児島修のレビュー一覧
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括りでいえばファイナンス寄りのビジネス書籍なのだが、どちらかといえば人生観とかそのあたりのマインド本に近い。
実際、どうやったらお金を効率的に増やせるかといったありがちな方法論は紹介されず、あくまで増やした資産を最適に使うにはどういう考え方をしたらいいか、について焦点を当てている。
言い換えれば「資産を増やしている」ということはある程度前提条件となっている節もあるので、そういうことが勉強したい人は他の書籍を読んでからにした方がいいかもしれない。
近年の投資ブームで、ある程度人生全体でお金に困る可能性がなくなってきた人が読むべき本。
内容はとても示唆に富んでいて、特に「いつから使うフェーズに入る -
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ネタバレ1. 思考と願望の力
・思考の現実化: 思考は一種のエネルギーであり、明確な目標と結びついたとき、それは現実の富へと形を変え始める。
・燃えるような願望: 単なる「望み」ではなく、不退転の決意を伴う「燃えるような願望」が必要。退路を断ち、目標達成以外に道はないという精神状態を作り出す。
2. 明確な目標設定(6つのステップ)
・富を手に入れるために、ヒルは以下の具体的なプロセスを推奨している。
・手に入れたい金額を明確にする(曖昧な願望は避ける)。
・その富を得るために、何を代償として差し出すかを決める。
・願望を達成する最終期限(データ)を定める。
・詳細な計画を立て、準備が整っていなくと -
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ネタバレお金の使い方の指南書かと思いきや、幸福に生きるための、
正しく生きるための指針でした。
アメリカ人でもこのような考えをしている人がいることを知り、
新鮮な気持ちになりました。
珠玉の言葉がありすぎて、一言ではまとめられない読後感です。
以下、心に響いた文章を抜粋します。
何にお金を使うべきか、使うべきでないかを、誰かに指図されてはいけない。
唯一の「正しい方法」などない。どうすれば幸せになり、充実感が得られるかは
自分自身で見つけ出す必要がある。
人が派手な物を誇示したいのは、それが尊敬や称賛を得るための
「残された最後の」、あるいは「唯一の」手段だから
本当に幸せな気分になれること -
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所有する資産に応じて6段階の階段があり、それぞれのレベル毎に対応すべき戦略を変えていく必要があると述べている。
自分の経験したステージはなるほど確かにそうだと感じる内容ばかりで、とても納得できた。
経験していない上のステージについても、読んでるだけで苦労が絶えない事が多く、幾ら資産を積み上げてもお金だけでは幸せになれない事がよく分かった。
もちろんお金に困らない程度の資産は必要なものの、家族や友人、健康、社会貢献、自分の時間を優先しバランス良く意識的に目を向けることが重要だと分かった。
人生を長いスパンでとらえ、資産形成をしていきながら、幸福を最大限に高めるための戦略書であり、とてもために -
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ネタバレ以下が主なメッセージであり、納得感のある充実した人生を送るために、健康・時間・お金のリソースマネジメントの必要性と重要性を学ぶことができた。本書と併せてお金の大学で、マネーリテラシーを身につけることで、より良い人生設計ができると感じた。
一方で、日々の仕事に忙殺されると忘れがちな考え方であるため、定期的にお金の大学と共に読み返していきたい。
人生でいちばん大切なのは、思い出をつくること。
また、人生は経験の合計であること。
そして、経験からは、その瞬間の喜びだけではなく、後で思い出せる記憶が得られる。
そのため、とにかく早い段階で経験に投資すべきであり、そうすれば、年齢を重ねるほどに驚くほ -
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ネタバレ「お金の使い方に正解はない」
お金は幸せの材料になるけど幸せそのものではない
•見栄のためにお金を使わない
幸福度の賞味期限が極端に短い。
他人は自分にそれほど興味はないし、キリがない。
自分が心から欲しいものはok。自分軸で買い物する
→見極め方「もし家族に見せられないとしても買うかどうか」自問する。
•実用性にお金を使った方が喜びが長続きしやすい
ストレスのない快適さを毎日プレゼントしてくれる
ステータス重視のものは不便なものがおおい。
使いやすさの快感は長く続く。
•お金を使う時期待しすぎない
幸福とは期待と現実のギャップで決まる
•今まで使ったことないものにお金を使ってみる
お -
Posted by ブクログ
【お金を使ってでどのように人生を彩る(アートする)か】
前作『サイコロジー・オブ・マネー』が「いかに富を築くか」という心理を解き明かした傑作だとすれば、本作は「築いた富をどう人生に還元するか」という、より難解で、かつ正解のない問いに光を当てた一冊です。
資産運用を本格的に始め、FI(経済的自立)を目標に掲げている私にとって、本書との出会いは「何のために節約し、何のために貯蓄するのか」という航路を再確認させてくれる重要な体験となりました。
特に刺さったフレーズは、
「将来のためにどれだけ投資すべきか、そして今日のためにどれだけ使うべきかのバランスを見つけることである」
「お金と引き換えに時 -
Posted by ブクログ
30代前半までの人生、私は自分の時間のほとんどを仕事に費やしてきた。
お金を稼ぐこと、結果を出すこと、評価されること。
そこに全力で向き合ってきたし、実際ある程度は形にもなったと思う。
投資もうまくいき、富も積み上がっていった。
「頑張ればちゃんと報われる」という感覚は確かにあったし、経済的な安心も手に入った。
だからこそ、周りから見ればきっと順調で、満たされているように映っていたと思う。
でも、子どもが生まれて家族ができた頃から、少しずつ違和感が出てきた。
仕事もお金も、もちろん大切。
ただ、もっと稼いで、もっと評価されて…その先に、本当に欲しい幸せがあるのかが分からなくなった。
そん -
Posted by ブクログ
本書のタイトル『JUST KEEP BUYING』とは、文字通り「ただひたすら買い続けろ」という究極にシンプルなメッセージだ。多くの投資家は「暴落時に買いたい」と現金を温存しがちだが、データサイエンティストである著者は膨大なバックテストによってその幻想を打ち砕く。
たとえ暴落のタイミングを神のごとく予見できたとしても、暴落を待って現金を寝かせるより、今ある資金を即座に市場に投じ続ける方が、長期的な勝率は高い。この事実は、いつ暴落が来るかと不安に震える投資家にとって、何よりの福音となるだろう。「暴落はチャンス」と捉える以上に、「市場にいない時間こそが最大のリスク」であることを本書は突きつけてく