児島修のレビュー一覧
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マッピング思考
人には見えていないことが見えてくる「メタ論理トレーニング」
著:ジュリア・ガレフ
訳:児島 修
マッピング思考とは、地図をえがくように、俯瞰的にとらえようする考え方とある
海図なき航海、青写真、鳥の眼、大局観、全体図、メタ思考、等々、視野を大きくとって全体を把握せよです。
そして、考え方の前提 人は自分の欠点やミスを認めることが恐ろしく下手
本書の目的は、自分の内面に向き合って行動し、それが、うまくいくときに何が起きているか、そして、その成功から何を学べるか
ようは、「事実を確認しながら自分で地図をつくって、先入観なしに眺めて、変なところを人から言われる前に自分で気づ -
匿名
購入済み面白い行動経済学
行動経済学を分かりやすく面白く説明しながら、投資についてどういう方法で行うのがいいのかを解説した本。
行動経済学でいえば、例えば一貫性のバイアス、偏向バイアス、サンクコスト、アンカリング、プロスペクト理論…など。これらの名詞は出さずに例え話しによって頭の中に浸透させていくスタイル。
投資についてはこの本の趣旨は、お金で時間を犠牲にしないように、また安心して夜眠れるようにドルコスト平均法でインデックス投資をする重要性を説いている。
個人的には、「成功するのに“運”って大事なんだな〜」という感想と、バブルが起こる仕組みとその対処法、「投資の神様は代償を払わずにリターンを求めるものを嫌う」、「 -
Posted by ブクログ
聞き手が意見を言いやすい雰囲気を意識して作れているか?
個人的な批判を受け止められるか?
守りの思考に陥っていないか?
「逆のダブルスタンダード」(同じ状況に置かれた時に、【他人よりも自分自身を不当に厳しい目で見ている】状態)
会議でくだらない質問をしてしまったことを頻繁に思い出してその度に恥ずかしい思いをしている人は、他人がまったく同じような質問をしているところを想像してみらとよい。
どんな感情が浮かんでくるだろうか?会議が終われば忘れてしまう程度の、些細な問題ではないだろうか?
まったくの他人が同じ立場になったら、その人はどんな行動をとるか?(部外者テスト:感情の問題のようないっさい -
Posted by ブクログ
ネタバレその人はどのような人種的集団も代表していないので、その人自身を見ようっていう本。
最初は人種主義=レイシストってさすがに言い過ぎじゃない?と思いつつ、読んでいくと、なるほどある人種を褒めてようが貶してようが「〇〇人種って…」と言うのは、カテゴリーがデカ過ぎて結局「地球人って…」と言ってるのと変わらないのかもと考えが変わってきた。
そして、過激な急進的な言葉というのはどれくらい人の心を変えられたかで測り、保守的な言葉というのは人の心をどれくらい現状に維持させたかで測るという考え方は、とても納得が出来た。
p. 320
ぼくは黒人全体の代表ではなく、自分自身を代表しているだけだ。
もし” -
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Posted by ブクログ
私も「自信がない」とよくこぼしていた。高校、大学時代だったかな、、
もっと自信があれば何でも挑戦して、女の子にももてて、、、
等々考えていた気がする。
今になればそれが無意味な悩みだったことがわかる。
何でも挑戦しないから自信がないのだ。
分析すれば、、小学生の頃は優等生でいい子で、失敗経験があまりなかった。
それが中学で進学校に入り普通の人となり埋没し、
でも失敗体験が少ないから新しいことに挑戦することを恐れ、、
悪循環。
まさにこの本に書いてあることを地で行くような子供、青少年だった。
なぜか勢いで結婚はしたものの、
会社に入ってからも自信のなさは相変わらずで、
ただ、「このままこの -
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Posted by ブクログ
ちょっと前の本だが、タイトルに興味を持ち読んでみた。
確かに人にものを頼むのは敷居が高い。
それをどう科学的に分析するのか!
まとめをさらに主観でつまみ食いすると
・人に助けを求めることには社会的痛みがある。
・相手が助けてくれる可能性を過小評価する
・逆に頼まれたときNoと答えるのは苦痛。
一度目断っても二度目はYesと答える確率が上がる
・一度Yesといった相手にはNoと答えにくくなる
・人は助けた相手に好意を抱く
・助けると世の中を良い場所と思える 心理的メリットがある
・でも、助けるのを「強いられている」と感じるとメリットは消える
・罠にはめられるように感じると親身に助けようとし -
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Posted by ブクログ
ネタバレ「習慣」とは何か?どうして私たちはそれを変えられないのか?と科学的に説明しようとする(しきれないのが脳科学の難しさだ)大著。
行動に報酬を与えるドーパミンという一般の理解を裏切るが、実はドーパミンは動機づけの役割の方が中心らしい。いや、役割が多すぎて正確にはわかっていない、というのが実情だそうなのだけど。
「習慣」とはつまり「選択肢を狭めようとする脳の作用」と言って差し支えないかな。選択肢が無限にあっても動けなくなるので、脳はある程度のすることを勝手に決めてしまう。それが意識しなければ実行されるような「習慣」になるわけだな。
それを意志の力でやめようとしても無理なので、環境から変えたり他の習