児島修のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前作サイコロジーオブマネーが良かったから、その続編ということで読んでみたが、期待外れだった。
まえがきで、お金の使い方に正解はない。なぜなら人それぞれ育ってきた環境も価値観も違うから。他人からはバカげた散財に見えても本人にとっては幸福なお金の使い方であることもある。お金の使い方は正解がある方程式のようなものではなく、芸術(アート)である、と書かれている。
それなのに、金持ちの散財を悪い例に、金持ちの質素倹約を良い例にあげている。散財も質素倹約も、やりすぎては良くないという話で、ほどほどが大切。
お金に関して将来の後悔を最小限に抑えようというのが誰にでも当てはまるアドバイスになる。
悲観主義者のように貯蓄し、楽観主義者のように投資する。最悪を予想し、最善を期待する。今日を生き、明日に備える。
お金の本来の価値とは、好きなときに好きな人と好きなだけ好きなことをする力だ。
お金に支配されるな、金持ちであることを自分のアイデンティティにするな、本書はこの繰り返しである。
本書の最後に書かれていた「幸運を得るほど他人に優しくすべき」というアドバイスが響いた。
お金を持つと、自分の力だけで成功した錯覚に陥り、他人を軽んじてしまう。
もし、自分が幸運にも豊かな時代の豊かな国に生まれ、世界について学んだり自分の望むように生きられるなら、それは膨大な数の先人が積み重ねた努力と知恵のおかげであることを自覚すること。
人との繋がりや心の豊かさを大切にすること。そして、自分もよき祖先になることを目指す。 -
Posted by ブクログ
資産レベルに応じたお金の使い方、収入ではなく資産(流動資産)だが、収入によって生活費を賄う必要がある。
資産の0.01%を目処に贅沢に使える
キャリア決定と機会費用(何を放棄するか)
松下幸之助は売り込み→創業基本自分で全部やる→従業員を雇いどんどん裁量を任せる
キャリアを積み重ねる中で戦略を変えていた。選択と放棄で習慣を変えていく。
新しい職かー今のままか
新しい投資は時間をかける価値があるか
キャリアの選択肢
レベル1 自給労働・・・単発仕事や副業(家庭教師とか)して次のレベルへ
レベル2 技能労働・・・時間あたりの単価を上げるためのスキルアップでレベル3へ
レベル3 キャリアアップ、副業、少額投資・・・家庭教師ビジネスなど1→2以降よりも本格的なもの
収入と資産は共に増えていく
レベル1 現金、車両
レベル2 車両、住宅
レベル3 住宅、年金口座
レベル4 住宅、年金口座、株式
レベル5 事業利益、株式、投資信託、年金口座
レベル6 事業利益、株式
車両と現金でレベル1は85%、レベル2は50%〜レベル3他住宅
レベル4〜は株式や不動産などの収益資産
2/3は当てはまっている
・得意 「得意」+「興味」はお金のためにやろうとしないことが、むしろお金につながりやすい
・興味
・人がお金を出してくれる
レベル2 収入 キャリア決定と機会費用
仕事のポイント
将来性
「新しいスキル習得してるか?
「昇進の道筋は明確化?
「最近任される仕事の範囲が増えたか?
「数年で給料は上がったか?
レベル3 自分に合った投資法 福利
just keep buying お金と時間 レベル2〜3→3〜4
副業・・・収入源を増やす
〜レベル3までは収入を増やす レベル3、4は支出を減らす
レベル3は住宅の比重が多い
レベル4〜 mainは収益収入
recommend 分散投資 これは複数ということではなくセクター ポートフォリオ
レベル5〜 子供がプレッシャーや孤立感を感じやすい
お金と塩の関係=自分やまわりの人たちの生活をよくするための道具
塩はスパイスではなくミネラル
本来の味を引き立てるもの
周りに何かがあって意味をなす
社会的な富 人間関係が健康や幸福度に
- 量より質 ほぼ毎日や定期的に会うとgood
経済的な富と相関関係あり
本当の豊かさは嫌な人と時間を過ごさない
悪しき人間関係 ろくでもない上司から離れる転職
ネガティブな人間関係はインフルのようなもの
身体的な富ー健康
高地位低収入>低地位高給料 の方が健康影響good
インデックス投資とETF
not情報を手に入れるbut正しい情報を手に入れる
シンプルなことを正しく行うこと
シンプルな解
レベル1 生き延びる
レベル2 教育を受けスキルを磨く
レベル3 投資
レベル4 起業
レベル5 事業拡大
レベル6 資産を守る
お金の最大価値 お金以外の大切なものにどれだけ目を向けられるか -
Posted by ブクログ
人生をより良く生きるための自信…
「これをすれば自信が持てるようになる」とか「自信をつけるにはどうすればいいか」というノウハウ本なのかと思っていたけど、そんなに単純な話ではなさそうだ。
わかったような、わからないような、広くて深い話で、読み終わって理解できたかどうか心もとない。
薄っぺらくて熱量だけは豊富なコーチングの暑苦しさは感じなかった。
「哲学だもんね、そりゃそうだよね」という、これまた薄っぺらい私の感想。
心が自由である、ということ。
自分で決断をする、ということ。
不確かなこの世界を生き抜くために、必要なのは自信だということ。
イチイチごもっともだ。
しかしうまく飲み込めない…。
そもそも日常で「自信」を意識したり、「自信」という言葉を使う場面はどのくらいあるだろう。
使っているシチュエーションを考えると、かなり軽いノリで使っているような気がする。
「ちょっと自信ないけど、たしかこういう話だったと思うよ」とか。
「何度もチェックしたので大丈夫です!」と自信満々に同僚が持ってきた資料に、あからさまなミスがいっぱいあって、「その自信は一体どこから…」と思ったりとか。
ワールドカップ開催中に、チラリと試合を見て思う。「オレにボール集めろ!絶対ゴール決めるから!!」というのが、私は最近どうも苦手だ。こういう、自信が溢れまくっている人を暑苦しく思ってしまう。
私の夫はこのタイプである。一緒にいすぎて、飽きているのかもしれない。
自信があるとか、ないとかって、人に言うものでもなくて、自分の中だけで思っておけばいいことだよな、と常々思っている。
「私、自分に自信あるから」と宣言されると引いてしまうけど、「自信ないんだよねー」と言われるのも、なかなか扱いが面倒だ。
さて…。
本書に書かれていることに照らし合わせると、なんだか私が認識している「自信」なんて、すごく小さなものに思えてくる。
結果的に、その「たいしたことない自信の集まり」も大事なんだろうけど、「ベターライフのための自信」とはちょっと違うような…というのが、私のモヤモヤの中心にありそうだ。
[心に小さな炎を灯して、私たちは生きていく。不確かなこの世の中の不条理も受け止めながら、それでもこの世の中を信じて生きていく]
数カ月前に自殺した同僚のことを思う。
心の小さな炎が消えてしまったんだよな、と思う。
消えないで欲しかった。
小さくていいから、ロウソクをつなぎたかった。私は、その人のロウソクが消えかけていることに全く気がつかなかった。
転びそうになりながら自転車に乗れるように、だんだんと獲得していけばいいのだと、ペパン先生が言う。
自信のことだ。
だんだんと自信を獲得していくベースに、社会や周りの人への信頼があって、周りから信頼されて、自信が育っていくんだとかいうペパン先生の話は、「えっ」と思いながらも、薄々納得した。
うちの子どもたちを見ていると、自由だなぁーと思う。自信があるとか、ないとかというより、ただただ自由。自由に発言し、自由に笑い、自由に泣く。
そのベースに、安心感があるのはそうなのかもな、と。
自信って、自分を信じることでしょ?
そこになぜ、他者が関係してくる?
自分の核が必要なんじゃないの?
と、思っていたけれど、どうやらそうではないらしい。
まぁー、なんかよくわからんけど…。
ミスが多い同僚との関わりを考えると、あまりにミスが多いので、上司からダブルチェックをしっかりと私がやって管理するように言われている。これが非常に疲れる…。
チェックはたしかに大事なのだけど、私も全てのミスには気づかない。これなら私がイチから対応したほうが早い…と思ってしまう。
何より、本人が完全に自信を失くしている。
管理されてばかりでは、自信をもって事に当たれない。
どうやら私の職場は、人の自信を奪うのが常態化しているんじゃないだろうか…と思う。つまらんことでワーワー言ってくる人が多くて、すっかり職場の人と関わるのが億劫だ。ワーワー言う人らに、悪気は全くない。そこがまた厄介だ。
他者の「幸せな自信」を育てるには、まずは信頼が大事なのかもしれない。
そして、自分の「幸せな自信」を育てるには、心が自由であることが大事らしい。
へー、という程度だけど、薄っぺらく気には留めておきたい。 -
Posted by ブクログ
友人がガンになったと連絡をくれて、健康や生き方についてやり取りした。辛くなって、考え込むことが多くなり、自分の生き方も考え直したく、本書を手に取った。
私自身が経験でわかっていることも多かったが、考えや気持ちを整理するのに役立った。
改めて自分に刺さったこと。
・完璧主義をやめる
→完璧主義だと思ってなかったが、やり始めたら最後までちゃんとやり遂げなければと思うあまりに、着手できていなことが多いことに気付けた。60%でも良いから、途中でやめてもいいから、とにかくやってみるのは良いと思えた。
・決めてしまったほうがラク
→優柔不断で時間を費やしすぎていることに心当たりあり。
・「タイムフリー・ゾーン」をつくる
→1週間でも毎日でも、定期的に、時間を決めて自分が楽しむ時間をつくるという提唱。私は時間があれば、家事育児にまつわることをやって隙間時間を埋めてしまうが、自分の楽しみだけの時間を意識的に作ることで自分を大切にできると思った。
「やりたいこと」をすると、「生きている」と強く実感できる。本当に心から楽しめることを見つけて、もっと沢山やってみる! -
Posted by ブクログ
読み物として非常に面白い。
面白いが、事例の勢いが余って同じことが相反する目的で書かれている点もある。
例えば、
「私は大丈夫だ。私は頭がいい。私は人に好かれている」→同じセリフが2度登場するのだが、1度目は、「(このような呪文を唱えても)心をコントロールすることは簡単ではない」と、やや否定的だが、わずか20ページ後には「言葉はその人の感情や将来の行動に影響する」と述べている。
心と感情はワードが別だから別、とでも言うのだろうか。
非常に構成は巧みである。
本書を読み続けてもらう(=本書を読み終えることを成し遂げてもらう)ために、本書に記載されている事例の「簡単にする」が使われていることが伺える。
また、「行動を変えることで、心が伴う」という観点からか、各章の終わりにも簡易的なワークが付いている。
なお、これは他で言われている「やり始めれば継続できるから、まずやるが大切」理論ではない。
また、本書は「自分も他人も行動させる」ことに重点を置いた事例が多い。そのため、ビジネス上での心理にも効果がありそうに見せている点は商売的に上手い。
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Posted by ブクログ
著者であるアメリカの大学教授が関わった研究調査から見えてくる「インセンティブ」を与えた場合の行動の変化、つまり「何かのアクション(行動)に対して報酬が得られる、もしくは失いたくないために人の感情はどのように変化するか」の結果について書かれた本です。ほぼ最初から最後まで似たような話の連続です!とにかく長い!
インセンティブは与え方によって良くも悪くも作用する、という興味深い内容ではありますが、行動経済学の本を何冊か読んだことがあれば、さほど目新しいことは書かれてはいません。「あ、そうか、そうだよねー。やっぱり人間ってそういう状況になったらそういうことしちゃうよねー」的な話が、調査の方法が違うだけで同じ様な内容が延々と続きます。
調査結果の%が少ないにも関わらず「人はこういう行動に陥りがちだ」と強引に結論づけている部分もあり、「ホンマかいな?」と思うところもなくはないですが、最後の方に出て来るケニアのマサイ族の女の子たちの健康と社会的地位向上を目指す素晴らしい取り組みがこれから始まることが紹介されていて、上手くいきますようにと願わずにはいられません。
もう少しコンパクトに内容がまとまっていれば、もっとグイグイ読み進めて行けたかな、と思いました。
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Posted by ブクログ
ネタバレ経済的成功とは、何を知っているかよりもどう振る舞うか? これを著者はお金の心理学と呼ぶ。
「破産した大富豪」と「10億円もの資産を築いた地味な清掃員」2人にあった違いとは?
著者は「最高の豊かさ」とは、毎朝目を覚ましたときに「今日も思い通りに好きなように過ごそう」と思えることだと言う。好きなときに好きな人と好きなだけ好きなことができるように。
そのためには日ごろから「足るを知る」と言う十分の感覚を身に付ける必要がある。高級品などを買ったり贅沢な暮らしをする代わりに、目的のない貯金が、今後の選択肢と柔軟性を手に入れる鍵になる。
人生では、予期せぬ出来事で必要になる出費や、チャンスが来たらすぐに飛び付ける金銭的余裕を得るために、この目的のない貯金をコツコツとすることが必要と述べる。
筆者は小さい頃から倹約する生活に慣れていて、収入がアップしても生活の基盤はそのまま維持することで貯金を貯め、それを投資に回してきた。そして、この初めに出てきた清掃員も然り、倹約生活を続け、長い時間をかけて投資を継続する事で富を築いた。
「富を築くという事は、満腹になるまで食べるのも我慢し、運動によって、着実にカロリーを消費すること」
著者は倹約生活に子供の頃から慣れているとのことでストレスを感じないようだけれど、倹約ばかりでは息も詰まるしバランスが重要なんだろうと思った。選択肢と柔軟性を広げるためにする貯金、でもたまにはご褒美や美味しいものを食べて生活と心を潤わせながら、締めれるところは節約をして、この「目的のない貯金」からの投資をしていきたいと思ってしまうのが人間なのかな。