【感想・ネタバレ】サイコロジー・オブ・マネー―――一生お金に困らない「富」のマインドセットのレビュー

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Posted by ブクログ

各章が短く、すぐに区切りがつくので読みやすかったです。内容も素晴らしい。富を得る方法がわかります。再度読み返したいと思いました。

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2024年05月19日

Posted by ブクログ

マネリテの高い人達の間では超有名で、前から気になっていた1冊です。

学びのあったところは沢山あったのですが、特に印象的だったのは以下の2つです。
・テールイベントの絶大さ
・この世に無料のものはない

・テールイベントの絶大さ
テールイベントというのは簡単に言うと、数あるものの中から一部のものが大きな影響を与えるということです。

世の中の多くの出来事はこの仕組みによって動いているということを学びました。
これは投資でいうと、インデックスファンドや個別株の分散投資で実践することが出来ます。

また、この章では成功している企業も過去には様々な事業で失敗していたという実例が紹介されており、失敗に対しての考えが大きく変わりました。

失敗時のリスクが破滅的にならない程度に、様々なことに挑戦していきたいと思いました。

・この世に無料のものはない
本書では、代償を払わずにリターンを得る「泥棒」になってはいけないと書かれています。

投資では急落により一時的に損をしたり、荒れた市場に翻弄されたりします。
そのことを「利益を得るための入場料」と捉えるというのがとても良いマインドだと思いました。

ディズニーランドに入るためには1万円程の「入場料」がかかると思います。
その入場料を払うことで、「日常では味わえない最高の経験」という利益を得ることが出来ます。
しかし、雨が降ったり、そこで友人または恋人と喧嘩をしてしまうという代償も一定存在します。

投資でもそれ以外の経験でも、利益を得るためにはそれなりの「入場料が」必要だということ、考えられる代償は何なのかを意識して「入場料」を支払おうということをこの章から学びました。

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2024年05月02日

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ふだん小説しか読まないのですが、とても分かりやすく面白く読めました。マネー本ではありますが、心理、自己啓発のジャンルにあたるので、投資や経済の知識の有無に関わらずハッとさせられる内容だと思います。

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2024年04月22日

Posted by ブクログ

お金で尊敬を買わないこと。
高級車やタワマンに住んでいる人は意外に経済的余裕がない。他人からの賞賛を欲しがりすぎるのは、維持費がかかる。どっちの方がいい腕時計をつけてるとか、妙な競争に巻き込まれないこと。い。資本主義はサバイバルだ。

お金で買える最大価値は自由だ。
好きな時に好きな人と好きなだけ好きなことができる、それを叶えるのが金だと。つまり、自己コントロール能力が高い人生は幸福度が高い。

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2024年04月13日

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お金のマインドセットの要諦が書かれた良書。
お金は、経済的自立を感じ、自由な時間を手に入れるだけあれば良いのであって、たくさん稼げば良いというものでもない。足るを知る。過ぎたるは及ばざるが如し。

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2024年03月31日

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ネタバレ

誰もが、世界の仕組みを理解していると思っている。しかし、一人一人は世界のほんのわずかな部分しか経験していない。
実際に体験することと内容を知ること別物。

称賛と批判は紙一重。
誰かの成功や失敗の原因が100%、その人の努力や判断にあると思い込むことに注意が必要。
成功と失敗には運とリスクが大きく影響している。

★テールイベント
数千〜数百万分の一の確率で起こる例外的な出来事
5割の確率で間違っていても、トータルでは大儲けできる。

幸福度が非常に高い人々の特徴
自分の人生を自分でコントロールしているという感覚
好きな時に好きな人と好きなことができる

蓄えが増えることで、人は周りの都合に左右されることなく、自律的に生きられるようになっていく。

少額の蓄えがあれば、病気で数日仕事を休んでもお金の心配をしなくて済む。
生活のために1日も仕事を休めない状態に比べれば、蓄えによる安心感はとても大きい。 さらに多くの蓄えがあれば、もし今の仕事を解雇されても、次の仕事を慌てて探す必要はない。良い仕事に就くチャンスを待つ余裕もできる。
この差は、人生を変えるほどの大きな違いになり得る。
半年分の生活費があれば、上司が怖くなくなる。「もし解雇されたら、 路頭に迷ってしまう」と怯えなくてもいいからだ。 さらに蓄えが増えれば、人生の選択肢が増える。給料は安くても時間の融通が利く仕事を選べる。通勤時間が短い仕事を選ぶこともできる。急に病院に担ぎ込まれることになっても、医療費に不安を抱えなくてもいい。また、自分の好きなタイミングで退職することもできる。どんな高級品でも得られないような、人生を変えるほどの価値が手に入るのだ。

歴史から学ぶべきことは予測ではなく一般論
予測は変化が激しいため。

サンクコスト
すでに投じられた回収不可能なコスト。
必要な場合は思い切って捨てるべきである。
古い計画を捨てて軌道修正するのが早いほど複利の恩恵も得やすくなる。

投資のリスクはリターンを得るために必要な入場料という認識は大事。

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2024年03月24日

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 YOUTUBEで見かけたので読んでみました。資産運用に関する本というよりその前段階の心構えに関する本かと。
一読して自分の資産比率に対して肯定的になれました。
色々なお金や資産運用系の本を読んで、「現金比率が高すぎる。なる早で投資に回さなきゃ」と焦っていたのですが、手元に現金を持っておくことの意義を気づかせてもらえてちょっと自信が持てました。
筆者の「おかしな人は誰もいない」という主張は説得力があり、多様性が叫ばれる今、お金に限らず重要な視点だと思います。
SNSが発達して他人のマネープランや暮らしぶりが覗ける今、結局大事なのは自分と向き合うことなんだと思い出させてくれる本でした。

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2024年03月14日

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お金についての様々な教訓や示唆を与えてくれる名著だと思います。投資は人間の感情という要素が入るため、科学的に絶対的に正しい投資法があるとは言えず、本人にあった適切な投資法を考えて長期で粘り強く取り組んでいくことが重要なのだと学びました。

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2024年03月03日

Posted by ブクログ

お金に対する心理を扱った子供にも読ませたい良書。解説する本はたくさんあるけど、普遍的な心の持ちようを端的にまとめたこの本はすごい。

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2024年02月27日

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ファイナンスにおける心構えの仕方を具体的に享受してくれる一冊。たくさんの実例に基づいて、なぜそうする必要があるのかを明瞭に提示しているところがよかったです。特に投資面での考え方で、失敗を学びの代金とする点や、当たり前のことを当たり前にやり続ける大事さなどは今後の自分の資産運用にも活きるマインドセットでしたので、意識できるよう努めようと思いました。

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2024年02月19日

Posted by ブクログ

非常に分かりやすい書きぶりが特徴的であり、経済的自立を達成するためのヒントが満載の良書でした。

個人的には、「足るを知る」ことが経済的自立を達成する上で重要という、著者の主張に非常に共感できました。
投資の世界においても、常に謙虚な姿勢で取り組んでいくことが大切だと感じました。

「他人は他人、自分は自分」、そのことを常に意識して、日々の生活を送っていこうと思わされました。

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2024年01月21日

Posted by ブクログ

お金の勉強中です。
著者の方が、堅実な方ぽいので生き方考え方を参考にできる気がする。
判断に迷ったときに、読めば指針になりそう。

短い章にわかれているので、読みやすいのもすごく良かったです。

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2023年12月21日

Posted by ブクログ

お金に対する考え方を、徹底的にいろんな角度から探求された一冊。
人生で決断が必要なとき、日々を送る中で出会う選択の機会、あらゆる面で役に立つ本だと感じた。

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2023年12月11日

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投資を行う際の心構えが書かれた書物として、再読に値する。最も、洋書特有のひたすら具体例が続く記載はかったるくも思える。
19章がサマリーとなっており、19章だけ読んでも良い。

人生を自分がコントロールしているという感覚こそが幸福感の最も重要な要素である。

そのために、とにかく貯蓄をしよう。目的のない貯蓄こそが、人生を自由にしてくれる。

貯蓄=収入−エゴ

高級品を身につけていても、他人はその高級品を見てはいるが、その所有者を見てはいない。

投資はとにかく長期間行うこと。市場の変動性は、「将来的に利益を得るために支払わなければならない手数料」であり「投資の神様は代償を支払わずにリターンを求める者を嫌う」。

夜、安心して眠れる投資を行うべきである。
筆者は、多少経済合理性に合わなくても、自分が安眠できる投資を行う。
筆者は、インデックスファンドを推奨するが、個別銘柄への投資を否定しない。個別銘柄への投資が好きであれば、その好きであるという気持ちが長期保有を後押しするかもしれない。

私自身のスタンスとしては、インデックスファンドを基本としつつも、応援したい会社、日本をよくしてくれそうな会社の個別銘柄株を保有して応援したいという気持ちがある。

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2024年01月31日

mac

ネタバレ 購入済み

お金にまつわる心構え

・歴史は繰り返さない。繰り返すのは常に人間の心理。
・「知っている」ということと、「実際にやっている」ことは全く別の話。
・「運動したんだから、好きなだけ食べていいだろう」と、「稼いだんだから、好きなだけ買っていいだろう」は似ている。
・若いころから節約してお金を貯める→優良株に投資→福利効果→莫大な資産に
・「幸福」=「結果」-「期待値」
・優秀な人間が失敗するのは、たいてい傲慢さが原因だ。
・失敗は成功のもと。
・物事がうまくいっているときは慎重に、うまくいかないときは寛容に。
・エゴを減らせば、豊かになれる。
・「富」=「将来、より多くのものや選択肢を手に入れるために、今買う物を抑えることで生まれるもの」。
・夜、安心して眠れることを優先して、お金の管理をするべし。
・投資で結果を出すための最大の秘訣は、時間軸を長くすること。
・個々の投資ではなく、常にポートフォリオ全体を見て、成果を測ること。
・自分の時間をコントロールするために、お金を貯めて、使う。
・尊敬と称賛が欲しいなら、高級車を見せびらかすより、優しさや謙虚さの方が効果的だ。
・人生では、最悪のタイミングで、予期せぬ出来事が起こる。
目的のない貯蓄は、そのリスクに対する備えとなる。
・お金を増やすうえで生じる代償(不確実性、疑念、後悔など)は、罰金(避けるべきペナルティ)ではなく、
手数料(支払う価値のある代償で、代わりに素晴らしいものが得られるもの)と見なさなければならない。
・何が起こるかわからないと想定しておくことで、予想外の出来事に耐えやすくなる。
・目標は、望みや時間の経過と共に変化するため、あまり極端な経済的判断は避けた方がいい。
・リスクとリターンは表裏一体。
・身を滅ぼすようなリスクには、細心の注意を払うべきだ。
立ち直れないほどのダメージを負ってしまえば、長期間で得られるリターンのためのリスクを、それ以上取れなくなるからだ。
・人は人、自分は自分。
・いろいろな意見を認めること。
・インデックスファンドを、ドルコスト平均法で運用する。

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2022年09月30日

Posted by ブクログ

お金を貯めてないで投資した方がいいとか言われる昨今、目的のない貯金の価値をこの本で説いていた。
その点はちょっと意外だった。

何が起こるかわからないからこそ、余裕を持つためにもある程度の貯金は必要ということだな。
がっつり投資とかやりたくないけどなんとなく将来は不安、、みたいな人にささるのではないだろうか。(あくまでも考え方なのでノウハウは載ってないです)

が、若いうちはあまり将来のためにって考えすぎずに自分の経験になることにお金はいっぱい使った方がいいと思う。
会社の先輩に今の年齢で持ってる100万円と年をとってからの100万円では価値が違うって言われたことがある。(体力や環境など、少なからず年取ったら選択肢は少なくなってくるだろうから)これが結構自分の中でのお金に対する考え方になってる。なので今のうちに自分の行動が変わるようなことにはお金はどんどんつかっていってもいいというマインドです。

以下、印象的だった内容。
1. 幸福とは、結果から期待値を差し引いたもの
→ 結果を大きく出すか、期待値を低く設定するか、簡単だから期待値を低く設定する方向にいってないだろうか、、日々の仕事にも通じるなぁと思った。

2. 目的のない貯金をすれば、選択肢と柔軟性が手に入る。貯金があれば、待つべき時はじっと待てる。チャンスがきたら飛びつくこともできる。考える時間も作れる。自分の意思で人生を軌道修正できる。
→ 一理あるが、冒頭でも書いたようにそのチャンスが来た時に動ける状態かどうかということは重要に思う。なので貯金がなくても若いうちはなんでも飛び込んだ方がいいって思う。あと、ここでももう一つ重要なのは自分の意思が何かということ。(本書の趣旨とはずれるけど、やっぱ貯金があったとして安心感はあるけどその先どうしたいのかがないとほんとにただ貯金しただけになってしまう。それはそれで虚しいと最近は思う。)

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2024年05月02日

Posted by ブクログ

お金、富に関するマインドセットについて

投資や生き方に関する人間の心理やそれに対する心構えが、説教くさくなく、わかりやすく具体例を挙げながら説明している。
インデックスによる長期投資を後押しする方針となるが、氷河期やバフェットの例、テールイベントや自由に対する考え方、ウェルスとリッチに対する考察、他では見かけない貯蓄の進め方など他にも示唆に富むものが多く、強く読む価値を感じた。

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2024年04月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

はじめに
●経済的な成功のカギは「ソフトスキル」
経済的な成果は、知性や努力とは無関係の「運」に左右される部分が大きいからだ。
もう一つの理由は、「ハードサイエンス」では得られない。
ファイナンスの世界では、「何をすべきかを知っていることと、その人が実際に取る行動は全くの別物」なのである。

第1章おかしな人は誰もいない
自分なりの直接的な経験をもとに世界の仕組みや成り立ちを理解している。
お金の扱い方、考え方は、ある人にとって相当おかしなことでも、別の人にとってはまったく理にかなってるということも十分に起こり得る。
あなたと私はそれぞれが経験に基づいた、異なる価値観のもとで人生を生きている。

●誰もが「0.0000001%」の世界で生きている
どんなに勉強しても、どんなに想像力を膨らませても、直接体験をした人と同じ恐怖、不安は体験できない。実際にその出来事を体験し、その影響を肌で感じなければ、行動が買われるほど理解するのは難しいのだ。
つまり私たちは、それぞれの体験に基づいた、異なるレンズを通して世界を見ているのだ。
●あなたの投資判断は「いつ、どこで生まれたか」で決まっている
「分析の結果は、個人投資家がリスクをどれくらい負うかは、その人の過去の体験に大きく影響されることを示唆している」
土台となる経験が違えばまったく異なる意見を持ち帰る
●「貯蓄」「投資」の世界では、誰もが初心者
インデックスファンドの歴史も、50年に満たない。

第2章 運とリスク
「人生は個人の努力を超えた大きな力に左右される」「何事も、見かけほど良くも悪くもない」
●「運」だけで億万長者になれるか?
 ,経済的な成功に運はまったく影響していないとは思っていない。運を数値で表すのは難しく、成功をもたらした原因の一部が運であるという事実を見て見ぬふり。
 兄弟間の収入は、体重や身長よりも相関性が高い。
 危険なのは、個々の事例を見て、お金について何がうまくいき、いかないのかを学ぼうとすること。
●「称賛」と「批判」の差は、紙一重
●リスクと運はドッペルゲンガー
●私たちは、ウォーレン・バフェットを目指してはいけない
 幅広い観察から導かれた教訓の方が、私たちにとって身近かつ有益なものであることが多い。
●何事も、見かけほど良くも悪くもない

第3章決して満足できない人たち
足るを知ることだ。つまり、十分の感覚さ。
現代社会には、「これで十分だ」という感覚が欠落しているように見える。
●1.動き続けるゴールポストを止めよ
 努力をして結果を手にしても、それに合わせて求める基準をあげつづけるなら、いつまで立ってもさらなる結果を求め続けなければならない。
 現代の資本主義は不達のことに長けている。「富を生み出すこと」と「羨望を生み出すこと」。
 十分の感覚がなければ幸せは遠のく。
 幸福とは、「結果から期待値を差し引いたもの」。
●2.「富の比較ゲーム」に参加してはいけない
 他人と収入を比較してもきりがない。比較している限り、誰も頂上には到達できない。これは決して勝つことのできない戦いだ。唯一、勝てる方法は、最初から戦わないことである。たとえ周りの人より収入が少なくても、「自分はこれで十分だ」と満足することが大事。
●3.吐くまで食うな
●4.大きな利益が得られる可能性があっても、危険を冒す価値のないものは多い。

第4章 福利の魔法
 ある分野で得られる教訓が、他の分野でも価値ある教になることがある。
 小さな変化がこれほど巨大な力を生み出すという事実には、驚嘆するしかない。
 「途方もない結果を生み出すのに、途方もない力は必要ない」ということ。
●ウォーレン・バフェットの資産の殆どは60代半ば以降に増えたもの
 ウォーレン・バフェットの経済的な成功の秘密は、若い頃に経済的基盤を築き、長期間にわたって投資を続けたことにある。成功の最大の要因は、時間だった。
●投資の最重要アドバイスは「黙ってじっと待て」
 良い投資とは、そこそこのリターンを繰り返し何度も手に入れ続けることである。その時、複利が最大の力を発揮する。

第5章裕福になること、裕福であり続けること
裕福になるには倹約と心配性の組み合わせ。
 お金を得ることと維持することはまったく別物。
 サバイバルが重要。長時間、息途絶えることなく、退場させられることもなく、諦めずに頑張れるかどうか。
 自分の身を削ってまで得る価値など内に等しいということ。
●「裕福になること」以上に大切なのは「裕福であり続けること」
1.大きなリターンを得ることよりも、経済的に破綻しないことを目指す。
2.あらゆる計画で最も重要なのは、計画通りに進まない可能性を踏まえて経過すること。
 幅広い状況に十分に対処できるようにしておくこと。
3.未来に楽観的であれ
 懸命な楽観主義者とは、「たとえ途中で不運に見舞われても、長期的に見れば物事は自分が望む方向に進むと信じること」
 長期的なメリットを受け取るには、短期的な状況を受け入れる必要がある。

 



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2024年04月20日

Posted by ブクログ

興味深い内容が沢山あった。
28年間で3000倍以上に値上がりした銘柄でも、全期間の95%は最高値より下で株価が推移していたという指摘。どんないい銘柄でも、絶好調の市場環境でも、新高値で浮かれている時間よりも、値下がりで自分は売りタイミングを逃したのではないか、と後悔していることの方が圧倒的に多いということ。放ったらかし投資が、一般人に懸命な手法な訳です。
あとはフルインベストメントよりも、一定額を現金で保有することを提唱する件で、手持ちのお金が必要な時に投資資金を売却を強いられるよりも、トータルリターンが下がっても資金繰りにビクつかないでいられる方が、幸福度が高いとある。
それと米国でも、大学の専攻に関係のある仕事をしているのは28%に過ぎないとある.あんな高い学費を払ってて、ちょっと可哀想。

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2024年04月17日

Posted by ブクログ

将来に向けた資産形成のための入門編として選んだ一冊。様々な実例を交えてお金が貯まった人とそうでない人との違いが書かれている。際立って特別なことは書かれてないと思うが、じっくり腰を据えて投資をしようと改めて思わされた。

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2024年03月05日

Posted by ブクログ

お金のマインドセットについての本で、テクニカルな内容はなく読みやすかった。
人間心理に大きく左右されやすく、不確実性の高いものだと改めて理解。お金だけでなく人生のあらゆることに通ずる内容だったし、投資をしていく上で判断基準を見直すきっかけにもなった。

まずは投資対象ごとに、どのくらいのスパンの投資か明確にしてからの購入を徹底したい。
また、貯金に対する考えが『ダイウィズゼロ』と対を成していたので、比較することでより自分の考えが深まったと思う。

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2024年03月01日

Posted by ブクログ

本書は非常に読みやすいマネーエッセイである。
本書を手に取る前にネット上の要約動画を視聴してみて、その多様な紹介のされ方に疑問を持っていた。
そして本書を手に取り納得がいった。本書は頭から終わりまで一貫した主張をするものではなく、関連のあるエッセイを積み重ねたものである。そのためどこから読んでも面白いし、斜め読みもしやすい。
昨今のベストセラーの中でも本書が高く評価されたのは意外とそんな形式だからかもしれない。

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2024年01月13日

Posted by ブクログ

誤り誤差とテールイベントの考えは重要、ここから、失敗を前提にした余裕のある投資を行うこと、稲妻が輝く瞬間に市場におり、尚且つ生き残ることが大事。

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2024年01月04日

Posted by ブクログ

この本はお金や投資に対する考え方や人間心理について具体例と合わせて紹介してくれるのでとても分かりやすく面白かったです!

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2024年01月02日

Posted by ブクログ

1.本を読む前の問い
■何を学びたいのか?
どんなマインドセットを持てばお金に困らないのか。

■それを学んで自分はどうなりたいのか?
お金に困らないマインドと行動の獲得。


■いつまでにそれは達成するのか(期限)
本書の内容を実践し、三ヶ月以内に目測を立てる。

■どのような成果、結果が欲しいのか?
(ゴール・目標)
自分のお金をよき伴侶とすること。

2.本を読んだ後の問い
■この本の問題提起は何か?
お金との付き合いはハードサイエンスよりは、むしろソフトスキルであること。

■問題提起に対する解決策は何か?
ソフトスキルであることを前提に、20テーマの観点を提示した。

■著者が伝えたいことを3つに絞ると何か?
・みんな誰しも各々の見方においては合理的
・リスクリターンは表裏一体かつ大きく作用するのはテールイベントである
・自分のゲーム(何のために運用するのか)を明らかにすべき

■他の本との共通点、相違点は何か?
共通点は人と比べず、地位財に浪費しないでしみったれた生活をすると経済的自立に近づくというFIRE本あるあるの主張。
相違点はリスク・リターン計算より、日々の変動を気にせずいられる配分にすることで長期投資のリターンを得ること。
とりあえず可能な限り配分するという手軽に最速FIRE系の本とはだいぶ異なる。

■本を振り返って、面白かった箇所はどこか(へぇーって思ったこと)
運の作用の大きさ、後付けの賞賛/批判は表裏一体であること。

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2023年12月24日

Posted by ブクログ

お金を増やすためではなく守るために、具体的な投資テクニック以前のお金との向き合い方を学べる本。目的のない貯金が大きな価値を持つ、という教えが一番の印象に残っています。年収や貯金額の大小に関わらず、家計管理をして収入の範囲内に見合った生活が大切だとつくづく思い知らされました。その積み重ねが、自分の人生を自分でコントロールできている自身につながるのかなと、家計に疎い生活を送ってきた自分の身にしみる思いでした。
億万長者とまでは言わなくとも、一生お金に苦労することのない人生を送るために、何度も読み返したい本です。

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2023年12月19日

Posted by ブクログ

しあわせでいられるために必要な、お金との付き合い方を学べる良書だった。

お金がないより、お金があるほうがしあわせである。資本主義社会においては、ほとんどの人が同意するだろう。でも、「お金があるからしあわせなのか」と問われると即答しづらくなる。その理由を見つけるには、お金としあわせの関係について、省略されている部分の解像度を上げた方がよいだろう。

本書にはこう書いてあった。

「お金が人生にもたらす最大の価値は自由」

ミシガン大学のアンガス・キャンベル氏の言葉が引用されている。

「従来の心理学が考察してきた客観的な諸条件のどれよりも、人間に幸福感をもたらす信頼性が高い要因は、人生を自分でコントロールしているというはっきりとした感覚があることだ」

つまり、人間は自分の人生の主導権を自分で握っているときに幸福を感じる。資本主義社会において、自由を獲得するために必要な道具が「お金」である。だから、お金があるとしあわせになる、ということだ。

一方で、お金は喪失感や恨み、怒りや自己否定など多くの負の感情を呼び起こす引き金にもなる。自分の人生の自由を獲得し、しあわせを感じるのに、無限のお金は必要ないだろう。しかし私たちは、もっとお金あれば、もっとしあわせになれると”勘違い”する。高級時計を腕に巻くことと人生の自由を得ることはイコールではない。しかし、高級時計を巻けば周りからチヤホヤされ、もっと幸せになれるのではないかと錯覚する。高級時計を手に入れたら、もっと高価な車がほしい。もっといい車があれば、もっと幸せになれると錯覚する。そのためのお金を得るために無謀な投資をして失敗し、これまで不自由のなかった日常生活まで困窮する。あるいは、これまで以上に自分の人生の時間をお金を得るために費やすことになる。こうして不要なものを得ようとして、本当はすでに手にしている大切なものを失ってしまうという無意味な行為をする。

お金の呪縛から解放され、しあわせになるための富のマインドを持つためには、お金が人間に与える影響(特性)をしっておいた方が良い。・もっともっとという欲を掻き立てる・他人と比較して優越感や劣等感をもつ・多ければ多いほどいいと強欲になる・危険よりも、利益が得られる可能性を過大に見積もってしまうこれらの特性に対処する方法が、この本には詳しく書かれている。

ひとことで表すならば「足るを知る」ということだろう。

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2024年05月04日

Posted by ブクログ

お金との賢い付き合い方は、人間心理から学べる。エゴを減らし、安心して眠れることを優先してお金を管理する。長期時間軸で投資すれば半分間違っても資産は増やせる。貯金は自分の時間をコントロールできるようにするため。必要な代償は払う。自分のゲームを明確にする。

「正解」が生物進化的な自然な感情とは異なるところに、様々な知識や経験を持つ人たちが混在しているという状況なのですね。

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2024年04月20日

Posted by ブクログ

お金の価値観や投資との向き合い方をエピソード交え、解釈してくれている。
投資は自己責任ではあるが自分自身または家族に取って1番最善且つ心理的安全性がある事が幸福に繋がる事だと認識してくれる内容。

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2024年02月21日

Posted by ブクログ

星:3/5つ タメになった

◎ひとこと
全てを手に入れようとか欲深く生きるのではなく足るを知るべき(全て手に入れようと盲目になると今ある大事なものを失うことになる)

【感想】
全体的な内容は普段自分が意識していることなので改めてなるほどと確認できた。
また意識はしていても言語化できないことをいろんな例を交えて、回りくどくないような表現で紹介してくれたので読みやすかった。

・世界は想像もしない出来事が沢山起こって、それを予知/対策するのは難しいが、周りの人たちが我を忘れているときに当たり前の行動ができる人(ドルコスト平均法)が最後に勝つ。
・何事にも【適度】が大事で、余裕を持って取り組むために貯金が自分の可動域を広げる源になることも改めて認識した。
・投資で損が出たときも入場料だと思ってボラティリティに耐えて継続的に投資をすること、そして他の市場参加者と自分は戦うゲームが同じではないので相手の戦略に乗っても出口戦略が異なるので他人の結果に一喜一憂しないで【自分の行動指針】をしっかりと持つこと。

【印象に残ったフレーズなど】
・どんなに勉強しても想像力を膨らませても実際にその出来事を体験し、その影響を肌で感じなければ行動が変わるほど理解するのは難しい
・ファイナンスの世界では少数の事象が結果の大部分を占めることがある
・歴史は前例の無い過去によって作られる
過去の失敗を繰り返さないように気をつけたとしても、過去のその失敗は失敗したその時は過去対比で大きな出来事であるので、繰り返さないようにしてもその先新たな失敗を防げるわけではない。
世界は常に変化しているので過去の経験が未来への絶対的な指示書になるわけではない。だから過去は参考程度で柔軟性を持って動くことが重要。そのためには何事も余裕が大切。

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2024年02月14日

Posted by ブクログ

つらつら書いてますが19章だけ読めばこの本のエッセンスはわかります。お金に関する道徳入門書的に位置付けの本です。

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2024年02月03日

購入済み

いい事書いてあるけど

人生に役立つ事書いてあるけど全体的に色んな人のいい言葉を集めた感じで薄っぺらく感じたのは自分だけかな?

#タメになる

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2022年01月25日

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