【感想・ネタバレ】グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはないのレビュー

あらすじ

「人生を幸せにするのは何?」
TEDトーク歴代ベスト10 ついに書籍化!
ハーバード大学の史上最長の幸福研究が
導き出した、「よい人生」を送るための鍵。待望の邦訳

石川善樹(医学博士)
石山アンジュ(社会活動家)
アンジェラ・ダックワース(『やり抜く力 グリット』著者)
ほか、本書への推薦の声続々!

ハーバード大学による史上最長、
84年にわたる科学的「幸せ研究」が解明した
幸福で健康な人生を送るための鍵
――それは「よい人間関係」

「よい人生とは何か、なんて誰にもわからない。
でも、本書は私たちに一つ確かなことを教えてくれる。
よい人生の礎には、よい人間関係があるということだ」
――石川善樹(医学博士)

「心を閉ざしてしまいたくなるような先行き不安な世の中だけど、
それでも人の幸せは、つながりから生まれる。そんなシンプルな真実を
証明してくれる一冊」
――石山アンジュ(社会活動家)

[本書が伝えたいこと]

・幸せな人生とは偶然の賜物ではない
・「よい人生」のための最高の投資先は「よい人間関係」である
・重要なのは人間関係の「質」。心の通う人間関係のなかで生きることが大切
・幸福な人生には、正常なコレステロール値より人間関係の満足度が必要だ
・自分は自分の人生の専門家ではないと知れば、新たな可能性を見つけられる
・ポジティブな人間関係は、人間のウェルビーイングに不可欠である
・人間関係が良好な人ほど、年齢に関係なく死亡リスクは低くなる
・孤独感は肥満の2倍健康に悪く、一年あたりの死亡率を26%高める
・ソーシャル・フィットネスは、筋肉と同じで何もしなければ衰えていく
・苦難や老いのつらさから人を守るのは「守られている」という感覚
・幸福度は“注意”を「自分」から「他者」に向けた人の方が高くなる
・人には栄養、運動、そして人生の目標と同じように、仲間が必要だ

「幸せな人生は、夢のような社会的成功をつかんだ先にあるわけではない。
大金を手に入れれば向こうからやって来るものでもない。
幸せな人生はあなたの目の前にあるし、手を伸ばせば届く。
そして、よい人生は、今、ここから始まる」――本書より

<本書に寄せられた賛辞>

「『幸せ』とは何かを知る旅へ、私たちをいざなう本。
旅の途上で出会う数々の人生が、幸せの鍵は“人とのつながり”だと教えてくれる」
----ジェイ・シェティ(『モンク思考』著者)

「史上最長の幸せ研究が、よい人生を送る方法を解明した。
科学的裏付けに基づく本書は、
世の中にあまたあふれる人生指南の書とは、一線を画している」
----アンジェラ・ダックワース(『やり抜く力 グリット』著者)

「幸せな人生に必要なのは、意外なくらいに身近な、
ありふれたものだった。
本書には、かつてない孤独な時代を生きる私たちにとって、
本当にありがたいアドバイスがつまっている」
----ローリー・サントス(イエール大学教授 心理学)

【著者プロフィール】
ロバート・ウォールディンガー Robert Waldinger
ハーバード大学医学大学院・精神医学教授。マサチューセッツ総合病院を拠点とするハーバード成人発達研究の現責任者であり、ライフスパン研究財団の共同創立者でもある。ハーバード大学で学士号取得後、ハーバード大学医学大学院で医学博士号を取得。臨床精神科医・精神分析医としても活動しつつ、ハーバード大学精神医学科心理療法プログラムの責任者を務める。禅師でもあり、米国ニューイングランド地方はじめ世界中で瞑想を教えている。


マーク・シュルツ Marc Schulz
ハーバード成人発達研究の副責任者であり、ブリンマー大学の心理学教授でもある。同大学のデータサイエンスプログラムの責任者であり、以前は心理学科の学科長を務め、臨床発達心理学博士課程の責任者でもあった。アマースト大学で学士号取得後、カリフォルニア大学バークレー校で臨床心理学の博士号を取得。ハーバード大学医学大学院で博士研究員として健康心理学および臨床心理学の研鑽を積んだ後、現在は臨床心理士としても活動している。

【訳者プロフィール】
児島 修 Osamu Kojima
英日翻訳者。立命館大学文学部卒。主な訳書に、パーキンス『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』、ハウセル『サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット』(ダイヤモンド社)、リトル『自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義』(大和書房)、ケンディ『アンチレイシストであるためには』(&books)などがある。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

長かったし、初めはアンケートの内容ばかりでつまらないと思ったがオーディブルで少しずつ読み進めることができ、読み切ったら面白かった。
人間関係が人生の幸福度や健康をかなり左右し、家族、パートナー、友人、職場での関係構築の方法について色々な視点から教えてくれる。
意識的に自分が大切にしたいとと思える人に感謝の気持ちを伝え、時間を割いていきたいとより思った。
パートナーとの関係構築では、感謝日記をつけて伝えるようにする、話し合いのときは共感しようと努力する姿勢が大事、という点は自分の行動に繋げていきたい。
またいつか読み返したいと思える本だった。

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2025年12月04日

Posted by ブクログ

まず表紙がかっこいい。
タイトルがいい。
そんな理由から手に取りました。
なかなか分厚く、読み応えがありましたが、
良い人生に大切なことは良い人間関係。
まずは自分が相手にとって良い存在であろうとすること。
もし、伴侶ができたなら、抱えた問題はコミュニケーションで解決したい。
家族ができたら、そんな姿を見せて、みんなが相手を尊重できるような家庭を築きたい…
道に迷ったり、これでいいのか?と悩んだとき、または何でもないタイミングでもいい。
また時間を置いて、読み返したいなぁと思いました。大切な1冊になりました。

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2025年09月08日

Posted by ブクログ

84年にわたるハーバード大学による「幸せ研究」それは「よい人間関係」。
かなりの長編だった。人生をかけた地道で膨大な追跡調査。鍵は人間関係、そしてそれは決して遅すぎることはないという到達は希望を与えてくれるものだろうと思う。
 学歴や社会的ステータス、収入といった基本的ベースは、あったほうが良いが、それで決まるわけではないという、巷の通説やドラマでも描かれる説。これを解き明かそうとする長年の研究があったことに驚き、これからも変貌してゆく社会の中でさらに深めていってほしいテーマ。

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2025年02月03日

Posted by ブクログ

速読には向かない内容でした。

ハーバード大学にて、長年特定の人物に面談や体調検査を行い、その中から幸福と捉えている、もしくは後悔の回答をまとめ分析された一冊。

人間関係による視点から、さまざまな項目あり
個人的には青年期、中年期のくだりがとても良かったです。

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2025年02月02日

Posted by ブクログ

グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない  ロバート・ウォールディンガー, マーク・シュルツ

372ページの大著。
最初に質問と答えを出している。

健康で幸せな生活を送るには、よい人間関係が必要だ、以上。

と。

ハーバード成人発達研究が、被験者を長期にわたって観察し、
何が人々を健康で幸せな生活にするかを分析した結論だ。

そして、地位、名誉、報酬を得ながら幸せでない被験者と、
平凡な生活ながら、多くの人に囲まれ幸せでいる被験者を例に出す。

よい人間関係をつくること。

これだけでは身もふたもない。

これだけではないのだ。

人は長く生きていく中で、様々な課題、困難にぶつかる。
そうした時に、支えになってくれる人、寄り添ってくれる人、
そうした人間関係を持って、それら課題や困難を乗り越えた人が、
健康で幸せな生活が送れる、
と言っているのだ。

そしてその実例を様々記している。

腹落ちする。

私も、私なりの課題、困難を乗り越えてきた。相続、パワハラ、リストラ、、、
人の支えがあって何とか乗り切り、新たな趣味を持ち、人間関係が広がり、深まった。
今では旧交を温めるなど、人間関係づくりのサポートもしている。
妻や子、孫にも恵まれた。
幸せなのだ。

さてそこでまた部下の登場。
彼の人間関係は寂しかった。
ランニングの道に巻き込むことで、彼の世界が広がった。
間違いなく。
そして今、コミュニケーションを補正する方法を作ろうとしている。
・・・相変わらずピントはずれているが、これは特性、仕方ない。
私も我慢しないと。そして見守らないと。
彼の「人間関係」の一部にならないと、と思っている。
上司部下だから、なのだが、ほっておけない。

そもそもつらそうな顔をしている人を見ると、
考え方を変えればもっと楽に、楽しくなるのでは、と思う。
でも何もできない。
今回部下に接することができるのは、そうせざるを得ない立場、チャンスをもらったからだろう。
おかげでかなり勉強している。
有難いと思う。


第1章 幸せな人生の条件とは?
第2章 なぜ人間関係が重要なのか
第3章 紆余曲折の人生を俯瞰して見てみよう
第4章 ソーシャル・フィットネス―よい人間関係を維持するために
第5章 人生への最高の投資―「注意」と「気配り」のすすめ
第6章 問題から目を背けずに立ち向かう―人間関係の課題を乗り越えるための5ステップ
第7章 パートナーとのグッド・ライフ―隣に寄り添う人とのつながり
第8章 家族のグッド・ライフ―ライフステージによってつながり方は変化する
第9章 職場でのグッド・ライフ―つながりに投資しよう
第10章 友情とグッド・ライフ―友とのつながりが人生を左右する
結論 幸せになるのに、遅すぎることはない

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2025年01月10日

Posted by ブクログ

本書を紹介してもらってから実に1年が過ぎた。すぐ購入したものの積読になり、少し読んではまた積読をして…と、時間は矢のように過ぎていった。

読みながら感じたのは、やはり自分ごと化できないと読み進めるのがつらい、ということだ。

前半の導入は良いのだが、その後具体と解説という進み方がしばらく続き、なかなか共感できずに読み進められなかった。
後半は誰かの何かというより、すぐ自分の生活と結びつけやすい内容となり、共感しながら読み進められた。

全体を通して、数値や具体例を挙げながらとても分かりやすく説得力に満ちた内容だった。特に後半では、今目の前で起こる自分の人生について、別の角度から新たな視点をもらえたような気がする。

折に触れて読み返したい。

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2025年01月07日

Posted by ブクログ

原題The Good Life。ロバート・ウォールディンガー氏による、より良い人生のための幸せの研究。
人生を共に歩む家族との距離感、対応が幸せか不幸かを分ける一つ。単純化した議論にはなるが、2人で歩む、一緒にストレスに対処するカップルは、健康や幸福、人間関係における充実感を受け取れる可能性が高い。こうした関係を構築するためには、観察→解釈→選択→実行→振り返りのサイクルを回すべき。こうしたサイクルの中で、重要なのは感情の高まりとは別に、とにかく立ちどまるこが重要だと説く。
社会問題のサイドからは、大人になれない若者たちという観点で見てみると、責任ある大人になっていく。ニート現象が起こる日本と対照的に、米国ではそうした単語はそもそもない。社会としての価値基準がはっきりしていて、お金持ちになることが、幸せの最も大事なところであって、お金がある人が寄付で社会に金を回す。成功者を多く作ることでトータルの資本を繰り回す仕組みは本当に見事だ。
詰まるところ、人生が幸せかどうかは、むしろ心の持ち用で決まるという実験結果も出ている。また、守られている感覚も同時に重要だとされている。自分が望む以上に孤立している場合には、健康状態、幸福状態が悪化していく。このあたりからも、幸福であるという考え方をしていく人は、どんどん幸せになっていくし、不幸だ、間違いや相手の欠点を見つけてそこにストレスを感じていく人は不幸になっていく。当たり前のようでいて、意外と不幸になる人が多いということだろう。
相手に、しかも本当に大切な相手に、感謝の気持ちをもつ、そしてその感謝を伝えるアクションを取ろうと呼びかけて本書が終わる。今からでも遅くない、幸せになる方法はすぐ目の前にあるぞ、という画期的ウェルビーイングに関する研究を惜しみなく、熱意と共に語る。

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2025年01月01日

Posted by ブクログ

・幸せな人生を送るために必要なものは「良い人間関係」
・幸せな人生とは、時間をかけて展開していく一つのプロセス
・世帯収入が7万5000ドル(約1,100万円)を超えると、日常生活のなかの感情面の幸福度は収入の増加に比例しなくなる
・「生きがいを感じられる行動に使う時間が少なすぎた」ことが、晩年を迎えた多くの人の後悔
・人生について大切なことは「これまでに歩んできた道とこれから歩む道を俯瞰する」こと
・筋肉と同じで、何もしなければ人間関係は衰えてくる
・TimeとAttentionが人生そのもの
└自分の注意がどこに向かっており、誰と何に時間を使うかが全て
・波は止められないが、波に乗ることはできる
・誰かのそばに近づくほど、人は弱く、傷つきやすくなるが、人はリスクを取って人を愛する
・真の友人とは、寂しいときや助けが必要なときに頼れる人のこと
・友人関係にはメンテナンスが必要
・幸せな人生とは目的地ではなく、道そのもので、道を共に歩く人たちそのもの

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2024年12月21日

Posted by ブクログ

神学者ラインボルド、ニーバーの平安の祈りより
神よ、私に自分の力で変えられないものを静かに受け入れる力と、変えられるものを変える勇気と、
変えられないものと変えられるものを区別する賢さを与えたまえ。

注意は最も基本的な愛の形である。
時間は有限、時間を捧げることは命を捧げるこっ

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2024年10月18日

Posted by ブクログ

幸せな人生には良好な人間関係が必要。その根拠と、人間関係の総論と各論が述べられていた。そうだろうな、と思いつつも寿命が延びたり、痛みの感じ方が変わるということには驚いた。前提として、自分の力で変えられるものとと変えられないものを区別できなければならない。そして変えられるものはどんなライフステージにいようと改善できる、老いてからでも遅くないということに励まされた。時に過去を俯瞰し、どうしたいか考え、未来につなげる。

人間関係においては相手に注意を向け、気づけるようにし、マンネリ化脱却(注意を途切れさせない)、好奇心を持つことが肝心。家族、職場、友人に分けて説明されていた。家族についてはいることがあたりまえと思って相手に対する姿勢が雑になってしまわないようにしようと思った。職場での関係性は難しい、どうしても最低限のつきあいでいいかなと考えてしまう。友人との関係が特に学びがあった。「友人関係においては 話し手と聞き手の役割が固定化してしまうことがある 自分がどちらになりがちかを見極めて バランスを取ろう. 双方向の関係が一番強い友情になる。」というのがまさに、という感じで。大切にしたい友人は何人かいる。向き合い方を見直して長い付き合いにしていきたい。

私はこれまでの経験から学んだことをもとにその都度人間関係を築き、今回この本からの学びを今後に反映させられる。ソーシャルフィットネスについて幼少期から学ぶことにも触れていて、確かに意義はあるだろうが、その年頃の私ならその重要性と効果についてあまり理解できないだろうな、とも思う。

人間関係に悩んだときにまた読んでみたい。

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2024年10月10日

ネタバレ 購入済み

幸せな人生は目的ではない

幸せな人生を送るのに必要なのは良好な人間関係だ。
その証明とそのために必要な行動のポイントを教えてくれる。
最後に書かれた幸せな人生は目的ではなく道のりだという言葉が響いた。本書を参考に良い道のりを今このときから歩みたい。そう思える一冊だった。

#タメになる #アガる #共感する

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2024年02月28日

Posted by ブクログ

参考文献が200以上あって、確かな納得感があったよ。膨大なサンプル数をデータとしてまとめあげているのが、さすがハーバードって感じでした。しかも具体的な状況に応じて、明確に平易な文で解決策を示してくれるから、困ったとき見返そうと思えました。

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2025年11月16日

Posted by ブクログ

ユーダイモニア: 意味のある長く続く幸せな人生
ヘドニズム: 一時的な幸福感

出会う人たちはみな何らかの点で自分より優れている。その長所でその人を認識する。

•5章→良い。人との時間の作り方について。
•最後→良い。今関わりを持っている人、これまでに関わりを持った人、もう二度と会えないとしたら何を伝えますか。何か行動しますか。

いろんな人の人生を覗き見し勝手に評価できる。真面目に読むと病む。

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2025年11月09日

Posted by ブクログ

幸せな人生に必要なのは良い人間関係であるということについて書いた本
ハーバード大学で行われた、80年間以上に渡って数千人にインタビューをし続けるという実証実験から得られた結論であり、その実験の内容を中心に記載されている。
その人の人生の歩みとインタビューの内容を照らし合わせて、なぜ良い人間関係が幸せをもたらすのか、良い人間関係を築くにはどうした良いか説明している。

お金やキャリアだけで人生の幸せは決まらないというのはなんとなく考えとしてはあったが、人間関係が最も大切ということが、この本を読んで納得できた。
内容は素晴らしいが、もう少しコンパクトにまとめて欲しかった。この本で主張したい内容から少し離れたことまで書いてあるので、結論に対して少々ボリュームが多い。
とはいえ、前半1/3だけでも読む価値があるので(むしろ最も重要)是非読んでみて欲しい。

私はこの本を読んで、すぐ小中で1番仲が良かった友達に連絡して数年ぶりに会いに行った。

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2025年10月16日

Posted by ブクログ

・本書タイトルにあるように、幸せになるのに遅すぎることはない。
・パートナー、家族、職場、友人...人間関係の質が人生の質に影響を与える。スマホに何時間も時間をかけるのではなく、大切な人に注意を向けよう。
・参考文献のページ多すぎて読み終わるタイミングを見誤った

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2025年08月13日

Posted by ブクログ

昔仕事に時間を優先させ続けてた時期があり夫婦関係がどんどん悪くなり離婚寸前までいったことがありました。妻からはずっとそんな仕事はおかしいと言い続けられ、一旦俯瞰して周りと比較し見つめ直した結果自分の仕事が普通ではないことを理解し転職を決意しました。今では妻に感謝しており出会えたことを幸運に思います。人生で最も大事なのはプライベート、大切な人たちとの関係であると思います。これからはその大切な人たちとの時間に人生を捧げたいと思います。その大切さを教えてくれる著書でした。

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2025年07月15日

Posted by ブクログ

タイトル通り、幸せになるのに遅すぎることはない ですね。
幸せになるのがゴールではなく、幸せでい続けることが大切で、この為には積極的に生きることが大切であると感じました。

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2025年06月23日

Posted by ブクログ

以下、本書より抜粋。
「人間関係を育むための効果的な解決策は今と同じだった。それは時間と注意を今、目の前にある時間のために使うことだ。」

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2025年02月12日

Posted by ブクログ

ハーバードの研究で84年にわたってインタビューをした結果、健康で幸せな生活を送るには良い人間関係が必要だと言うのが印象的だった。研究対象は第一世代第二世代と渡っているのもすごい。今では三世代1300人超。
動機付けの研究は、自分を変える気持ちを起こす。カギは、今いる場所と辿り着きたい場所の違いを認識することと言う事実を明らかにした。
幸運や健康をめぐる大量の研究がはっきり示している事が1つある。何歳であっても、誰でも人生をポジティブな方向へ描いていける。

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2025年01月19日

Posted by ブクログ

グッド・ライフとは、他者との繋がり。

マインドフルネスにはまっていた時期があったけれど、今年はちょっとそんな気分になれなかった。
でも、グッド・ライフには、マインドフルネスがおすすめみたい。
やっぱりマインドフルネスいいのか。
コントロールできるのは、今ここにいる自分しかない。

第6章 問題から目を背けずに立ち向かう
がすごくよかったので、覚書


WISERモデルー人間関係の問題を解決に導く5ステップ

W観察→I解釈→S選択→E実行→R振り返り→W観察

特に、解釈と選択は、肝心なところ。
自分次第でどんな解釈にもなって、どんな選択でもできる。
どんな感情が起きていても、一旦、自分の中を観察して、より良い解釈と選択をするって大事。

これから反射で生きるのをやめてみよう。

そして、最後に
今すぐ決断すべきこと

大切な人に感謝の言葉を伝えよう
今この瞬間にー今このときにー

今年は、大切な人を亡くしてしまい、本当にこの言葉が重い。
感謝をいつでも何度でも伝えられると思っていたのに、いなくなってしまった。
臨終でギリギリ間に合ったけれど、私、遅いよ。

会いたい人がいるなら、今がその時。
今すぐ、決断しよう。

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2024年10月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

幸せになるために大事なことが記された本

メモ
・よい人間関係が非常に重要
・上手に歳を取る秘訣は?幸せでいること、思いやること。食べ物に気をつけること。外に出て散歩や軽い運動をすること友達を持つこと。
・良好な人間関係は生存率を50%以上高める
・人間関係を育むこと自体が人生の目的
・他者と過ごす時間が非常に重要
て生き生きとした関係を取り戻すための効果的な人付き合い原則
  寛大になる もちつもたれつ
  新しいダンスのステップを習う 新しい経験
  好奇心を強く持つ 他者の人生への深い好奇心

・注意と気配りのすすめ
 時間と注意は後から補充できず人生そのものとも言える。
 心がさまよっていると不幸になる

・snsでは積極的に関わること
 今ここへの注意が人生を豊かにする
・誰かと過ごす時には好奇心を忘れないこと

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2024年08月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ハーバード成人発達研究の本。最初は、ハーバード大学の学生とボストンの貧困層の人たちの人生を追跡するところから始まった。被験者は当初の724人から三世代にわたる1300人超になった。今でも拡大を続けている。

よい人間関係が重要。だが簡単ではない。
幸せは達成するものではない。内なる欲求を満たしても幸せにはならない。

電車の中の見知らぬ人に話しかけるほうが黙っているよりいい気分になる。
文化からのメッセージが幸せから遠ざけてしまうことがある。本来重要でないものを追いかけてしまう。
「金が人間を幸せにしたことはないし、これからもない」フランクリン。
年収75000ドルを超えると幸福度はお金には比例しない。ある程度の幸せはお金で買える。お金が目的になると幸福度は下がる。
配られたカードで勝負するしかない。=変えられるものを変える、変えられないものはあきらめる、賢く区別する。
人間関係が良好なほど死亡リスクは低い。

幸福度は設定値に戻っていく。しかし、もともとの設定値が決める幸福度はせいぜい半分。残りは自分の行動で決まる。
人間関係をはぐくむこと自体が人生の目的である。

不妊に悩むと妊娠が人生の目的になってしまう。お互いの関係を大事にすることを忘れない。
p70

p348から
研究チームの質問が、被験者の人生に影響を与えているのではないか。その可能性はある。
2年ごとに人生を見直せたという被験者がいた。第二世代の68%が被験者になることに同意した。調査されるほうも人生を豊かにした。
個人としての成功ではなく、他人に対して何ができるか、によって人生の価値が決まる。今始めても遅くはない。良好な人間関係は幸せ、健康、長生きのもとである。幸せな人生は目的地ではなく、人生そのもの。

20250501再読
健康で幸せな生活を送るには、よい人間関係が必要。それ以上でもそれ以下でもない。
ポジティブな人間関係は不可欠。
眼の前にある、幸せになるための選択肢を選ぶには、面倒な人間関係を克服しなければ奈良に。

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2024年04月15日

Posted by ブクログ

長年の研究に基づく内容ではあるが、最後の数行に尽きる。
私も今日が最後の日だと思って、家族や友人、職場の仲間と接しようと思った。

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2025年12月02日

Posted by ブクログ

とにかく長い。50年前の研究をもとに色々と述べてるが時代が急激に変わってるので内容も古臭く感じる。とはいえ人間関係が大事なのはわかるので、流し読みでいいと思う。

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2025年10月17日

Posted by ブクログ

長かった‥
前半を読むだけでまあ大体の事は描かれている。
人生には必ず障害や困難が待ち構えているが、問題を受け止め、周りの人と信頼関係を気づいて乗り越える事が幸せな人生と言うことなのかなと。
ただ私はコロナ中フルリモートで100%幸せだった。
ある程度個人差があるのかなぁと。

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2025年09月29日

Posted by ブクログ

健康で幸せな生活を送るためには【よい人間関係】が必要。以上。

…いや、もっとなんかないの。

仲間が必要。

…そんな抽象的なことじゃなくて具体的に。

他者と積極的に関わること。

…つまり相手を理解しましょう。共感しましょうってことを精一杯膨らまして書いてるだけなので私の人生には必要ないかなと感じた1冊。

こんな本読むくらいなら身近な人を大切にするために自分は何ができるだろうかを考えた方がマシ。

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2025年09月15日

Posted by ブクログ

仕事は辞めたい、友達は少ない、夫婦関係もうまくいっているか分からない‥自分に当てはめて考えながら読み進めた。正直そうかな?と思う部分はあるけれど、大切な人に真摯に向き合う必要性は感じられた。

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2025年09月01日

Posted by ブクログ

ほとんど飛ばし読みしてしまった。
書いてあることは理解できるが、自分に置き換えると難しいと感じてしまう。また欧米人と日本人の違いもあるのかも知れない。
友情のタイプを親友、仲間、たまに会う友人の3タイプに分けていたが、この定義だと自分はたまに会う友人しかいないことになったが、果たしてそうなのか分からないまま、終わってしまった。
多分良いことは書いている。

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2024年11月30日

Posted by ブクログ

幸福は良き人間関係にある、幼児の頃から社会生活の中で幾度となく言われてきた、当たり前のことを数十年、何世代もかけてリサーチしましたよ、という本にしか見えずいささか残念だった本。調査研究結果はさておき、被験者から得たインタビューとその解釈には、人間関係というものはどれほど人生に影響するかは、伝わった。

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2024年09月10日

Posted by ブクログ

主旨は「幸せな人生には人間関係が大事」「人間関係もメンテナンスが必要」ってことなんだけど、豊富な被験者エピソードとともに語られていて、いろいろな人生を少しずつのぞかせてもらうのが面白かった。

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2024年07月31日

Posted by ブクログ

預金通帳に入っているのはお金ではなく時間。
時間の総量は知り得ない。

・時間を費やす
・注意を払う
→動詞に注目!
時間と注意は後から補充することはできない。
時間と注意こそ人生そのもの!
時間と注意を相手に差し出す時、自分の命を相手に与えている。

プラトンが考える、人間の起源
人間はもともと頭が二つ、手足が四本ずつあった
人間は強く、神を恐れぬ生き物だった
その恐ろしい力を弱めるため、ゼウスは、人間を真っ二つにした
ゆえに人間は、日本の足で歩き回りながら、自分の片割れを探すようになった
→だからパートナーとの調和や一体感

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2024年08月05日

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