あらすじ
若さだけが取り柄、さして特技もないのに〈何でもやる商会〉を始めた4人の男女。「悪魔ばらいをお願い」「殺し屋から身を守って」「田舎の両親の前で“一日女房役”を」「オペラ観劇中に眠らない方法を教えて」などなど、奇妙な依頼ばかりが舞い込み、大騒ぎ! 「日曜日のエクソシスト」「プリティ・ウーマン・イン・クラシック」「学校の〈裏〉怪談」など全7篇。名画のエッセンスが香る、傑作連作ミステリー。
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Posted by ブクログ
映画の題名、内容にまつわる7話。
映画の解説も付録としてついているので、
映画を見てない人でも楽しめる。
赤川次郎の映画好きを象徴するような作品。
赤川次郎原作の映画を種に,類似作品を書きたくなるかもしれない。
Posted by ブクログ
1章ごとにストーリーが完結していて、サクサク進む展開が読みやすい。
登場人物を覚えるのは大変笑
謎解きのような雰囲気だけどなんでもやる商会の人達が超人過ぎないのが新鮮。
Posted by ブクログ
サラッと読めるので、難しいミステリーで頭が疲れた時に。
こういう物語はやっぱり登場人物に魅力を感じて、さらに続編出たらいいのにって思えたら自分的には満足です。
あまりスポットが当たらない人もいたから、それぞれが主役の短編も読みたいなと思いました。
Posted by ブクログ
良くも悪くも赤川次郎。
久々に読んだな〜。
22歳にしては気が回り教養もある
メインの子以外いる意味あまりなし。
もう少し順繰りに見せ場を作っても…
Posted by ブクログ
〈何でもやる商会〉が、あなたの映画的事件を解決します。
赤川次郎らしく軽く読めるエンタテイメント。〈何でもやる商会〉のメンバーも、もしかしたら何か抱えているのかもしれないけれど、全然語られないし、ぐちゃぐちゃしてこないから、記号的でさらっとしている。カッコイイ(でも女子高生の変装もできる)(てかこれで22歳とは思えない)池上絢子が中心人物。
タイトルの元ネタになっている映画は、別に知らなくても読める。知っていれば……でも知っていたらどうこうという展開はないかな。別に短編を通じて、ひとつに流れが繋がり長編になる、ということもなく、もしかしてサザエさん時空じゃないかとも。