土橋真二郎のレビュー一覧

  • ツァラトゥストラへの階段3

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    ネタバレ

    おもーしろかった飛鳥たんprpr
    文体が好み。描写が上手でイメージしやすい。
    は?完結?
    もう土橋が物語完結させないのに慣れた感。

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    2013年02月27日
  • 扉の外

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    本作は土橋作品に多いゲームに関する描写や駆け引きなどは若干なりを潜めて、主人公の「サークル」に対する客観的な考察に重きを置いている。そういう意味では内容の濃い作品だった。
    最後は展開としては駆け足だったように感じたが、作者が描きたかったのが支配する・される、それによる優越感・劣等感の構造で、ゲームの決着ではないのでそういう目で見れば綺麗にまとまった作品だと思う。
    ただやはりゲームと心理との接続があまりなかったかな、という印象。

    あっあと「中途半端に続編書いて途中で投げ出すより1冊で完結させろ」と言いたい土橋に。

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    2013年01月04日
  • 生贄のジレンマ<下>

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    ―――「今から三時間後にあなたたちは全員死にます。ただし生き残る方法もあります、それは生贄を捧げることです」
    卒業を間近に控えた篠原純一が登校してみると、何故か校庭には底の見えない巨大な“穴”が設置され、教室には登校拒否だった生徒を含むクラスメイト全員が揃っていた。
    最初はイタズラだと思っていた篠原たちだが、最初の“犠牲者”が出たことにより、それは紛れもない事実であると知り…。

    上中下巻と、なかなかの長編やったけど一気読み

    極限状況での心理描写がすごくうまいと感じた
    倫理やモラル、正義感なんてものはしょせん自分が
    セーフティな場所にいなければ発揮されない薄っぺらなもの

    「あ

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    2012年12月30日
  • 演じられたタイムトラベル

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    ネタバレ

    他シリーズと同様、訳も分からず集められた男女が突如命を懸けたゲームを強要される。

    今回のゲームのモデルは最近流行の脱出ゲームか。
    それにタイムトラベル要素を加え、バッドエンドを回避しつつ脱出を目指すというもの。

    今回も手に汗握る緊迫感、後半に起こる人間関係の崩壊、他人を蹴落とさないと生き残れない不条理なシステムなんかは健在。
    ただ、今回は過去作に比べて若干分かりにくい。ルールなんかは読み進めれば理解できるけど、主人公たちが物理的にどういう状態にあるかが、直感的にイメージし辛い。そのため、終盤はどういう状況?と思いながら読んでしまった。

    あと、この著者の作品はどれも導入部分と結末部分がだい

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    2012年12月14日
  • 演じられたタイムトラベル

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    珍しく1冊で完結。
    訳もわからず巻き込まれ、理不尽だけとフェアな殺人ゲームを強要されるというストーリーは、ある意味いつも通り。ゲームの内容はよく練られていますが、このルールは厳密に判定するのは結構難しいんじゃないかな。
    あの脱出方法をあの状況下で思い付くかどうかは正直疑問ですが、ゲーマーなら思い付くかな。

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    2012年12月06日
  • 演じられたタイムトラベル

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    やはり土橋さんはMW文庫向けだな。

    閉鎖された空間に閉じ込められた複数の男女。
    今からゲームをしてください、負けてもルール違反しても死にます。
    という、お約束の流れ。例によって閉じ込められるまでの経過とかはほとんどスキップですw
    解説役のウサギ、それぞれに嵌められた腕時計型の機械ももちろん登場。

    ゲームでの敗北=死という非常事態。ちょっとしたきっかけから互いが互いを信じられなくなって、人物それぞれの汚い部分や嫌な部分が露呈されていく流れは相変わらず上手い。

    今までの作品と違うのは、失敗した人間が死ぬシーンをそのまま描写したこと。今までだと舞台から消え去ったり、死ぬにしても「何故か死ぬ」み

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    2012年11月26日
  • 扉の外III

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     1巻で、出てきた優しそうな人が実はエグかったり、非常に魅力のあるキャラが多いです。
     サバイバルのバトロワ形式の設定が作者は好きなのでしょうか。こういう設定をよく使っていますね

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    2012年11月07日
  • ツァラトゥストラへの階段3

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     消化不良のように見え、えっっ続くの?終わったの?と思うのはいつものこと(笑) 
     一様これで終わりのよう?かな

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    2012年11月07日
  • 殺戮ゲームの館<上>

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    ネタバレ

    主人公らがゲームを受け入れるまでがものすごくテンポ悪く感じてしまって、ちょっと読むのが苦痛だった。
    しかしゲームを受け入れてからはスイスイ読めた。

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    2012年11月05日
  • 扉の外III

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    ネタバレ

    前作とも、前々作とも違うクラスの話。
    ゲームに負けた生徒たちは無気力に過ごしていた。そこへ告げられる「新たなゲーム」。敗者復活戦だ。
    生徒たちはゲームにのめりこんでいくが、ある違和感に気づく。

    シリーズ完結編と銘打っているわりに明確な解答は得られない。消化不良すぎてイライラした。

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    2012年11月05日
  • 扉の外

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    ネタバレ

    修学旅行に向かっていた高校生たち。目が覚めたら密室。知らないうちにはめられていた腕輪。
    人工知能ソフィアと名乗る何者かがいう。「世界は滅亡しました。ここはシェルターです」と。
    主人公は管理下に置かれることを嫌い、腕輪を外してしまう。

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    2012年11月05日
  • 生贄のジレンマ<上>

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     学校に閉じ込められた高校3年生の生徒たちが、生贄を捧げなければ全員死ぬ、というゲームに参加させられる話です。
     上中下と全3巻の構成になっています。正直、こんな内容で3冊分も語ることがあるのかと、読む前は思っていたのですが、人が死ぬということよりも登場人物たちが恐怖する様子やどうすればいいかと迷う様子が多く書かれていて、この上巻はこれから大きく物語が動き出すといった感じのところで終わりました。
     主人公は出席日数ぎりぎりまで学校をさぼり、いろいろなところに旅行に行っていたのですが、そのためにクラスで疎外感を感じてしまいます。そういったことに思い悩む様子が書かれていて、ただ人が死ぬだけの話でも

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    2012年10月24日
  • ツァラトゥストラへの階段

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    超能力「パルス」にめざめた人々が参加する過酷なゲームの話。


    今回はオンラインゲームを株であらわしたマネーゲームだったけど、次はどんなゲームだろ?


    世界観が面白くてスイスイ読めました。超能力バトルものだと思って読むと肩すかしですが。


    カイジ×SAOにトッピングで超能力といったところでしょうか。

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    2012年10月22日
  • 楽園島からの脱出II

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    相変わらずの土橋先生。追い詰められた状況での人間の心理描写が生々しくってほんとに嫌になる。今回はとうとうレイプにまで踏み込んでるし、自分もこんな状況だったらって思うとやっちゃいそうで怖い。
     土橋さんにしては綺麗な終わり方していたけど、これで終わりなのかな?続いても良さそうな終わり方だけど土橋さんと言うことを考えたら次のシリーズにいっても不思議じゃないなとも思う。

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    2012年10月01日
  • 楽園島からの脱出II

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    無人島を舞台に集められた高校生100人が行う脱出ゲーム。
    ゲームの名は「ブリッツ」。
    2巻は完結編。

    段々ドロドロしてきて敵・味方が入れ替わりすぎて混乱してくるけど、物語の目的の「脱出」ということだけを考えれば楽しめるか。

    失敗したのは1巻のときも書いたんだけど、連続で読めなかったこと。
    もともとキャラ達が結構薄く感じていたしね。
    さらに2巻ではキャラクター紹介が文字だけになっていたりと工夫が欲しかったなぁ。

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    2012年09月11日
  • 楽園島からの脱出II

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    相変わらずえげつない設定のゲームでした。人が死なない分、電撃文庫仕様なんでしょうか。
    ゲームの設定そのものはそれほど複雑ではないですが、心理的な追い込み具合とかがものすごくえげつない。ですが、二転三転する展開にグイグイ引き込まれるのは確かで、2冊ともに一気に読んでしまいました。

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    2012年08月24日
  • 楽園島からの脱出

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    タイトル通り島を舞台にした脱出ゲームです。感想は2巻で書きます。続きがあるなら、1巻とか上巻とか明示してほしかった。

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    2012年08月24日
  • 殺戮ゲームの館<下>

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    ネットで偶然見つけた集団自殺の現場となったいうある場所に出会いや遊びが目的のオカルトサークルが閉じ込められ、そこで巻き起こる戦慄の密室サスペンスの後編。

    心理描写が巧みで読んでいてスゴイスリリングだった。
    最後はちょっとこんな終わり?と消化不良感が残るものの、とにかく次の展開を!とどんどん世界に引き込まれていった。
    楽園島からの脱出とか土橋さんの作品はこういう傾向なのかな?
    他作品もちょっと読み進めてみたい。

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    2012年08月23日
  • 殺戮ゲームの館<上>

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    ネットで偶然見つけた集団自殺の現場となったいうある場所に出会いや遊びが目的のオカルトサークルが閉じ込められ、そこで巻き起こる戦慄の密室サスペンスの前編。

    少し前に土橋さんの作品を読んでファンになったんだけど、それが前編しかなくて待ち切れなかったんで代わりに完結している積んでいた作品を一気に読んでみたかった。
    ラノベの雑誌(このラノ)に紹介されていたんだけど、ラノベの要素はほとんどない。
    まぁ、ラノベの定義は曖昧なんだけど(笑)

    ミステリーとして読んでも面白かったんでたまにこういったものを読むのもいいな。

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    2012年08月21日
  • 楽園島からの脱出II

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    人間の汚い本性が垣間見えたり、集合意識のこわさだったり、リアルな醜悪さが一番強かった作品だったと思う

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    2012年08月21日