人の心に寄り添った本。経済的の心理学。
【長期的な楽観主義】
個人的には「長期的な楽観主義者」という考え方が好きだ。
短期的にはトラブル(悲観)受け入れて、長期的には上手くいくと信じる長期的な楽観主義。
・悲観主義は賢く見られたいという側面もある。
・力強く前進する楽観主義は気にかけられない。
私もそうなのだが、ネガティブ思考な人はちょっと前向きになれる気がする。
【ロングテールのイベント】
・結果の大部分をもたらすのは、極小数の投資(テール部分)。
・美術商は1%当たれば良い。99%は、価値のないものかもしれない。ビジネスも同じ。
【有能と生き延びる能力】
・有能であることと、生き延びるのは全く別の能力である。
【長くゲームに参加する】
・誤りの余地を何よりも大切にする。ゲームに長く参加し続けるための手段。
・長期的にはリターンを得ることができるので、退場が1番悪手。退場しないためのリスク管理(余地)。
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1. 【おかしな人はいない】
意見が違うのは経験が違うだけ。
2. 【運とリスク】
・リスクと運を区別するのは難しい
たまたま成功したら「自分が負けるはずがない」
たまたま失敗したら「自分の判断は最悪だった」
と思わせてしまう
3. 【満足できない人たち】
足るを知る
4. 【複利の魔法】
小さな変化
5. 【裕福になること、裕福であり続けること】
良い投資とは一貫して失敗しないことである。
・倹約と心配性の組み合わせ
・お金を得るのと維持するのは別物
・市場からの退場するのを避ける
・昨日の成功が、明日の幸運につながるとは限らない
・有能であることと、生き延びるのは全く別の能力である。
・株を売却しないで良いように現金を持つ。 売却した場合に受けるダメージは何倍も大きい。
・複利の効果を利用すれば、莫大なリターンに頼らなくても勝利できる。
【誤りの余地】
・計画通りに進まない可能性を踏まえて計画すること
・「誤りの余地」を踏まえる。
・予算は控えめに見積もる。 臨機応変に考える ゆとりのあるスケジュール。
・計画は、現実がもたらす変化に合わせて修正することで初めて役に立つ。
・完璧な条件が整わなければ成功しないような計画を立てちゃだめ。
・誤りの余地を広く取ることと保守的である事は違う。 保守的とは、一定のレベルのリスクを避けることだ。
・誤りの余地とは、一定のリスクの中で、成功する確率を高めることである。
【懸命な楽観主義】
・懸命な楽観主義。長期で見ればうまくいく。短期的には悲観を受け入れる
6. 【テールイベントの絶大な力】
・美術賞は1%当たれば良い。 99%は、価値のないものかもしれない。 ビジネスも同じ。
・失敗するのが当たり前。
・ウォルトディズニーは「白雪姫と7人の小人たち」で桁違いに稼ぐ800万ドル
【半分間違ってても、大金は稼げる】
・間違った選択を沢山した結果が見えているだけ。
・半分間違ってても、大金は稼げる。
・重要なのは正しいか間違っているかではなく、正しい時にどれだけたくさんお金を稼ぎ間違っているときにどれだけ損失を抑えるかだ。
7. 【自由】
・お金から得られる最高の配当とは、時間をコントロールできるようになること。
・幸せとは「思い通りの人生を送れること」
・知的労働は24時間働けるようになってしまった。
・物ではなく、時間こそが人生を幸せに導く。
8. 【高級車に乗る人のパラドックス】
誰も持ち主には関心を示さない。
9. 【本当の富は見えない】
・裕福さの誇示は、富を減らす1番の近道
・現代の資本主義は、成功を手に入れるまで成功をしているふりをすること、それ自体を1つの産業にしている。
・富とは購入しなかった、高級車である。
10. 【貯金の価値】
・収入−エゴ=貯蓄率。
・貯蓄は柔軟性をもたらしてくれる。
11. 【合理的>数理的】
・数学的な計算だけにとらわれてはいけない。自分の納得のいく、合理的思考を尊重する現実的に考える。
・人は最善策ではなく、腑に落ちる方法を選びたがる
・知らない企業より、好きな企業が投資リターンを生む。結果的に忍耐力を高める。
・人生全てが一貫していることなど滅多にない。
12. 【サプライズ】
・歴史とは、未来を予想する地図ではない。
・テールイベントの影響は、思わぬ広がりを見せる。バタフライエフェクト的な。
・歴史から学ぶべきは一般論。
13. 【誤りの余地】
・最も重要な計画は、計画通りにいかない可能性を示した計画である。
・書籍「ラスヴェガスをぶっ潰せ」よりカウンティングの考え方。あくまで可能性。
・不確実性を認めて、誤りの余地を作る。失敗しても、また挑戦できる余力を残すことができる。
・誤りの余地(安全域)は予想を不要にする。偶然性に支配された世界を安全に進み続けるための唯一の有効な手段。
・誤りの余地は、攻めの戦略。耐久力がつく。
・ボラティリティで誤りの余地を考える
・ロシアンルーレットには手を出すな。 1発で破滅的になるものには確率がどうであれ手を出さない。
・ネズミに負けたドイツ戦車
・未知のリスクを回避するのは不可能。想定できないのだから、備えようがない単一障害点を回避する。バックアップを作る
・貯金に特別な理由は必要ない。
14. 【あなたは変わる】
・長期計画は見かけよりも難しい
・若い時に大金を出して苦労した手に入れたものを、 大金と苦労をして手放す。
・鍵を握るのは持続性。人間は時と共に変わる
サンクコスト
・過去の自分の囚人になってはいけない。
・学生時代の専攻を生涯、そのキャリアで選び続ける必要は無い。
・今の自分から見れば、別人のような過去の自分の目標を延命させようとしてはいけない
15. 【この世に無料のものは無い】
・代償を払わずに、リターンを得ようとする泥棒になってはいけない。
・投資の代表は、ボラリティや恐怖、疑念不確実性、後悔などに耐えることだ
・投資の代償は「罰金」ではなく「入場料」だと考える
・何かを得るためには、その代償は何かを見極め、それを支払うことが必要なのである。
16. 【市場のゲーム】
・「別のゲーム」をしているプレイヤーから学んではいけない。
・短期投資と長期投資で株価の安い高いかは変わる。
17. 【悲観主義の誘惑】
・悲観論は、楽観論よりも、賢く最も難しく聞こえる
・楽観主義を信じることが最善策になる場合は多い。
・悲観主義は知的に見えてしまう。悲観は興味を引く。
楽観主義
・楽観主義とは、全てがうまくいくと、高をくくることではない。それは慢心。
・楽観主義とは、たとえ途中で挫折することがあっても、長期的に見れば良い結果が得られる確率が高いと信じること。
悲観主義
・人は悪いニュースには敏感。
・悲観的になるのは人間の本能であり、不可避なもの。
・人は利益よりも損失を大きなものとみなす。
・お金の問題は社会全体に関わってくる
・人間はリスクに適応する。必要は、発明の母。現実主義者。
・問題があると、それを乗り越えようとするのが、人類。
・脅威があれば、その大きさに見合うだけの解決策が模索される。
進歩はゆっくりと悲劇は一夜で広まる
・信頼の喪失。
・製品や企業価値が世間に理解されるには何年もかかる。
・力強く前進する楽観主義は気にかけられない。
・成功の代償(長期的に実現される成長の過程で起こる変動と損失)を見極め、それを支払う意思を持たなければならないのである。
悲観主義と期待値
・悲観的でいると期待値が下がるので、小さなことでも素晴らしいと感じられるようになる。
・だが、皮肉にも悪いことが起こるのを前提にして良いことが起こるのを待つと言う態度は、ある意味で楽観的な考えであるとも言えるのだ。
18. 【何でも信じてしまう時】
・なぜストーリーは、統計データよりも強力なのか?
・魅力的なフィクションを信じてしまう時。解決策が必要だが、できることが限られている場合など。
市場やビジネスまでコントロールできると思うな
・能力ばかりに注目し、運が結果に及ぼす役割を軽視する。
・知っていることばかりに注目し、知らないことを軽視し、自分の考えを過信してしまう。
19. 【お金の真実】
・物事がうまくいってるときには慎重に、うまくいかないときには寛容に。
・エゴを減らせば豊かになれる。
「夜安心して眠れること」を優先して、お金の管理をすべし
・投資で結果を出すための最大の秘訣は時間軸を長くすること。
・うまくいかないことがあっても問題ないと考える。半分は間違っていても、資産は増やせる。結果の大部分をもたらすのは、酷少数の投資。(テール部分)。
・自分の時間をコントロールするために、お金を貯め、使う。
・他人に富を見せびらかさずに、誠実に人と接しよう。優しさや謙虚者の方が効果的。
・貯めるのに、特別な理由は必要ない。予想も定義もできないもののために貯める。
・成功のために必要な代償を見定め、それを支払う準備をする。価値あるものは、ただでは得られない。
・誤りの余地を何よりも大切にする。ゲームに長く参加し続けるための手段。
・極端な経済判断は避ける。自分の考え方は変化する。
・リスクを好きになること、リスクは時間の経過とともに利益を生む。立ち直れないほどのダメージは避ける。
・自分のしているゲームを明確にする。自分とは別のゲームをしている人に影響されないように気をつける。
・多様な意見を認める。ファイナンスに関しては、唯一の正解は無い。自分にとって有効な答えがあるだけだ。
20. 【告白】
・感情が関わる問題は、正解は1つではない
・心の平穏のために生きる
・理想外の出来事に対処するための貯蓄
・3つのこと。高い貯蓄率。忍耐力。社会経済は今後十数年にわたって成長を続けると言う楽観主義。
・夜、ぐっすり眠るために最大限の努力をする。