかなものではないでしょうか。
大体、周囲の音を遮る程の雪があるならば、雪かきで大忙しでは
ないかと思います。
都会の音は人工的な物が多いでしょう、けれど自分ですること
を誰かにしてもらって便利に生きるなら、仕方ない所かもしれま
せん。
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読書録「三姉妹探偵団」3
著者 赤川次郎
出版 講談社
P81より引用
“高校生というのは便利である。場合に応じて子供になったり、
大人になったりできるからだ。”
目次から抜粋引用
“灰の中から
探偵業事始め
休暇届は遅かった
伸びる影の手
闇の中の愛”
おっとりした長女、しっかりした次女、ケチな三女と個性豊か
な三人姉妹を主人公とした、長編ミステリー小説。
父の出張中、自宅を火事で無くしてしまった主人公・長女・綾
子、次女・夕里子、三女・珠美の佐々本三姉妹。焼けて無くなっ
た家の中から見つかったのは、見知らぬ女性の死体だった…。
上記の引用は、次女・夕里子についての一文。
確かにどっちつかずの微妙な年頃ですが、立場を利用することば
かりかんがえていたら、あまり良い結果は招かないように思いま
す。
するすると読み進めることが出来る、気持ちのよい作品です。
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読書録「三毛猫ホームズの駈落ち」3
著者 赤川次郎
出版 角川文庫
P71より引用
“人の災難を見ても、手助けするより無関心でいたいのだろ
う。ーーー考えようによってはなにより恐ろしいことである。”
目次から抜粋引用
“間違い続き
目には目を
あらし
おわりよければ総てよし”
警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家
族を主人公とした、長編ミステリー小説。人気シリーズ第三弾。
雨の夜、若い男女が手を取り合って走っていた。追っ手から必
死に逃げる二人は、濁流に飛び込むのだった…。
上記の引用は、とある人物が東京に出て来た場面での一文。
うっかり手助けをしに行くと、八つ当たりで有りもしない責任を
押しつけられる可能性を考えたら、無関心であることを責めるの
も難しいような気がします。便利な生活はいいものでしょうが、
何をするかわからない人達に囲まれて過ごす毎日というのは…。
どんなにお金を持っていても、使い道がわからないのなら仕方
ありません。いがみ合いに使うのならば、無い方がいいくらいで
しょうか。
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読書録「三毛猫ホームズの運動会」3
著者 赤川次郎
出版 角川文庫
P260より引用
“人間、ふと思い立って、普段は足も向けないような所へ行くと、
だいたいろくなことにならないものである。”
目次から抜粋引用
“三毛猫ホームズの運動会
三毛猫ホームズのスクープ
三毛猫ホームズのバカンス
三毛猫ホームズの温泉旅行
三毛猫ホームズの殺人展覧会”
警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家
族を主人公とした、短編ミステリー小説集。人気シリーズ第7弾、
シリーズ初の短編集。
運動会でおなじみの「天国と地獄」が流れる中、人気の無い体
育館の裏手で男女が抱き合っていた。二人を見ていたのは…。
(三毛猫ホームズの運動会)
上記の引用は、ある刑事が仕事の後で警察署に戻る途中、本屋
に寄り道するシーンでの一文。いつもいつも同じように行動して
いては、人は退屈に耐えられないのかもしれませんね。
哲学者・カントは、出来るだけ同じように毎日を過ごすことを好
み、一生の殆どを同じ街の中で過ごしたそうです。歴史に名を残
すような人は、退屈に耐える力が大きいのかもしれないなと思い
ました。
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20140202
読書録「三毛猫ホームズの最後の審判」3
著者 赤川次郎
出版 光文社
P88より引用
“評論家といっても、「評論」を書かないのが大部分という状況
の中、並木も、ご多分に洩れず、ほとんどの仕事はTVのトーク番
組やニュースショーのコメンテーター。”
目次から抜粋引用
“天の声
火の玉
発作
生きる値打ち
人の輪”
警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家
族を主人公とした、長編ミステリー小説。人気シリーズ第36弾。
妹・晴美を車で送り、帰路についていた片山。石津からの電話
に車を停めて出ていたところに…。
上記の引用は、アシスタントを口説いていたコメンテーターに
ついての一文。誰がモデルになったのかわからないくらい、コメ
ンテーターという人達が沢山いる今日このごろですが、いかがな
ものでしょう。
知名度から大学教授もしているそうですが、これからこういう人
達は、学生の減少で大学が減っていくなかで、どうなっていくの
かが気になる所です。
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読書録「三毛猫ホームズの暗闇」3
著者 赤川次郎
出版 光文社
P19より引用
“家族の一人が罪を犯すと、全員が後ろめたい思いを抱いて生き
ることになる。片山は重苦しい気持ちになった。”
目次から抜粋引用
“三毛猫ホームズの暗闇
三毛猫ホームズの無邪気
三毛猫ホームズの涙雨
三毛猫ホームズの包囲網
三毛猫ホームズの沈没”
警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家
族を主人公とした、短編ミステリー小説集。人気シリーズ第33弾。
地震によるものであろうトンネルの崩落、不幸中の幸いで怪我
をせずに済んだ主人公たちの乗ったバスの乗客たち。その乗客の
中には、深い因縁を持つ数人が乗り合わせていた…。
(三毛猫ホームズの暗闇)
上記の引用は、兄が犯罪者となったために高校を辞めることに
なった妹に対しての一文。家族を持つ人は、つらい思いを家族に
味あわせ無いためにも、毎日を丁寧に過ごしたいものです。
犯罪の捜査のために容疑者や犯人の家族が協力しなければなら
ないのは、仕方ないところかもしれませんが、大勢で押しかける
のはいかがなものだろうなと思います。
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読書録「三毛猫ホームズの怪談」3
著者 赤川次郎
出版 角川文庫
P82より引用
“「そうですよ。ーーみんなあの近代的で便利な生活を目の当た
りにして、自分たちだけが、取り残されているような気分だった
んです。真新しい文化的な住宅に入れるというので大喜びしてる
んですよ」”
目次から抜粋引用
“白い猫
赤い猫
化け猫
美人猫”
警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家
族を主人公とした、長編ミステリー小説。人気シリーズ第3弾。
長崎への出張が空振りに終わり、寝台列車で東京へ帰る主人
公・片山、偶然車内で出会った女性は猫のようにしなやかで身軽
だった…。
上記の引用は、宅地開発がすぐ近くまで迫ってきた村の、村人
の一言。こうして高度成長期から80年代末の間くらいに開発され
た、新興の住宅地や団地が、現在限界集落化しているとニュース
で取り上げられることがあります。こういう場所での、老人の孤
独死も増えているとも。
人それぞれに生き方があって、暮らしていくための事情というも
のがあるでしょう。しかし、核家族で自分の父母から離れて暮ら
してきて、そういう暮らし方で育った子供たちが、同じように離
れて生きるようになるのは、仕方が無いのかもしれません。
高度成長を支えてきてくれた人達に対して、少々冷たい考え方か
もしれませんが…。
都市は自然の存在を排除するとは、養老孟司氏の著作で読んだ
話だと記憶しています。猫が好き放題出来ないような場所では、
人間も息苦しくて辛いのではないかなと思います。
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読書録「三毛猫ホームズの危険な火遊び」3
著者 赤川次郎
出版 光文社
P154より引用
“しかし、政治の世界も「金と女」だけではあまりに古くさく
なってしまった。
今はオペラやバレエに足を運ぶ方が「知的な政治家」というイ
メージを与えるのだ。”
目次から抜粋引用
“突き当たった男
妹
陰謀
消失
別荘”
警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家
族を主人公とした、長編ミステリー小説。人気シリーズ第42弾。
入店して5分でうんざりする程の、人出にあふれるデパートの閉
店セールに来ていた主人公たち。少し休憩している時に偶然出
会った晴美の高校の友人は、一目では気づかないくらい変わって
いた…。
上記の引用は、ある大物政治家についての一文。
好きでもないのに見に行ったところで、表情に表れてしまって、
イメージは良くならないような気がしますが…。ここで内心とは
裏腹に、本当に好きであるかのような顔が出来るようでなければ、
政治の世界では上に行けないのかもしれませんね。
巻末に2009年2月28日時点での三毛猫ホームズシリーズ作品リス
トがついており、過去作を購入するのに便利そうです。
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読書録「三毛猫ホームズの卒業論文」3
著者 赤川次郎
出版 光文社
P243より引用
“「お金のある人間は、たいてい使う暇がない。暇のある人間は、
たいていお金がない。世の中、そんなもんだよ」
片山は悟ったように言った。”
目次から抜粋引用
“闇の中
内緒の話
業務命令
最後の客
夜の顔”
警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家
族を主人公とした、長編ミステリー小説。人気シリーズ第40弾。
夜もふけた大学の教室、苦労して卒業論文を書き上げた恋人一
組が帰ろうとしていた。しかし男の方が忘れ物をしてしまい…。
上記の引用は、あるお屋敷におよばれした主人公の一言。
お金というのは時間と引き換えに手に入るものということでしょ
うか?今お金が多く集まっているところというのは、多くの人の時
間を糧にしているのかもしれません。
シリーズも40冊目とのこと、三毛猫ホームズシリーズ以外にも
人気のシリーズ作品を多く持っておられる著者は、この引用の一
文のように使い暇のないくらい多忙なのだろうなと思います。
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読書録「三毛猫ホームズの大改装」3
著者 赤川次郎
出版 角川文庫
P13より引用
“しかし、もともとデッサン力のない立石の漫画は、アイデアが
切れると、全く面白味が失くなって、またいくらでも替りのきく
ジャンルだった。”
目次から抜粋引用
“改装
委任状
心中計画
恨みの日
自首”
警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家
族を主人公とした、長編ミステリー小説。人気シリーズ第34弾。
苛烈な性格の社長に呼び出された窓際編集者、社長からくださ
れた命令は…。
上記の引用は、仕事の無くなったマンガ家についての一文。
20年程前には連載を五六本持っていたと書かれているのに、文庫
化などはなされなかったのでしょうか?こんな風に仕事を無くして
しまわないように、基本のデッサン力は常に磨き続けたほうがい
いのかもしれませんね。ソロバン勘定ばかりしている人達に使い
捨てにされてしまわないように、地力を積み重ね続けたいもので
す。
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読書録「三毛猫ホームズの世紀末」3
著者 赤川次郎
出版 光文社
P147より引用
“中へ入って扉を閉めると、希代子はバッグを台の上に置
いて、お財布を出し、中からテレホンカードを取り出した。”
目次から抜粋引用
“詩人
犯行前
学食の昼
名門の誉れ
裏切り”
警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家
族を主人公とした、長編ミステリー小説。人気シリーズ第27弾。
人気の詩人がテレビ番組に出演していた、質問コーナーで質問
をすることとなったのは…。
上記の引用は、ある女子大生が電話をかけようとしている場面。
初の書籍化は1995年とのこと、今から19年前の話なので、テレホ
ンカードが現役でも当たり前の頃なのですね。1995年といえば、
社会的に非常に波乱に満ちた年だったと記憶しています。
女子大生達の売春の話が出てきますが、病気になって困るのは
本人たちなので、将来を考えるのならしないほうがいいと思いま
す。そもそも違法です。ばれなくて本人たちが楽しんでいるのな
らいいじゃないかと、気楽にいう人もいるかもしれませんが、病
気が蔓延すると間接的に感染する可能性が高まるので、気を付け
てもらいたいものです。
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読書録「三毛猫ホームズの犯罪学講座」3
著者 赤川次郎
出版 光文社
P13より引用
“そして……車の屋根がみごとに凹んで、そこから人間の両足が
ぴょんと突き出ているのが、何だかこっけいな感じだった。”
目次から抜粋引用
“秋の夜長に
頬の涙
大人の時間
男の顔
窓”
警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家
族を主人公とした、長編ミステリー小説。人気シリーズ第20弾。
ささいな言葉のアヤで喧嘩となった大学生のカップル、彼女の
忘れ物を渡そうと男が車から出たその時…。
上記の引用は、冒頭のシーンの一文。
こういう描写を読んで思い出すのは、犬神家の一族かと思います。
人が逆さまになって、上半身は突き刺さっていて脚だけが天を向
いている描写は、日本ではいつまでも犬神家のあれと言われ続け
るのかなぁと思いました。横溝正史氏の業績の大きさを感じます。
今作は他の同シリーズと比べると長く、より長編らしい作品と
なっています。それでも気持よく読み進められるのですから、途
中で疲れることはないのではないでしょうか。
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読書録「三毛猫ホームズの傾向と対策」3
著者 赤川次郎
出版 角川文庫
P62より引用
“ーーー人はあんまり大勢集まると、一人きりでいるのと同じで
ある。”
目次から抜粋引用
“予習
模擬試験
試験
解答”
警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家
族を主人公とした、長編ミステリー小説。人気シリーズ第22弾。
温水さゆり、高校3年生。大学受験の為に上京する列車の中で、
同じ大学を目指す女の子と出会ったのだが…。
上記の引用は、ラッシュアワーの駅のホームについての一文。
普段どこで何をしているかお互いに分からない人達ばかり集まっ
ても、狭苦しいだけになってしまうのでしょうか?
しかし、数は力ということもあるでしょう。少し前に、ホームと
電車の間に挟まった人を助けるために、乗客が皆で電車を押して
助けたという良い例を思い出しました。大勢の力がいい方に向か
えばいいのになと思います。
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読書録「三毛猫ホームズの四季」3
著者 赤川次郎
出版 光文社
P23より引用
“「僕用の神様です」
と、石津が答える。「食事と睡眠を司ってるんです」”
目次から抜粋引用
“冬
春
夏
そして、秋”
警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家
族を主人公とした、長編ミステリー小説。
個室の中華料理店で張り込み中の主人公・片山義太郎、肉そば
を食べながら隣の個室の会話に注意を向けていたその時…。
上記の引用は、晴美の危機に対して無事を祈る石津刑事の様子。
八百万の神様がいて、大事に使った道具にも神様が宿ると言われ
ているのですから、食事と睡眠を司る神様もきっといるでしょう。
何と言いますか、かっこつけて人と違うことをするのには、大
きく道を踏み外すリスクがつきものなのかもしれないなと思いま
した。
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読書録「三毛猫ホームズの登山列車」3
著者 赤川次郎
出版 角川文庫
P33より引用
“大体、人に喜ばれることをすると、後で気持ちがいい、という、
至ってオーソドックスな考え方をしているのである。”
目次から抜粋引用
“氷の部屋
長い暗闇
多忙な夜
山の嘆き”
警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家
族を主人公とした、長編ミステリー小説。人気シリーズ第14弾。
結婚式場、式を間近に控えてなお姿を現さない新郎、新婦の妹
が新郎に電話をかけて確認したところ…。
上記の引用は、主人公・片山義太郎についての一文。
腕が経って次々と事件を解決するのも大切でしょうが、この様な
気持ちを持っている人がいなければ、殺伐としてしまうのかもし
れませんね。
今回はスイスが舞台です、旅行などで訪ねたことがある人のほ
うが、楽しみは増すのではないでしょうか。
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