赤川次郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
明示されてはいないが、「魔女たちのたそがれ」の続編。
狂気に支配される恐怖、みたいなものがテーマだと思っていたのだが、
それが「吸血鬼」という半ばファンタジー的要素に落とし込まれたので、
急にお話が絵空事のように思えてきた。
終盤、誘拐という事案が発生するのだが、
「いや、その相性では長距離移動はできななくない?」
「っていうか、そんな都合よく『切り札』が登場するか?」
みたいな、前作同様行き当たりばったりな展開がチラホラ。
モヤモヤさすだけで、詳しいことは有耶無耶にしとこ、みたいな。
なんだか続編を示唆する終わり方だが、
最後もそうやってモヤモヤさせるだけの最後。
すっきりしないなぁ。 -
Posted by ブクログ
赤川さんは、その昔よく読ませていただきました
軽妙な語り口に 安心して読んでいると
ラストにびっくりさせられた記憶があります
ミステリ以外は 初めてかもしれない
高二のある朝、交通事故で突然亡くなった姉
しっかり者で優秀な姉の死
娘の死を受け入れられず精神が不安定になる母
姉は家族を想ってか、妹の中に住み始める
妹は頭の中で 姉と会話する
姉の声が残された妹を支える
姉の死んだ後も なぜかトラブルが続くけれど
最後の父親の不倫は、なんとも後味が悪い
姉の死んだ年齢を迎え 憧れていた姉に近づいた自分に出会う妹
ストーリー的には好みでないけれど
久しぶりに赤川次郎さんの
大した事もさらっと書く