児島修のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
グリット(やり抜く力)が流行ったけれど、それとは対象的に「やめる」ことを選択肢の1つとして提案してくれる本になっている。
「やめる」というと、良くないことというイメージがあるけれど、決していつも続ける事ばかりが良いわけではない。
健康に良くないことは当然やめるべきだし、上手くいかない方法を続けていてもしかたない。
例えば、仕事であっても辞めて新たな道に進んで、成功する人もある。
「やめる」ことは決していつでも悪いことではない。
新しいことをするには、やめないといけないし、
すべてをやめなくても、やり方を変えてみるというやめ方もある。
エジソンは、やめる達人でもあったと紹介されていた。
彼は失敗すると、上手くいかない方法に拘らず、新しい方法を次々と試し、発明王と呼ばれる人となった。
この姿勢は今の日本に足りないものかもしれない。
一方で、何でもかんでもやめればいいやけでもなく、もちろん、続けることにも良さがある。
あくまでも、やめることも検討すべき選択肢として、常に持っておくことを勧めてくれる本だった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ
本書の序盤と終盤はとても勉強になった。中盤は言葉遊びで言い方の問題なんじゃないかと言う感想を抱くことが多かった印象です。
序盤に書かれている"やめること"の文化的なステレオタイプや教育によってなされる倫理観により、辞めることを失敗とイコールで紐づける感慨については同意できた。だからこそ辞めることが大事だという主張もないように説得力があり面白いなぁと感じた。
だが、本書を読む進めていくと継続することもやめることも大事なことがわかってきた。
私の解釈では最終的には"科学的な思考"こそ最強だということなのだと理解した。
大枠の目標みたいなものは継続して良いものがあり、それは個人にとっての価値観や欲求のようなもので、手段の方は継続でなく辞めることも一つの選択肢として前に進むことが大事なのだと私は解釈した。
何にしても認知的柔軟性と合理性を持って感情を飼い慣らして受容し、自己認識を高めて、自分のしたいことに集中することが重要。
そしてそこに少しの倫理観を持って管理すると辞めることの使い方が上手くなるのだろうなぁと私は感じました。
何にせよやめる、保留する、停止するという選択肢も大事だなぁと改めて考えさせられました。 -
Posted by ブクログ
理論と実践が入り混じった印象。大きく3部構成で各部に項目が立てられてTo Doに当たる部分はわかりやすく明示されている。が、洋書特有の長い導入が引っかかって正直読みづらさは感じた。
しかし、学ぶこと・試したいことは非常に多い1冊なので、仕事を楽しく出来ていない多くの人には、腰を据えて読むことを薦めたい一冊。
仕事を通じて幸福感などを感じるにはどうしたらいいのか、どういった時にそのような感覚を覚えるのか整理がついていなかった。
本書にはその疑問に対する答えがはっきり書いてあった。"人が仕事に満足感を覚えるのは、「進捗を実感している時」"、"職場で幸福感と充実感を高めるための方法が「大切な仕事をしていると実感すること」"わかりやすく実践しやすい印象的なフレーズであった。
このことを知った今、何にも阻害されずに集中してタスクを進める環境を整えることをやってみたい。"会話と孤独は生産的な仕事にとっての重要な光と影"とも書かれていたように、取り組み方で生産性も幸福感も得られることを実行していきたい。 -
Posted by ブクログ
ありのままの自分で人がついてくる リーダーの習慣
著:ナイジェル・カンバーランド
訳: 児島 修
「常に賢明であれ。リーダーは、日々の選択、思考、行動の積み重ねによってつくられていくのだから」
自分自身を見つめ、自己成長のための努力を欠かさないリーダーこそが、これからの時代を担う真のリーダーシップを身につけられる。自己を磨き、ありのままの自分で誠実に接することで、初めて部下はついてきてくれる。
本書は、それを実現する100個の有益なアドバイスが、具体的な実践方法と合わせて記されている。
リーダーシップの原書にあるような基本的なリーダー論を根底としてしっかりと網羅した中で、不確実な現代とこれからの未来に合わせた新しいリーダー論が見事に融合されており、過去から学び、未来に活かすような学びが展開されている。
100に及び知識の中で、人によれば、優先順位的には高いとは言えない項目もあるかもしれないが、自分にとっては全てが目から鱗が落ちるほどの大切なことであった。それは違うというものはなく、すべてがリンクしてかみ合っており、ひとつひとつと向き合い大切に積み上げていくことで、自分にあったリーダー論に辿り着けるのかもしれない。
愚直に行動するための指針として活用したい。