児島修のレビュー一覧
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『DIE WITH ZERO』を読んで、お金はただ貯めるためのものではなく、人生を豊かにする経験に使うことが大切だと感じた。特に印象に残ったのは、「思い出の配当」という考え方である。旅行や挑戦など、お金を使って得た経験は、その瞬間だけでなく、後から思い返すたびに価値を生み続ける。これは単なる浪費とは違い、人生への投資だと思った。
また、若いうちの時間には大きな価値があることも学んだ。年齢を重ねると、お金があっても体力や環境の変化によってできなくなることがある。そのため、やってみたいことがあるなら、できるだけ早いうちに挑戦することが大切だと感じた。
さらに、お金と時間のバランスを考えることの重要性も印象に残った。仕事ばかりに時間を使うのではなく、自分の人生を楽しむ時間も確保するべきだと思う。また、毎日を何となく過ごす「無意識の自動運転」をやめ、自分が本当にやりたいことを意識して選択することが、充実した人生につながると感じた。
この本を読んで、迷ったときは挑戦してみること、そして何事にも最適なタイミングがあることを意識して行動したいと思った。これからは、お金を増やすことだけではなく、思い出や経験という形で人生の価値を増やしていきたい。 -
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スウェーデン人のスーパーエリート金融マンが「啓示」のようなものを感じ、それまでのキャリアを捨て、タイの森林派と言われる仏教教団に入信。ブッダの教えを学び、僧になる。十数年の修行の末、還俗するが、働き口がなく、引きこもるようになり、うつ病となる。その後、講演活動を行うようになって復帰するが、今度は難病を発症する。なんとも凄まじい人生だが、ビジネスマン時代も、修行中も、復帰後も、飄々としたところもあり、真面目に捉えすぎるところもあり、とても人間臭い。いわば普通の人間のジェットコースターのような人生なので、一言一言が理解しやすい。「困難に直面した時には、困難そのものではなく、自分自身の意識に注意を払う」「心や頭に浮かぶことをコントロールすることはできない。できるのは、それをどう解釈するか」「一つのことに集中しすぎず、余白を残しておくこと。その余白に思わぬ解決策が流れ込んでくるものだ」など。
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ネタバレえぐいくらい本質を突いた本
昔なら出版と同時に逮捕されてる気がする。
★悪魔が人を操るのは
惰性の習慣、催眠リズムの法則(習慣は良いほうにも悪いほうにも効く)、時間を甘く見る、の3つを使う
・明確な目標を持ち、良い習慣の虜になり、長期的に積み重ねる、この3つをすれば悪魔にコントロールされることは無い
・恐怖と貧困で悪魔は人をコントロールする
・自分の頭で考える人をコントロールする事は出来ない
・飲酒と喫煙で堕落させることができる
⇒男がかっこよくたばこを吸う、次に女が男のたばこに火をつける、次に女が自分の咥えた煙草に火をつけて男に渡す、そうやって喫煙がかっこよくてセクシーに見せてきた
・失敗は成功をもたらす
・賢さを身に着ける前に大金を手にするとろくなことがない
・奇跡と運なんてない、人が理解できない事の説明にこれらが使われる
・知恵を付けるのは40歳を過ぎてから
・マスターマインドで環境を整えろ
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ネタバレ資産の増やし方に関する投資本は昨今たくさんあるが、本書は「ではその資産をどう使うか」という話。
個人的にも年齢とともに楽しめることが徐々に減っている実感が提示されている内容と重なり、周囲の高齢者を見ていても充実して動けるのは60代くらいまでと感じていたので非常に納得感があった。
資産を完全にゼロにしろということではなく、限りある時間の中で大切な経験をし、思い出を作っていくこと。そして人生をただ働くだけのものにしないようにしよう、というメッセージだと受け取った。
【P.193 死ぬ前に後悔することトップ2】
1位 勇気を出して、もっと自分に忠実に生きればよかった。
2位 働きすぎなければよかった(男性1位)
>「働きすぎは後悔しても、一生懸命に子育てしたことを後悔する人はいなかった。多くの人は、働きすぎた結果、子供やパートナーと一緒に時間を過ごせなかったことを後悔していたのだ」
本書を読み、自分の寿命や健康寿命、親の寿命、子供と一緒にいられる時間(高校卒業まで)、猫の寿命などをカウントダウンアプリに入力してみた。ときどき見返して、後悔のない選択をしていきたい。
また長生きリスクに対しては「ねんきん定期便」を確認した。老後については貯金に頼るだけでなく、日々の生活費を年金中心に確保できるよう準備し、受給前の時期には経験や贈与へ定期的にお金を使っていきたい。
一点気になったのは、P.240の「医師の診断を受け、生化学的年齢と予想寿命を確認しよう」という点。
寿命に関しては医師であっても正確な予測は困難であることが多いため、鵜呑みにはできないと感じた。長生きしても、しなくても困らないよう備えておくのが現実的ではないだろうか。 -
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人生の時間=ライフエネルギーの最適な使い方を、9つのルールを通して示す。お金を貯めるだけでは人生は豊かにならず、最適な年齢で経験に投資することが幸福を最大化する。思い出こそが、死ぬときに後悔しないための最大の投資であると気づかせてくれる。
★この本をおすすめしたい人
①将来のために貯金ばかりして、今の経験を後回しにしている人
…貯金を優先しすぎると、経験すべき最適な年齢も、できたはずの大切な体験も逃してしまう。本書は、お金の配分や経験の最適年齢、そして人生におけるお金の根本的な考え方を学ばせてくれる。
②挑戦したい気持ちはあるのに、リスクを恐れて一歩踏み出せない人
…年齢や状況にもよるが、「リスクを取らないことが最大のリスク」になる場面は確かに存在する。本書は、なぜそう言えるのかを人生とお金の観点から丁寧に説明し、挑戦への背中を押してくれる。
③仕事に追われて、時間やお金の使い方を見失いがちな人
…ライフエネルギーは有限で、ただ労働の対価に変えるだけでは人生の充実にはつながらない。本書は、経験のポイントを積み上げることこそ自分らしい人生をつくる鍵だと気づかせてくれる。 -
Posted by ブクログ
エッセイ?自己啓発?哲学?スピリチュアル?
とにかく、小説ばかりずっと読んできたので味変のつもりで読んでみたけど、心に刻みたい言葉がありすぎてメモが止まらなかった。
自分自身スピリチュアル的なものは苦手だけど、最近「思い通りの人生を送るために!」とかタスク管理!自己実現!とか、そういうトレンドで今を置き去りにする風潮に少し疲れていた。
本作では、過去や未来ばかりに目を向けるのではなく今この瞬間を見つめること・思い通りにコントロールするのではなく受け入れることなどが記されている。
良い気づきがたくさんあると共に、稀有な人生を歩んだ作者の伝記としても面白く読めた。