児島修のレビュー一覧
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キャッチーな邦題だが、中身は比較的堅実。原題は”Nobody’s Fool: Why We Get Taken In and What We Can Do about It(誰にも騙されない(抜け目のない)人:なぜ我々はだまされるのか、どうすれば防げるのか)”。
著者のダニエル・シモンズは心理学者。クリストファー・チャブリスは認知科学者。
2人は2004年、「見えないゴリラ実験」でイグノーベル賞を受賞している(イグノーベル賞2004年受賞者(英語))。「白と黒の2チームがあります。白いTシャツを着ている人たちがボールをパスをする回数を数えてください」と被験者に求めると、彼らは課題に集中するあま -
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Posted by ブクログ
すぐに使えそうだと思ったのは「人を動かすメール」の工夫。
職場でプロジェクトのメンバーに依頼したい仕事があるとする。
①と②、どちらが意見を提出してくれるか?
①「2ヶ月前に『みんなでつくるプロジェクト』についてみなさんの意見を求めました。しかしこれまでに寄せられた回答は1件のみです。意見のある人は明日までに送ってください。これは皆でつくるプロジェクトです。ご協力を。」
②「『みんなでつくるプロジェクト』は順調に進んでおり、これまでよりも多くの意見が集まってきています。できるだけ全員の意見を取り入れたいところですが、採用できるアイデアの数には限りがあるので、未提出の方はぜひ今週中に提出し -
Posted by ブクログ
100個もあれば何個か心に刺さるるモノもあるでしょう。九割くらいはよくそのへんに書いてあるモノではありますが。
・日記をただその日の記録をするのではなく、マインドマップにする、コラージュ不風にする、テーマを決めてその考えを書くなど新しく創造的な方法で書いてみる。
・自分以外の何かに奉仕する時間をつくる。成功しないひとはいつでも自分を最優先している
・夢は「願望」として抱くのではなく「目標」に落とし込む
・自分を傷つけた人を許すことで前進できる。自分のために相手を許す。
・ライバルが遊んでいるときに、勉強をしたり、人気が落ち、世間の注目を浴びなくなったものの中から、価値があるものを見つける。
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