青山七恵のレビュー一覧

  • 私の家

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    ネタバレ

    全くさっぱりしておらず深く絡み合いながら個が家族という括りのながで存在する有り様をリアルに描いた作品。

    "家族間にあっては、誤解や諍いのたねは、とかく平穏無事を装いながら潜行するものだ。そのぶん陰影は濃く、根は深い。"
    平松洋子さんの解説も、この作品を細かく分析しながらも引きで捉えていて素晴らしかった。

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    2026年04月03日
  • ひとり日和

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    テンポがいいだけでなく、するすると読めてしまう想像を掻き立てる透明な文体がとても心地よかった。

    「淡々とし過ぎて、思わず縁側でお茶を飲みながら、そのまま寝てしまいそう……日常に疲れた殿方にお勧め。私には、いささか退屈。」という山田詠美の選評が面白い。石原慎太郎は本作の絵画的描写を村上龍『限りなく透明に近いブルー』と比較していた。

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    2026年03月24日
  • 私の家

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    家族3世代のお話でした
    各章で語る人が変わりそれぞれの視点から
    の物語でした
    見る人が違えばお母さんであったり
    妹であったり娘であったりということで
    それぞれの立場から見た風景、思考などで
    楽しめました
    登場人物も多くてできれば家系図があったら
    とても分かりやすかったのになと思いました

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    2026年03月18日
  • 前の家族

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    ちょっと帯の文言が大袈裟過ぎた感はあるけど、異常な執着には気味の悪さがあったし面白かった。現実的に、裁判でもしたら?とか解決策なんぼでもあるんちゃうん?とは思うけど笑

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    2026年01月30日
  • 前の家族

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    ネタバレ

    マンションの売買をしただけにも関わらず、どんどん距離を縮め、しまいには家族の住む家にまで藍をずっと泊まらせる杏奈。異常なまでの世話焼きに少しずつ気味の悪さを感じたが、家族揃って狂ってる。異常なまでの前の家への執着は怖すぎ。そんなことならなぜ家を手放したんだと呆れるしかない、、、

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    2025年12月16日
  • わたし、お月さま

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    10歳6ヶ月の娘
    7歳6ヶ月の息子に読み聞かせ

    刀根さんの絵が
    幻想的で美しく
    おはなしにぴったり。

    娘の名前に 月 がついているので

    お月さまの絵本には
    ついつい反応しちゃう。
    お月さまっていいよねえ。
    きれいだよねえ。

    そしてお月さまがずっと一人で
    眺めていてくれた地球も美しい。

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    2025年11月25日
  • 記念日

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    肉体の実感を持ちたい?生きる実感を得たい?そんな女性たちの話?

    という感じで、いまひとつテーマを絞りきれませんでした。ミナイに全く共感できないこともあり正直前半きつかった。

    後半からふわっと面白くはなりましたが、結局何がテーマだったのか…不明な読後感

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    2025年11月18日
  • 記念日

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    ソメヤさんの、自分がなく流されまくって結果的に卑屈になってる様子にイライラしたり、ミナイの脈絡のない言動に唖然としたり、乙部さんのまあまあな身勝手ぶりにへきえきとしながらも、絶対に交わらなそうな人たちがなぜかつながっていく様子が、ありえないようで、もしかしたら現実はこうかもと思ったりもした。
    現実の他人とのつながりって、決して共感と理解の上になりたってるわけじゃない。
    社会のなかで生きていれば、絶対に分かり合えないと思う人とつながることもあるし、他人にはきっと解ってもらえないだろうと思う自分だけの感覚や気持ちを抱えながら人と付き合ってる。
    共感できなかったり分かり合えないことを理由に人とつなが

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    2025年11月13日
  • 記念日

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    何の記念日だったんだろう。他人との繋がりってどこでできるかわからないもんだ。乙部さんと知り合ったのも偶然で、1回きりの付き合いっぽかったのにね。

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    2025年10月08日
  • 記念日

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    タイトルと装丁から想像した内容とだいぶ違った。ある種の生きづらさを描いた物語。
    暗い話ではあるけど語り口が柔らかく、不思議な魅力がある。

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    2025年09月25日
  • 記念日

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    不思議な空気感流れる小説。
    ただ老女の心の中はひしひしと伝わってきた。ワタシも仲間入り近いのか?
    ところどころでこの表現の仕方がいいなぁって思う事多し青山七恵さん。

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    2025年09月24日
  • 前の家族

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    う〜ん…なんというか、トラウマ級の結末は 自分には 待ってなかったような。主人公の藍さんが あまり好きになれないタイプで〜なんというか、まぁ こういうのが好きな人は好きで いいのかな、と思うわけです。初読み作家さんだったので 他も読んでみなくては、という感じです。あ〜きっと 引越し好きの人間には この話、はぁ?ってなるんじゃないかな。ちなみに 自分もそうなので。だから トラウマ級の結末が待っていなかったんだろうな。

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    2025年08月13日
  • 記念日

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    42歳のソメヤと23歳のミナイのルームシェアから始まるストーリー。ミナイの年をとりたい願望が76歳の乙部さんへとうつり、不思議な内容だ。文章が流れるようなので長い話だがすぐ読めた。年を取る感覚はこんな感じなのだろうな。

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    2025年08月04日
  • 記念日

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    日本語を大切にする作者。吟味された言葉が紡がれていく文章はとても素敵。長い話ではあるが、それを保つだけの強度を備えたストーリーとキャラクター。不思議な作品である。3.6

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    2025年08月03日
  • 記念日

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    乙部さんと息子とソメヤさんとミナイさんとロミと。
    面白く読んだんだけど、テーマはよくわからない。
    でも年配の独身息子と暮らす乙部さんと私は同じかも。息子、早く幸せに、私は一人でも大丈夫。できたら、ソメヤさん達のような知り合いできるといいな。

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    2025年07月13日
  • 記念日

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    『自分の体が貯金箱』はわからないが 何かとぶつかった時だけ自分のかたちと重さがわかる という感じはわかる

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    2025年07月02日
  • 記念日

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    ためになるでもものすごく共感できるでもないんだけど笑
    とてもひきこまれて、グイグイ読んだ。

    冴えない中年女性、ソメヤさん。いつもすみませんと謝ってばかり。老いたい、老いを研究するミナイさん。無職の中年男性の息子正雄と二人暮らしのおばあさんサッちゃん。3人の女性の話だが、無茶苦茶なミナイさんや、失礼なサッちゃんなのになぜか憎めない。正雄もいい男ではないのに、憎めない。不器用な登場人物たち。ハリーまさおとか言葉選びに笑った。

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    2025年06月28日
  • 記念日

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    芥川賞作家ということで読んでみた。3人の女性の、あるようでないような不思議な関係とその日常が描かれて、最後まで面白いのかそうでないのか、わからず。こういう場合は、面白くないということ

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    2025年06月16日
  • 記念日

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    帯から受けた印象とはまったく違った展開。
    「小さなハレの日」そして「記念日」とは。
    出てくる誰にも共感できず、好ましさも持てなかったが、なぜか読後感はさほど悪くもない不思議。

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    2025年06月11日
  • 記念日

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    歳を重ねる、という事は。
    体が老いる事。誰かと過ごす事。
    一つとして同じ時はない事。
    なんのために、どうしたくて歳を取るのか分からないけど、そのモヤモヤを抱えながら生きるしかないんだろう。そんな事を考えた。

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    2025年05月06日