児島修のレビュー一覧
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富は直線的に増えるのではなく、階段のように、段々と積み上がってステージが変わっていくもの。本書では、富の蓄積を6ステージに分類し、各ステージの特徴、次のステージに上がるためにはどうすればいいかの具体的アドバイスが書かれている。
まず着目すべきは、ステージが下(1000万円以下の富)の場合、保有資産は現金、車、住宅などの消費財が保有資産のほとんどを占める。それに対して、富裕層になればなるほど、収益不動産、株、債権、投資信託、事業など、収益資産を持つ割合が増えていく。
収益資産からの配当によって金持ちはますます金持ちになり、収益資産を持たないことで貧乏人は貧乏人のままといえる。まさに金持ち父さん -
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『DIE WITH ZERO』というタイトルを見たとき、最初は少し怖い本だと思いました。
死ぬときにお金や資産をゼロにする。そう聞くと、将来のことを考えずにお金を使ってしまおう、という本のようにも感じます。
でも読んでみると、この本が言っているのは単純な散財のすすめではありませんでした。むしろ、「今しかできない経験を後回しにしすぎていないか」「人生の時間をちゃんと使えているか」と問いかけてくる本でした。
特に印象に残ったのは、お金を経験に変えるという考え方です。お金はただ貯めているだけでは数字のままですが、旅行や人との出会い、本を読む時間などに使えば、記憶や会話やあとから思い出せる時間に -
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毎回本を開く度、ページを捲るたびに、ハッとさせられた。人生のバイブルにもしたい一冊。
人生一番大切なことは「思い出をつくること」。老後にためにとひたすら貯金をして結局それを使いきれず死ぬ生き方ではなく、今この瞬間を価値的に生きるための行動をしろというメッセージを受け取った。
そして、行動せずリスクを取らない方が、行動した時のリスクよりも高い可能性があるという話も目から鱗だった。私は夢と言えるほどの強い願望はないが、なんとなくこうなったらいいなと思う自分像・進路がある。だが、その道は果たして自分に合っているのか、首を絞めることにならないかと不安になって行動できないことが多かった。しかし、特に最 -
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私の父は生前、母と一緒に国内、海外、いろんなところに旅行をし、仲間と一緒に好きなゴルフを楽しみ、人生を満喫していた。
癌で亡くなる前に、私に「体力のあるうちに、たくさん好きなところへ行って、やりたいことをやりなさい」と言っていた。
亡くなる前に「悔いのない人生だった」と言って天に旅立った。
私は父が亡くなって価値観が変わった。
その後、この本に出会い、さらに行動は加速した。私の夫は私より6つ上なので、そこも意識して年に二回は旅行に行き、スキーを楽しんだり、経験にお金を払うという行動に変わった。
タイムバケットは特に有効だ。ただのウィッシュリストだと「いつか」「やりたい」で終わってしまうが -
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ネタバレ・不要な金を稼ぐために大切な資産を失う
・富の比較ゲームに参加しない
・吐くまで食うな(十分と言う感覚を持つ)
・途方もない結果を生み出すのに途方もない力は必要ない
(氷河期は少し涼しい夏が起こす)
・全体の1%以下の行動が投資の成否を決める
・天才投資家の定義は周りが我を忘れてる時に、当たり前の行動をとれる人
・必要以上のお金を稼いでもリッチにならない、22歳で仕事を辞めた時に最高にリッチになった、会社を売った時は銀行残高が増えただけ
・高級品を身に着けても決して尊敬されることはない
・知らない企業より好きな企業への投資がリターンを生む、理由はホールドできるから
・夜安心して眠れる事を優先し -
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55歳の父親から手渡されて読んだ。確かに私は貯金しすぎる傾向がある。このままだと経験が不足して、死ぬ前に後悔しそうだなと感じた。
これからは運動(プール)や旅行、読書など、自分の経験にもっとお金をかけても良い気がしてきた。まずはライフプラン表を作って、いくら支出して、いくら貯金すれば良いのかを知るところから始めたい。
一番心に響いたのは、「ゼロで死ぬという目標を持つこと自体が、あなたを正しい方向に導いてくれる。」という言葉だ。別に浪費して使い切れということではない。何をすれば人生を後悔せず、振り返った時に豊かな思い出を作れるか。それを真剣に考えろということだと私は理解した。 -
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今まで続けてきたことを「やめる」と、親しい人から相談されたら、あなたはどんな反応をしめしますか?例えば、競争率の高い就職先で働き始めて半年がたった親友から、会社を辞めたいとの相談を受けた場合を想像してみてください。
この本を読む前の私であったら、「まだ、半年じゃないか。1年くらいは頑張って続けてみたら?」と言っていそうな気がします。本書を読み、「やめる」ことに対して、とてもネガティブな印象を持っていることに気がつきました。辛いことも我慢して続けることが良いこと、成功するまで諦めてはいけない、ということが当たり前の心意気だと思っていました。しかし、本書を読み認識を改めることができそうです。ただ、 -
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タイトルになっている「アート・オブ、スペンディングマネー」の意味するところ。お金を使うことは、サイエンスのように公式や正解があるわけではなく、誰かにとっては喜びをもたらすものが、別の誰かにとっては空しさをもたらすこともあるから、科学というより芸術なのだ。という趣旨だそう。
前著である「サイコロジー・オブ・マネー」を読んでから読みましたが、前著のなかで活かせそうな箇所が100個あるとしたら、本著は倍くらいあるように感じました。
どちらも本当にすばらしい本であると感じますが、本著は実践的な「お金を軸にしたライフスタイルの話」であることからいろいろと腹落ちしやすかったのかなと思います。
あまりにも有 -
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今の時代、いかに資産を増やすべきか・老後の暮らしをいかに裕福なものにするかといった事がしばしば語られる。
この本では、ただ単に資産を増やしても、結局手をつけないまま亡くなってしまう事がいかに多く、それがどれだけ無意味な事かをデータを用いて説明し、資産の使い方を最適化して人生の幸福を最大にして資産を使い切ってから人生を終えよう(DIE WITH ZERO)という事を提案している。
人生の幸福とは、この本では人生における経験や思い出の総量(それも、複利の利く)と捉えている。若いうち、健康なうちににでも資産を投じて経験を多く積んでいく事が、後の人生の幸福度を高めるものとしている。
これまで、自身は -
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結論、1回は読んでも損しない本!
お金を稼げ、増やせ、貯めろ、が豊かさだと思い込んでる私たちよ、お金をどう使って豊かさを得るかこそが本当の望みだよ、というシンプルだけど確かにその通り、な主張をはっきりされている。
英訳本ってなぜか脳みそに染み込まないけど、これはちゃんと読める英訳本。
私は騙されたと思ってカウントダウンアプリをインストールしてみたら、自分の人生が秒で減っていくクロックを見て可視化の強烈さを思い知った。子どもと過ごせる時間、夫と過ごせる時間も、平均寿命などをもとにクロックにした。これを見るだけでも、自分が不機嫌でいる時間がいかにどうしようもないか、有限な時間(死ぬほどこすられ -
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ネタバレお金は自立のためにある、という論に強く同意。
すごく好きな言葉があったからメモしておきたい。
『人は幸運を得るほど、他人に優しくすべき。もしあなたが幸運にも、豊かな時代の豊かな国に生まれ、世界について学んだり、自分の望むように生きられる環境で暮らしているなら、それは膨大な数の先人が積み重ねた努力や知恵のおかげなのである。その幸運はあなた一人の力で得たものではない。だからこそ、人とのつながりや心の豊かさを大切にしてほしい。お金はそれらをより豊かにすることはできる。けれども、お金自体が素晴らしい人生を築くことはない。そのことを忘れないようにしよう。』
お金との付き合い方で迷ったら、指標にしたい -
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〈感じ取った要点〉
若ければ若いほどお金を経験に替えた時の価値が高いので、お金を理由に経験を後延ばし・やめるのはもったいない
資産は貯める一方ではなく、45〜60歳には切り崩し始めた方が価値のある使い方ができる
体力があるうちにしかできなかったり、感性が変わって価値がなくなったり意欲が下がったりしてしまうという視点で、物事をやるのに適切な時期がある(健康寿命と関係あり)
若いうちにしかできないこともたくさんあるので、バケットリストは自分の人生のフェーズや年代ごとに作った方がいい
〈課題・これからやること〉
この年齢ですでに体力面で外出することへの不安が大きく、今まで楽しめていたことが楽 -
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サイコロジー・オブ・マネー(お金の心理学)の名に相応しい、お金にまつわる古今東西あらゆる逸話や、個人レベルで実行できる具体的な行動指針がテンコ盛りの読んで損はない良著でした。
とはいえ株や投資の本場米国で書かれたものでありますから、一般的な日本人であるわたしの感覚からすると少しお腹いっぱいになる程度に投資や資産運用のボリュームがかなり多かったなとは感じました。
お金が人生にもたらす根源的な価値の話や、尊敬や賞賛のために高級車や高級ブランドに身を包み富を見せびらかすよりも、優しさや謙虚さで誠実に人と接することのほうがよっぽど効果的であること、目的があろうがなかろうがこの世界はとにかく予想外のこと -
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ネタバレ元エコノミストが出家して僧侶に。その後、スウェーデンに戻り普通の生活へ。上手くいかず、鬱に。その後、人生が好転しだすも難しい病に。
帯には、[山奥で隠遁生活を送った経済人の最も感動的な人生体験]とある。
啓蒙書の類だが、偏屈な自分でも驚くほど心にスッと入ってきた。著者はスウェーデン人だが、仏教の考え方が元になっており、日本人である私たちも受け取めやすい。
まず、この本をよく表しているのが、題名にもなっている「私が間違っているかもしれない」という言葉だ。
私たちは無意識のうちに、心のどこかで自分のことを全知全能の存在だと思い込んでいる。と作者は言う。
◯他人がどうあるべきかを知り尽くして