土橋真二郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
扉の外全3巻読んだんですがその中で一番良かったです
相変わらずイラストが綺麗だし、この柔らかいイラストが好きですね
この巻は他の巻に比べて主人公に感情移入しやすいと思います
それと主人公(高橋 進一)は自分が一番好きなキャラですw
性格がとにかく好きですねwそれと冷静さとチョットずる賢いところがいいですね♪
ゲームでの謎やどうゆうゲームなのか考えて読んでいったんですがこのゲームがジャンケンかな〜と予想していて答えが当たっていたときはかなり嬉しかったです(笑w
過酷なゲームの中での人の感情がよく書かれていると思います
てか、蒼井はなぜ籠に入ったかよくわからんw
進一のある1人だけを救うためにその -
Posted by ブクログ
ネタバレパイセン本。
予想を覆す巧みな構成と知的な緊張感が光る作品でした。可憐なタイトルの印象とは裏腹に、タイムリープとミステリーが緻密に絡み合い、物語に深みとスピード感を与えています。前作から張り巡らされた伏線が丁寧に回収されており、読後には強い満足感が残りました。キャラクターたちの心理や選択が繊細に描かれている点も秀逸で、読者に深い余韻を与えます。シリーズ完結編としての完成度も高く、土橋作品の真骨頂とも言える一冊です。
特に、物語の核心に迫る終盤の展開は圧巻で、論理性とドラマ性が見事に融合しています。物語を読み進めるごとに「考えさせられる面白さ」が積み重なり、エンタメと知的好奇心が同時に満たさ -
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Posted by ブクログ
雰囲気は1巻と似ているが、今巻はちょっとしたミステリーな作品であった印象。
テーマは、Who is the bug?
ミステリーにタイムリープ要素を混ぜ込んだ、ちょっと小難しいがよく構成されている、ミステリーらしい衝撃のラストが楽しめる面白い作品でした。
1、2巻合わせて1つの作品になっており、1週目と2週目の細かな違いや伏線の理解には、一気に読む必要あり。
しかし、通して読むと、2週目での主人公の行動の差異等の細かな違いもよく描かれており、凄い作品であったと思う。
なお、表紙がホノカだと思って読んでいた私は切腹モノです(読めば分かる)。 -
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Posted by ブクログ
全3巻のうちの2巻
安全圏から指示してただけの人達も当事者になり
前回のかかわりようによってプレイヤーとの関係性が構築されているという展開はなかなかいい設定
生き残りのルールが二つあるのも
1つのクラスをほぼ壊滅させる状況も前回からの前振り通り
そして、チーム分けが素晴らしいなぁ
ルールに則ると全員が助かる道はないというね
まぁ、この展開は1の終わりのところから見えてたけどね
さて、次の最終巻でどんな決着をつけるのか
ところで、土橋作品でゲームのルール自体をぶっ壊して生き残った主人公っていたっけ?
確かいなかったと思うので、誰がどうやって生き残るのか、結末がわからぬ -
Posted by ブクログ
女の子が30人のバトルロワイヤルするのをクラスメイトがスマホを通じてサポートするお話
久しぶりの土橋真二郎だけど、やはり安定の土橋クオリティのえぐさとラノベならでわのエロの要素を取り入れた設定
いや、もう何というか、一見殺伐としたルールなんだけど、協調すればみんな無事でクリアできるという状況で
そしてその協調路線は絶対に破綻するという土橋展開
ところで、スフィアという単語が出てきたけど、アトリウムのスフィアと関係してるのかな?
コロシアムエリアはVRなんじゃないかと思ったけど、そこだけでなくすべてがVRという可能性も?
続きが楽しみです -
Posted by ブクログ
前回と構成は殆ど変わらないのに何故ここまで雰囲気が違うのだろう?主人公の性格の違いが大きいなら前回の主人公はそれほどまでに酷かったという事か。
今回のゲームは前回と比べるとルールも判り易く目的もはっきりしていたから印象がスッキリしている。それによく考えて行動し必要とあれば友人さえも裏切る主人公のスタンスが作品の雰囲気に合っていて非常に面白い。
しかし前回に引き続き集団心理などを重視しているようだが、モブ勢が単純な心理構造になっているせいで考えて行動するメイン勢と比べるとあまりに単純に見えてしまうのがどうにも……。また第二巻ではソフィアが出てこなかったことで、何故大勢の生徒が密室空間でサ