児島修のレビュー一覧
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グッド・ライフとは、他者との繋がり。
マインドフルネスにはまっていた時期があったけれど、今年はちょっとそんな気分になれなかった。
でも、グッド・ライフには、マインドフルネスがおすすめみたい。
やっぱりマインドフルネスいいのか。
コントロールできるのは、今ここにいる自分しかない。
第6章 問題から目を背けずに立ち向かう
がすごくよかったので、覚書
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WISERモデルー人間関係の問題を解決に導く5ステップ
W観察→I解釈→S選択→E実行→R振り返り→W観察
特に、解釈と選択は、肝心なところ。
自分次第でどんな解釈にもなって、どんな選択でもできる。
どんな感情が起きていても、一旦、自分の中を観察して、より良い解釈と選択をするって大事。
これから反射で生きるのをやめてみよう。
そして、最後に
今すぐ決断すべきこと
大切な人に感謝の言葉を伝えよう
今この瞬間にー今このときにー
今年は、大切な人を亡くしてしまい、本当にこの言葉が重い。
感謝をいつでも何度でも伝えられると思っていたのに、いなくなってしまった。
臨終でギリギリ間に合ったけれど、私、遅いよ。
会いたい人がいるなら、今がその時。
今すぐ、決断しよう。 -
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人間の脳というのは、どうやら勘違いや思い込みをするようにできているようだ。自分の先入観や仮説を肯定するため、自分にとって都合の良い情報を集める傾向にあるという確証バイアスや、日常的に接する機会が多いと対象を好ましく思う傾向にあるという近接性バイアスなど、種々の思い込みをすることが分かっている。そんな時、マッピング思考、つまり鳥瞰図を描いて物事を解釈することが必要となる。
本書では、上記のような思い込みがどうして起こるのか、そしてどうすればそれを解消できるのかが説明されている。しかし、ズバリ、マッピング思考とはこれだ、というものではない。それは、違和感を感じたり、自分とは異なる考えに接した時、勝手な解釈をするのではなく、よく考えて自分の理解を修正する。その積み重ねをしていくことが、全体像を捉える上で重要なんだということなんだろう。自分自身の思い込みや勘違いを反省させられる一冊でした。 -
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ネタバレ本屋でふと目に止まりそのまま購入。著者は米国でCDベイビーという企業を創業した方。
感想。良かった。こういう話を聞いておくと、幅が広がる。著者も言ってるが、何か絶対解を教えてくれるわけではなく、僕はこうした、というもの。読んでて面白かった。
備忘録。
・起業の究極の目標は幸福だ。利益やサービス開発や自己実現も。全ては自分や顧客を幸福にすることだ。
・ビジネス書に分類させると思うこの本の前書きで、ズバッとくるメッセージ。「今を生きる上で大事なものは何か。友人だ。金がなくとも、健康に問題があっても、友人がいれば幸せになれる。金があっても健康でも友人がいなければ幸せにはなれない。家族も恋人も関係が長く続けば友人のようになる。」
・ミュージシャンとしてそれなりに成功した著者が、ふとした縁から、CDの夢の流通契約を考え、それを実現したら会社ができて、大成功した。
・「成功とは、改善と発明を繰り返すことによってもたらせる。うまくいかないことを繰り返してもたらせるものではない」。その通り。
・「それは、顧客により良いサービスを提供することに繋がっているか?」という判断基準。事業拡大、資金調達、社員の昇格とかとか。顧客にとって最善か?と考えたらと。
・起業するうえで「お金がないから始動できない」は要注意。思うだけと、行動に移すかは大違い。金がなくてもできることはある。むしろ金がなければ、金がないなりにお客様にどのように貢献するかを真剣に考える。
・シェア型ビジネスや、事業共創では、自分が既に持ってることで人々が欲しがるものは何かを考える。その何かをシェアしてあげる。
・ビジネスとは、アイデアと実行力の掛け算。1ドルのアイデアでも2,000実行すれば。とか。
・悪いサービスはセコさから生まれる。
・意思決定理由を社内に説明することを繰り返し、それが行動規範になり、組織が回り始めた、と。 -
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ネタバレ脳科学の研究から人の脳は様々なバイアスに基づいて考え判断していることをベースとして、どのように考え行動すればより良い行動をとることができるのか?という本です。目次は以下の通り。
PART1:なぜ「マッピング思考」が重要なのか
1. 人生を左右する「2種類の考え方」
2. 99%の人が「自分の壁」を壊せない
3. 「真実を見抜く目」を身につける方法
PART2:「思考の地図」を検証し、行動する
4. 知性の高い人がおちいる「認知バイアス」
5. 物事を「メタに見る」5つのトレーニング
6. 「最適解」を、さらに1歩引いて見る
PART3:「ピンチ」で問われる資質
7. いざというとき「ポジティブ思考」に頼らない
8. それでも賭ける価値があるか
9. 「謙虚さ」が強烈な影響力をもたらす
PART4:「頭のなか」をアップデートする
10. 「正しく」間違える方法
11. 「漏れ」「欠け」「穴」の見極め方
12. 「エコーチェンバー」という怠惰な誘惑
PART5:「私の意見」を軽くしておく
13. 「思考」はいかに「その人自身」になるのか
14. 「こだわり」を捨て、「視点」をしなやかに保つ
15. 「マッピング思考」は“行動のエンジン”
いろいろと書かれていますが、突き詰めると人は「守りの思考」をとりがちだが、「物事を”こうあって欲しい”という視点ではなく、まるで地図を描くように”俯瞰的に”とらえようとする考え方」である「偵察者の思考」を身に着けることによってより良い判断と行動をとることができるという点に要約されます。
「アイデンティティを軽く保つ」ことによって、自分の考えを否定されたときに守りに入るのではなく、新しい考え方の扉を開くきっかけとすること。言うは易く行うは難し。
まずは、自分の知識や考え方が偏っていることを自覚するところからはじめるしかないかと。
でも、偏っていることこそが自分そのものではないのかなあなどと思う竹蔵でした。
竹蔵 -
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【334冊目】特殊詐欺がこれだけ社会問題になる中で、どうして人はだまされるのか知りたくて読んだ本。洋書の翻訳なのに珍しくスイスイ読めた。
だまされてしまうのは人には認知的なハビットがあるから。4つのハビットは以下のとおり。
①集中…相手は何を隠しているのか
②予測…「期待外れ」を喜べ
③思い込み…判断を後回しにする←要は賢いフリや分かったフリするなってことだと理解しました。
④効率…相手の痛いところを突く←決断のときにもう少し踏み込んで調べたり質問したりすべきってことかと。
詐欺師や政治家やセールストークが利用する4つの認知的なフックがこちら。
①一貫性…この世界は不合理だ←一貫性があるものを好みがちだけど、現実は不合理で、きれいすぎる一貫性は実は何らかの人為的な操作を示すサインの可能性があるってことですね。
②親近性…「これ知ってる」を疑え←見たことがあるもの、ちょっと齧ったものを真実や優れたものとみなしてしまいがちな性質。選挙カーが候補者の名前を連呼するのにも意味があるんだなあ。
③正確性…"数字"の落とし穴←具体的な説明がその物語を信ぴょう性高く見せてしまう。
④有効性…「奇跡」と「ドラマ」はない←劇的な有効性を示されると根拠の確認が乏しいまま信じ込んでしまうことがある。
信頼とは思い込みの一形態である、という筆者の主張からは、騙されることをこの世から完全になくすことはできない。認知的バイアスはこの社会で生きていくためにある程度必要なことだから存在している。だから、筆者は、「少し受け入れ、多く確認する」ことを提案している。
その他、本書の中にはだまされないために必要な多くの提案が記載されている。すべてを実践するのは難しくても、読んだことがあるかないかだけで今後の行動は変わるかもしれない。
個人的には、自分が選んだトランプのカードが実際になくなるトリックに驚いた… -
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習慣は、特定の目標と結びつかない。引き金があるというだけで実行される。生み出すきっかけとなった報酬がなくなっても、習慣は続く。そして習慣は強固な持続性がある。最善の努力をして悪き習慣を克服したとしても、その習慣は戻ってくる。特に、私たちが最も弱っているときに・・。
こうした性質をもつ習慣について、脳機能の側面から解説がなされる。また、習慣から脱することが如何に困難かを思い知らされる。
一方、良い習慣・・例えば日常的に運動するなど・・も、脳機能による習慣の軌道に乗せると、上手くいくようにも思われる。が、実際はそうならない。良いことを習慣付けるための脳機能の働きなども知りたい。 -
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ネタバレハーバード成人発達研究の本。最初は、ハーバード大学の学生とボストンの貧困層の人たちの人生を追跡するところから始まった。被験者は当初の724人から三世代にわたる1300人超になった。今でも拡大を続けている。
よい人間関係が重要。だが簡単ではない。
幸せは達成するものではない。内なる欲求を満たしても幸せにはならない。
電車の中の見知らぬ人に話しかけるほうが黙っているよりいい気分になる。
文化からのメッセージが幸せから遠ざけてしまうことがある。本来重要でないものを追いかけてしまう。
「金が人間を幸せにしたことはないし、これからもない」フランクリン。
年収75000ドルを超えると幸福度はお金には比例しない。ある程度の幸せはお金で買える。お金が目的になると幸福度は下がる。
配られたカードで勝負するしかない。=変えられるものを変える、変えられないものはあきらめる、賢く区別する。
人間関係が良好なほど死亡リスクは低い。
幸福度は設定値に戻っていく。しかし、もともとの設定値が決める幸福度はせいぜい半分。残りは自分の行動で決まる。
人間関係をはぐくむこと自体が人生の目的である。
不妊に悩むと妊娠が人生の目的になってしまう。お互いの関係を大事にすることを忘れない。
p70
p348から
研究チームの質問が、被験者の人生に影響を与えているのではないか。その可能性はある。
2年ごとに人生を見直せたという被験者がいた。第二世代の68%が被験者になることに同意した。調査されるほうも人生を豊かにした。
個人としての成功ではなく、他人に対して何ができるか、によって人生の価値が決まる。今始めても遅くはない。良好な人間関係は幸せ、健康、長生きのもとである。幸せな人生は目的地ではなく、人生そのもの。
20250501再読
健康で幸せな生活を送るには、よい人間関係が必要。それ以上でもそれ以下でもない。
ポジティブな人間関係は不可欠。
眼の前にある、幸せになるための選択肢を選ぶには、面倒な人間関係を克服しなければ奈良に。 -
Posted by ブクログ
この本は、習慣と脳の関係性を、科学的エビデンスを下に整理し、習慣がどのようにして形成されるか、そして習慣を変える事が如何に難しいかを、これでもかも言うぐらい説明してくれる。
だが、良い習慣(例えば早寝早起き)などを身に付けたい、という方が読んだ場合、肩透かしをくらうかもしれない。本書の主は「悪い習慣が何故止められないのか」を軸として、感覚や精神論には一切触れず、科学事実だけを述べていく。読者はタイトルなどをキッカケとして本選びをするが、タイトルが幅広い問いかけを促しているので、間口は広いが、結果として読者を選ぶ内容になっている。
だからこそ、読解というよりむしろ、「誤読」とも言うべき、内容を取り込み、変換解釈する読書法が必要な本となっている。何度も言うが、本書は科学的エビデンスを述べ、最前線の状況を教えてくれる。過去のセンセーショナルな習慣に関する知識をアップデートしてくれる。ひたすら俯瞰された視点であり、個人に寄り添うための、心地よいフレーズなどは存在しない。「明日からはこうしなさい」という押し付けもない。あるのは「習慣がどのように形成され、止められなくなるか」であり、習慣が形成される脳の仕組みのみだ。
だが、習慣というものが、精神論や自制心などに結び付けられ論じられがちだが、それは脳の仕組みとは関係のないことであり、一歩引いた視点での科学本として、本書はとても骨太である。
悪い習慣を止めたい、良い習慣を身に付けたい、子どもや部下に良い習慣を身に付けさせたい、といった場合に、主観的精神論に陥る事なく俯瞰できるきっかけが欲しい方にオススメの1冊である。