児島修のレビュー一覧
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ネタバレ良書。オーソドックスな内容ながら、組み立て、プログラム化が洗練されている。
再読したい。
1. 概要: 本書は、肥満大国イギリスで実証された科学的減量プログラムを解説。著者はオックスフォード大医学部首席卒の専門医で、体重管理・脳科学・食欲研究のスペシャリスト。主要テーマは食事制限せず満腹を保ちながら痩せる方法で、目的は持続可能な生活改善。インスリン抵抗性改善や腸内環境整備を基盤に、日常実践可能なアドバイスを提供。
2. 核心ポイント:低糖質徹底: 糖質過多が肥満の原因と主張。「インスリン抵抗性」を改善するため、野菜中心の食事で血糖値を安定。
「食べない時間」を増やすファスティングを提案。 -
Posted by ブクログ
様々な投資系YouTuberが紹介している本書を読んでみました。
終盤まで結構ふんわりしているように感じますが、第19章の『お金の心理』に全てが詰まっているように感じました。
ここを読めば本書の言いたいことはわかるのではないかと。
また本書の内容はお金にまつわることではありますが、投資的な思考はお金だけではなく日常(特にビジネス)にも当てはまるように感じます。
中でも『誤りの余地』は印象に残りました。
失敗する可能性を認め、それでも動じないくらいの余白を維持しておくこと、それはお金だけではなく仕事や日常においても重要です。
余白があるからチャレンジできるし、夜もしっかり眠れる。
私的 -
Posted by ブクログ
「論理」よりも「情熱」よりも、「認知バイアス」によって私たちは動かされる、と言う。では「認知バイアス」とは「勘違いで人間の先入観や偏見で人を動かす」ことで、「人は面倒を避ける」、「視覚に騙されやすい」(視覚誘導)、「周囲(環境)に同調する」などとある。特に気になった(騙されやすい)実例としては、
・人は自分が思ているほど自分自身のことを知らない(私だけがと思い違い)
・無知な人より、知識が豊富な人の方が自信が持てない(過信し分からなかったことに気づく)
・何かを信じ込むには自分に嘘をつく(自己欺瞞):偽薬など(ノシーボ効果)
・「美味しいものは高い」のではなく「高い」だけで美味しく感じる(プラ -
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この作品で1番印象に残った言葉が「足るを知る」ということだ。経済的自立の達成には、高収入を得る必要はなく、大切なのは、贅沢をせず、身の丈にあった生活をすることだということ。
収入が上がるにつれて上がった分だけ支出も上がってしまうものだが、富を築く近道は倹約と謙虚さをいつまでも忘れないこと。という当たり前のことを再確認できた。
真の成功とは、ラットレースから抜け出して、心の平穏のために生きることである。という言葉も印象に残った。24歳でこの本に出会えて本当によかった。私も今後の自分が夜ぐっすり寝られて、安心して明日を迎えられるように貯蓄率を上げていこうと思った。 -
Posted by ブクログ
行動経済学入門として、様々なハウスフライ効果や認知バイアスを軽快な語り口で紹介してくれている一冊。
オランダで刊行された本だが、オランダだけでなく世界中の事例や実験が取り上げられていて、各国の特徴なども垣間見れて面白かった。
どの認知バイアスも興味深かったが、一度読んだだけではすぐ忘れてしまいそうなので時折読み返したい。
[覚えておきたいこと]
☆ 性格診断や占いで使われるフォアラー効果(バーナム効果)、「ほかの人には当てはまらないが、自分には当てはまる」と受け止める。
人間は自分が思っているほど自分自身のことを知らない。
☆人は自分自身を過大評価しがちで、自信過剰な考えを物事全般の判 -
Posted by ブクログ
まず量がすごいです。最新版なら後のワークから読んだらよいかも。
成功しない人のいい訳や恐怖はズバズバ刺さり、辛かったです
内容は思考は現実化する、そのために必要なステップが書かれています。信じて続けない人が多いから、続けた人が勝つのでしょうね。25年かけて約25,000人を分析した彼が、特に成功者500人から抽出した、成功エッセンスが詰まっています。まさに彼とこの本自体が強い願望が現実化することを体現していると言えます。
スピリチュアルなところがあるように感じますが、自然科学や量子論などが背景にあるとスッと入るかも
これが書かれた大恐慌のときのように、関税、インフレ(当時はデフレ)、分断、ナシ -
匿名
購入済み自分も漠然と貯金してしまっているので、体力があるうちにできることをしようと思いました。本書で取り上げられている方法を、早速実践しようと思います。