青山七恵のレビュー一覧

  • ブルーハワイ

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    短編集。
    どれも、なんだかはっきりしない人が出てくる。
    「そこはハッキリ言っておこうよ! じゃないと後から面倒なことになるよ」と口を挟みたくなる。おせっかいだな。
    でも、みんながみんなハッキリしていたら、誤解もうまれないだろうしつまらない毎日になっちゃうのかもね。色んな人がいるから刺激的なのかも。

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    2018年09月02日
  • ブルーハワイ

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    ちょっと予想していた短編集とはちがった。もっと夏っぽいさわやかな青春っぽさを期待していたんです。青い感じ。
    けど実際は負の感情がチラチラと垣間見れる短編集でちょっと疲れた。
    久しぶりの青山さんの作品だったから楽しみにしていたのですが期待外れだったかな。

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    2018年08月03日
  • わたしの彼氏

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    とにかく、吸引力がすごい。
    一癖も二癖もある女ばかりを次々と惹きつける、ダイソンなみの吸引力を持つ美青年が、「振る」のではなく「振られまくる」恋愛小説です。

    それにしても、石田衣良の【娼年】の主人公しかり、伊坂幸太郎の【バイバイ、ブラックバード】の主人公しかり、そして本作の主人公しかり。
    こんなにも女性達を魅了してやまない男達が、そろいもそろってキャラが立ってないのは何か理由があるのでしょうか?
    主人公は【ぼく】なのに、タイトルが【ぼくの彼女】じゃなく【わたしの彼氏】なのも納得の存在感の薄さです。不思議。

    読んでる間そればっかり気になってしまって、肝心の主人公の【ヤヴァイ女達に翻弄されまく

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    2018年07月29日
  • すみれ

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    両親のちょっと変わった親友れみちゃんと中学3年生の女の子との少し不思議な友情ものとでも言うべきか。
    なんにしろ、両親が素晴らしいと感じたのは私だけではないのではないだろうか。

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    2018年01月09日
  • すみれ

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    オトシゴロで受験生で、『厄介なウザい大人』と思ってももはや自然とも思える状況に、優しいというのか・・・惹かれる部分とか共鳴するところが藍子にはあったんでしょうね。
    両親の、つい同情しちゃうけど結局手に負えなかったっていうのもちょっとわかっちゃう気がするけど・・・。
    でも日中自分たちがほとんど一緒に過ごせないのに心の病を患った自分の友人を(いくら同性でも)娘に託すってのは親としてはどうなのかなぁ、なんてミレちゃんのことよりそんな思いだけが残ってしまいました。

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    2017年02月02日
  • すみれ

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    終わりかたが微妙というか月並みすぎやしないだろうか。ラスト二ページまでは主人公の少女の鋭い目線に、自分の幼年期を思い出したり、大人としての驕りみたいなものに気づいたりして楽しく読めた。設定などの全体的な既視感は否めないかも。

    大人の弱さを子供がみたときどう感じるのかがありありと描かれていて、レミみたいに生きてるひとには結構効くんじゃないだろうか。

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    2017年01月14日
  • わたしの彼氏

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    ネタバレ

    顔は良いし、なんでもしてくれる、許してくれる"優しい"男の子なのに、なぜか最後には振られる。鮎太郎を見てて、優しいってそういう"何でもしてあげる、なんでも許してあげる"ことじゃないんだなって思った。テンテンとの結末でお話は終わるものだと思ってたから、最後は拍子抜け。結末は読者に委ねる系ラストでした。

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    2016年11月13日
  • わたしの彼氏

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    16/08/24
    鮎太朗にいらついてしまう。なんなんこいつと思ってしまう。でもこういうやつがモテるんだよな世の中。
    テンテンが不憫。だってきっと同じことの繰り返しなんだよ。鮎太朗は変わらない。この先も繰り返し。

    ・鮎太朗のポケットで携帯電話が鳴った。彼女はこの弁当屋ごと爆破したくなった。(P208 彼女、とはもちろんテンテンのことですよう)

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    2016年08月24日
  • やさしいため息

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    やさしいため息というのは、呆れつつも受け入れてる状態だったり、良い意味で諦めがある場合につくため息のことだと思う。主人公も弟も今のままで駄目なことは分かっているけど、小説にあるように人は容易く変われない。でも、外部の働きかけや自分の意志でたまに普段と違う行動をとったりすることを繰り返して、少しずつ変わったり、変わらない部分は諦めがついていったりする。そうやって徐々に失望のため息からやさしいため息に変わっていくのが人間の成長なのかなと思う。自分が変わる順序としてまず諦めが必要な場合もある。主人公に自分と重なる部分がありすぎて嫌な汗が出るのを感じながらの読書だったが、この読書経験も自分の変化への1

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    2016年08月07日
  • 魔法使いクラブ

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    全体が暗いのだ。それでも引き込まれてしまう。魔法使いクラブを作った10歳の結仁が2章で中学生になっているのにびっくり。そして3章で高校生に。居場所の無い結仁。自分の居場所を探そうともしない結仁。どうして泣いたり笑ったりしないのだろう。最後の史人の告白にびっくり。

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    2016年07月25日
  • あかりの湖畔

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    静かにそこに生きたい人を受け入れているふりをしながら、全く受け入れない家族と一緒にいる息苦しさ。それにすら気がつかないふりをし続ける。自由って言葉は嫌い。

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    2016年06月07日
  • 花嫁

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    4人家族の4人が順々に語る短編連作集。
    なんとなくもやっとしていたものが最後まで来て腑に落ちるというか、ままならないのが人生だなと思う。
    そして、生きるって腹をくくるってことでもあるんだなと。

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    2016年06月02日
  • 窓の灯

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    窓の灯…評価はこの作品。安アパートで壊れていく女。隣近所を巻き込みながら何かが崩れていく。詩的で空想的なのに冷たい鋭さもある。
    ムラサキさんのパリ…ムラサキさんにいったい何があったのか。娘さんが絡んでいるようだけど気になる。

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    2016年05月10日
  • 窓の灯

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    青山七恵さんは、確か同じ大学だから親近感。ということで、読んでみました。
    「日常」っぽいことを、「非日常的」に、面白く書くのってすごい。

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    2016年02月27日
  • すみれ

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    とりあえず薄いから手に取った本。レミちゃんのような人は居そうだけど、37歳だよね?藍子のような難しい思春期の一歩手前と格闘してるママ世代なのに、甘くないかな?
    藍子の立場で語られるお話だけど、見方がその通りで気持ちも痛いほど分かる。
    藍子が大人になって、レミちゃんと再会したらどうなるんだろうなぁ…

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    2016年01月05日
  • 快楽

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    エロいです。エロビデオ的なところあります。でも、人生において、セックスは大事だなとか、逆にどうでもいいことなのかなと思えたりします。登場人物の容姿に対するコンプレックスの記述のところは、人それぞれの様々なコンプレックスと置き換えると、人生の永遠のテーマと言っても良いですね。
    内容が過激なのでぐんぐん惹きつけられて、イッキ読みしました。青山七恵のゆったりしていて、でも読後はざわざわと気持ちをなでられる作品を期待していると度肝を抜かれます。新境地ですね。才能とはこういうことですね。

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    2015年10月05日
  • やさしいため息

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    冬のひだまりみたいな、静かな物語でした。

    たしかに、風来坊な弟が登場して、誰かの人生を毎日綴り続ける、なんてちょっと変わった設定はありますが、基本的には何か大きな事件が起こるわけではなく、淡々とした日常が続いていきます。

    人付き合いが得意ではない主人公が、職場での人間関係にもやっとしたり、ちょっと気になる人ができたり、とにかく不器用なところに共感を覚えます。

    青山さんの文章はたまにすごくリアルな質感を持っていてドキっとするのですが、気になる人にメールを送ろうか迷って迷って、えいっと送った後の表記とか、すごくわかるなー!と。
    “送信ボタンを押した。押した瞬間、電波がこの狭い浴室の壁に跳ね返

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    2015年09月20日
  • すみれ

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    藍子の真っ白な正しさとレミちゃんの灰色がかった弱さが悲しい。
    弱いことは悪いけど、弱いことを言い訳にするのはもっと悪いと思ってなんとか生きてきた私にとって藍子の言葉は耳にとてもとても痛かったです。
    藍子の両親がレミちゃんを心配する気持ちがたとえレミちゃんの求めているものとは違っていたとしても、そのやさしさはかけがえのないものなんだから、そこは本当は責めちゃいけない。そのやさしさにすがっているのも確かな事実なんだから認めないといけない。
    この本は基本的に藍子の立場に立って読むのかもしれないけど、レミちゃん寄りに読んだのでなんだか辛かったなあ…藍子が正しいんだよ、正しく生きられるなら生きたいんだよ

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    2015年08月02日
  • ラブソングに飽きたら

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    音楽をテーマにしたアンソロジー。
    好きな作家の加藤千恵さんが筆者の中に入っていたので手に取りました。

    ラブソングとタイトルに入ってますが
    それぞれの短編はラブソング以外の曲もテーマになっています。
    実在する曲が使われていたり
    架空の曲だったりもしたけど

    加藤さんの『約束のまだ途中』と
    あさのあつこさんの『雨宿りの歌』がよかったな。


    加藤さんの作品は、結婚する親友(小学生からの仲良し)との思い出の曲を中心としたストーリー。
    自分の状況と結構かぶるところがあり、かなり共感出来ました。

    あさのあつこさんの作品は、少しミステリーっぽい側面もあるんだけど、小学生の時にある事件に遭遇し雨にトラウ

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    2015年07月14日
  • ラブソングに飽きたら

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    ネタバレ

    恋愛と音楽を絡めたアンソロジー。切なかったり、元気を貰えたり、不思議な話だったり…そんな8つの作品が収録されている。好きな作家ばかりだったので、読むのは楽しかった。どの作家もその作家らしい特色が出ていた印象。椰月美智子の作品が読んでいて1番印象に残った。

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    2015年06月20日