児島修のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
人生の価値は経験
この本は,一つの仮定から始まる。作者は人生は有限であり,一番人生で価値のあるものは喜びの経験であると考えている。もちろんこれを皆が賛成してくれるとは思っていないようだが,もし,この考えに賛成してもらえるのであれば,どうやって喜びの経験を最大化するのか,という話になる。
この喜びを最大化するために必要なパラメータとして,お金,健康,時間,がある。お金と健康は喜びの経験の基礎となり,時間はどんな経験をするかに関係する。たとえば,趣味の時間かもしれないし,子どもと過ごす時間,パートナーとの時間などがある。
また,多くの人はお金の最大化のみに心が奪われていて,人生をお金のために使ったあげく,健康を損なったり,喜びの経験をせずに死んでいく場合が多いことを危惧している。お金は重要ではあるが,それだけに人生を使わず,バランスよく生きるには,という考えを推奨している。
結局,どう生きたいのか,長期的に人生をどうしたいのか,日々の忙しさで忘れてしまう人は多い。私もそのような人の一人だと思う。しかし,ある日突然,経験をしたくてもできない時が来る。一度きりの有限の人生をどう生きるかの一つの考えとして興味深い本だった。
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Posted by ブクログ
とても、読みやすい行動経済学の本でした。
必ずしも、合理的な行動をする訳ではなく、何でと言う行動をすることがある。
読んでいて思ったのが、未来の利益よりも目の前の利益が大切。人の脳はマルチタスクに向いていないということがよく分かりました。
家電量販店だと、現金値引きかポイント還元かといった具合?
必ずしも、全ての考え方が合っている訳ではないけど、興味深く読めました。
以下は、途中まで書き留めていた本書の気になる箇所
トイレの小便器の蝿のマーク(ハウスフライ効果)
ナッジは、「望ましい行動を簡単に、楽しく、自然に促す環境の小さな変化」
認知バイアスは、人間の先入観や偏見といった勘違い
「あるテーマについて少しだけ知識がある人は、自らの専門性を過大に評価する」という認知バイアス
無知より、知識が豊富な人の方が自信を持てないのは、知識が増えるにつれて、自分が何も知らないことに気がつくから
精神を鍛えるより環境を変えた方がよい(62)
ノシーボ効果は、プラシーボ投与された人が副反応を起こす状態
選択肢は欲しいが、選びたくない
銀座の森岡書店は、本が一冊しか売られていない(112)
人は所有しているものをそのまま所有し続けたいと思う(147)株とか
決断をいつまでも先送りにするくらいなら、「後悔してもかまわない」と行動するほうがたいていの場合ベター(165)
たいてい後悔を過度に見積もっている
いいことを言う人は、いいことをしない(211)
競争的利他主義
大切な判断は1日の早い時間に行うべき(252)
→決断疲れ。病院でも1日の早い時間の方が適切な治療を受けやすい
お金がないときに人は頭が悪くなる(258)
貧困とは誤った選択の結果でなく、むしろ原因
目標は具体的に想像するほど達成しやすくなる(285) -
Posted by ブクログ
7人制ラグビーフィジー代表がリオ・オリンピックで金メダルを取るまでの過程を中心に描かれている。どの国にも真似が出来ない、独特なステップとパスワークで7人制ラグビーの強国の一つ、フィジー代表のヘッドコーチが、これまたイギリス出身で、全く文化や風土、物の考え方がまるで違う中で四苦八苦しながら、チームが成長していく様子がとても面白い。問題山積みのラグビー協会とのやりとり、家庭の問題や日々の生活に困窮している選手に、コーチの役割を超えた関わりから、徐々に信頼を得ていく様は読んでいて、なかなかここまで忍耐強くできないなと思う。フィジーの文化、医療に対する考え方などが、いわゆる先進国とここまで違うか、と正直びっくりした。
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Posted by ブクログ
世界で富豪になった成功者500人にインタビューし、彼らに共通して見られた成功の秘訣について述べている。
この大作を、じっくり一文字一文字吸収しながら読んだからめっちゃ時間かかった。内容は難しいし文量多かったけど遂に読み終わった!
まだ学生の身分で読んで理解力が及ばないから⭐️4だけど、成長して読んだら⭐️6くらいつけたいんだろうな。笑
成功の秘訣を5つにまとめると、①確固たる目標(願望)、②明確な計画、③必ず目標を成し遂げる信念、④困難を乗り越える忍耐、⑤他人への奉仕。言ってしまえば精神論だけど、この信念や決意で誰でも成功できると断言してる。
とりあえず一周読んだけど、この本の本当の使い方は、重要なページで一旦立ち止まり、一つずつ実践していくことだと思う。だからこそ、2周目3周目でも多くの事を得られて、毎回自分がアップグレードされていくんだと思う。
成功に少しずつ近づくために、何個かは日頃実践してみてる。今はまだ意識の上で行ってるけど、これがいずれ習慣になる頃にチャンスが訪れるんだろう。社会人向けの本かも知れないけど、学生生活にも反映できることは多いから、日々目標と計画を立ててそれに没頭して、「成功」に一歩一歩近づいていきたい。
刺さる言葉が多すぎて大量にメモしたけど、特に心に残った言葉。
* 人間は自分が考えているような人間になる。
* 成功は成功を確信する人のもとに訪れる。
* 世界は勝利者を望んでいる。敗者に用はない。
* 勝利者は断じて諦めない。
* 逆境や失敗の中には、すべてそれ相応かそれ以上の大きな利益の種子が含まれている。
* 常に報酬以上の仕事をする事で、将来莫大な報酬を得ることができる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・ソクラテス式な態度
・ワンダー
・産婆術
・自分の話をしているとき、人は脳内化学物質のドーパミンが出て、セックスやコカイン、美味しい食べ物などの刺激と結びつく報酬反応や快楽、高揚感を得る
・映画『十二人の怒れる男』
同調圧力に負けず、ソクラテス的反応を鍛える
・エレンコス(反論)、ギリシア語の「恥をかかせる」「精査してみる」
・アポリア(行き詰まり)
・「素朴な疑問より緊急の疑問はない」(ヴィスワヴァ・シンボルスカ ポーランドの詩人)
・「上向きの質問」と「下向きの質問」(哲学者のハンス・ボルテン)
上が抽象、下が具体
下から上へ
・「教えて」
・意見を質問のように言わない
意見は意見として言う
・概念を特定して、概念について質問する
・「わたしにも考えがあるので、述べてもいいですか?」切り替えの言葉
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往々にして、芯を食った質問は
相手に居心地の悪さを与えるリスクがあり
避けてしまいがち。
実際に失敗もしやすい。
けれど、それがあるからこそ
深い話ができることもある。
大事なのはワンダー、純粋な好奇心と
without judgementで相手と一緒に
合意点を探しに行くということ。
素直になれる空間づくりの方が大事。
しかし、それができる間柄があるということは
とても幸せなこと。
いい質問は本来の目的地に
連れて行ってくれるもの。
しっかりと自分も相手も余裕を持つこと。
そしてまずは、自分で自分を探求することも大事。
相手に質問するときも、自分の話をする前も
質問していいか?
話をしてもいいか?
をきくことは
とても誠実な態度だと思う。
それがあって、受け入れ合える間柄なら
実践していきたい。