土橋真二郎のレビュー一覧

  • ツァラトゥストラへの階段

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    「パルス」(人間に寄生し、宿主の知性・体力を飛躍的に伸ばす)に
    取りつかれた主人公が、「パルス」の蒐集に勤しむ組織により、
    人生をかけたゲームに巻き込まる。

    一旦はゲームからの離脱を考えるが、行方知れずだった姉も「パルス」憑きで
    あったことを知り、姉の消息を得るためにも、ゲームを続行する。

    ■ゲーム①

    一室に閉じ込められた11人が、「数字」と「金」を渡され、
    「数字」と「金」に応じて開く扉からの脱出を競う。

    多額の「金」を持ち出せる扉に必要な「数字」=人間は限られ、
    また、扉からあぶれて部屋に残された人間には死のリスク。

    ■ゲーム②

    いわゆる「美人投票」で戦士のHPが決められる対戦

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    2013年10月13日
  • 人質のジレンマ<上>

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    ネタバレ

    あーあ。

    失敗しちゃった。


    これから、どう展開していくんだろう。

    誰が主導権を握っていくんだろう…。

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    2013年10月08日
  • 生贄のジレンマ<下>

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    高校三年生が学校に閉じ込められ、生け贄を出さないと全員殺されるゲームに巻き込まれる話。「悪の教典」の様な派手さはなく、少し物足りなく、実際にはこんなものかな?とも思うが、もっと人は暴力的になるだろうな。涼子の悪魔が顔をもたげたときは、盛り上がったが、ラストもいまいちもやっと。自分だったらどうするかな?と考えながら読むのは面白い。(弱者を無理矢理生け贄の穴に突き落とすだろうなそして最後の生け贄は自分。もちろん高校生だったらの話)

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    2013年09月14日
  • 扉の外

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    土橋真二郎さんのデビュー作。
    主人公のキャラが鼻につくなどと少し不評だがストーリーは面白い。
    何よりこの作品は2巻がかなり面白い。
    とりあえず、ツァラトゥストラを読んで見て面白ければ扉の外を読むのが良いと思う。
    カイジ、零のような心理、頭脳戦でエグい話が好きな方にオススメ
    一巻が微妙だと感じても二巻まで読んでみてください。

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    2013年09月09日
  • 扉の外II

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    前作の続き だけど主人公も違うし、ゲームも違う

    前作は「集団心理って怖ぇ」だけど、今回は「女の集団って特に怖いぇ」と思う(笑)

    ゲームの説明は明らかに何かを隠そうとしているのがありありとわかる
    ゲームの展開はそんなにトリッキーな方法があるわけではないので、要所要所のみ面白い

    暴力的な行為もあり、アクションの部分もあるけど、そんなに面白いわけではない

    今回描かれる人間模様はヒエラルキー
    前作はサークルの概念が主眼だけど、今作はそれがより鮮明になって階層構造が強調されている

    ところで、あのゲームのルールだと、勝つ可能性があるのはとある立場の人だけで、他の人たちは勝つ方法がなくない?
    ま、

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    2013年08月31日
  • 扉の外III

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    3作目で完結

    バーチャルな戦闘は「クラインの壺」を彷彿させる
    描写としては面白いんだけど
    単純なゲームだからこその心理戦と醜い人間模様が売りの作家さんだけに、ちょっと魅力半減

    そんなわけもあり、生徒間の対立はそんなに重くは描かれていない
    ある意味で、閉鎖的な空間に慣れてきているという事なのかな?

    いつもの事ながら、締めがぶん投げっぱなしで納得いかない
    むしろ、続編がありそうな終わり方だけどね
    結局、蒼井さんはどうなったのかは描かれないのか?
    主催者側の意図は?

    初期の作品からしてキレイにまとめる事を放棄していたのか・・・

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    2013年08月31日
  • 演じられたタイムトラベル

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    密室、死の恐怖、人間関係崩壊
    過去の作品同様にやってる本質は同じ
    ただ、架空のゾンビゲームを想像力で補ってするという演出なので、ゲームの条件というか説明がちょっとめんどくさい

    殺戮館で人狼をモチーフにしたように、シンプルなルールならいいんだろうけど、今回は地図やら時間軸やらエレベータやらも入り混じっているので理解するのがなかなか難しい

    あと、今までは「なんでこんな舞台が設定されたのか?」という疑問がぶん投げっぱなしで終わってたけど、今回はその説明とかエピローグをちょっと頑張ってたのは評価できる
    ただ、かえってチープな印象を受けてしまった感もある
    裏の組織の存在が明らかになる日がいつかくるん

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    2013年08月08日
  • 殺戮ゲームの館<下>

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    ネタバレ

    結末の説明も納得
    ただ、黒幕というか根本が説明されていないのがなんだかなぁ

    生き残りが一人=魔物の勝利
    って事は、今までのゲームは・・・

    でも、裏切り者の存在もあるので、そうとは言えないか

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    2013年07月23日
  • 生贄のジレンマ<上>

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    学校に閉じ込められる生徒達。
    追い詰められた生徒達の心理描写とかは相変わらず上手い。タイムリミット直前はこっちまでハラハラしてしまう。
    しかし「殺戮~」の時と会話の流れやキーとなるセリフが同じだったりするところがあって、いまひとつはまりきれないところもあった。
    あと上中下と3冊構成なのもちょっと長いなあ……、と思ってしまうのだけど、上巻がすげえところで終わりやがったので、中巻の冒頭だけでも早く読みたい。そしてそのままズルズルと読んでしまうんだろうなあ……。

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    2013年06月23日
  • OP-TICKET GAME

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    面白くないわけじゃないんだけど、題材がオバカすぎて乗り切れないというか。
    夢があっていいねぇ。とか。

    ここまでひどくなかったよなぁ、とか。

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    2013年05月10日
  • OP-TICKET GAME

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    所謂「カイジ」的な心理戦的駆け引きを伴うゲームを表現しようとしてるんだろうけど、いかんせんゲームの目的がおっぱいじゃなぁ。。。
    プロローグからして書いてて自己嫌悪に陥るんじゃないか?って文章だったけど、最後まで押し切ってるのはある意味すごい。ただ、それほど深みのある話ではないので、おっぱいおっぱいを楽しめるかがカギの本かなぁ。

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    2013年05月01日
  • OP-TICKET GAME

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    10枚集めると、名前の書かれた女の子のおっぱいを揉めるというチケットを懸けて争われるクラスの男子の戦いを描いた話。

    ストーリーがストーリーなので気になって買ってしまいました。なんと不純で純粋な話なのでしょうか(笑)

    チケットを懸けての心理戦、駆け引きは結構戦略的でなかなかの説得力。ただそれだけでは話が進まないので、そこでチケットを懸けた直接対決があるのですがその内容も、まあ低俗で(笑)

    女子のおっぱいやパンツに対する男子の崇拝ともいえる心酔っぷりもまた笑いを誘います。よくよく考えるとこの作者はいったい何を書いてるんだ? と考えてしまいそうなのですが(笑)

    この作者さんはもっとシリアスな

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    2013年12月27日
  • OP-TICKET GAME

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    2013/04/10
    ⇒中古待ち
    ⇒まんだらけ 315円

    男共のバカっぷりを楽しむ為の1冊。
    女の子は沢山出てくるけど脇役感がはんぱない。

    何故、一人目が抜けた時に気付かなかったのかがミステリー。

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    2013年06月06日
  • 楽園島からの脱出

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    ネタバレ

    高校生活最後の夏休みにイベントが行われた。このゲームの名前はブリッツ、
    ゲームを主催したのは極限脱出サークルで参加者は高校3年生の男子50人に女子50人の合計100人。
    男子と女子は運営にペアを決められこの島からの脱出を目指すらしい。
    男子は私服なのになんで女子だけ白のワンピースなの?身体に取り付けられた拘束具はいったい何なの?
    どうやったら脱出できるの?主人公沖田は謎を解いて1番に脱出することができるのでしょうか?

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    2013年01月25日
  • 演じられたタイムトラベル

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    設定は面白いし、進行もサクサク進んでいい感じなんだけど、ラストが微妙でした。なんだかなー。
    あと何回かタイムリープが余っちゃってるのが勿体無いというかなんというか・・・

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    2012年12月01日
  • 演じられたタイムトラベル

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    このタイプのゲーム小説は好きだし新作を待っていたけど、残念なことにまたこれかと思ってしまうのも事実だ。
    閉じ込められた密室×謎解きゲーム×殺人。目が覚めたら知らない部屋に閉じ込められていて、強制的にゲーム参加、ルールを破ると死、仲間だったはずが疑心暗鬼になり険悪。果ては殺し合い。脱出できるのか否か。
    タイムトリップが鍵となるゲームで、心理戦というよりは時系列を整理し矛盾が生じないようにしながらも、必要なアイテムや情報を集めゴールへと向かうことが大事。ゾンビに追い詰められる展開にハラハラドキドキする。誰かが決定的に悪い一人という訳でもなく、結末はすっきりという訳にはいかない。作中の主人公と同じよ

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    2012年12月01日
  • 楽園島からの脱出II

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    1巻より夢中になった。沖田が中心から外れて、ゲームが進展、敵味方入り乱れ収容がつかなくなってきたからだろう。続きは出るのかな?

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    2012年09月29日
  • 楽園島からの脱出II

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    いつもの土橋作品って感じでした。追い詰められた状況の中で、それぞれの「悪い面」が表面化していく様相が生々しくて良かったと思う。

    ただなー。ちょっとモブの使い方がいい加減だった印象。名前のある一部のキャラ以外は「男子生徒たち」「女子生徒たち」って一括りなんです。もちろん参加者全員を描くのは不可能にしても、主人公たちにスポットライトを当ててばかりで、同じ条件で参加している他のプレイヤーを「その他大勢」にしてしまったのは、ゲームを舞台にした小説としてはいただけないかなと。

    あと、ちょっと「男はこうだ」「女はこうだ」っていうのを決めつけすぎかな。特に女。

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    2012年08月22日
  • 生贄のジレンマ<下>

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    ネタバレ

    誰か一人でももっとアクティブに行動できなかったのか。と思ってしまう終わり方。
    主人公(?)である篠原をもっとアクティブにしても良かったのではないかと思ってしまった。
    流されたままゴールしました。
    というような内容になってしまっている気がする。
    セカンドステージがだれる内容になってしまっている気がした。
    オチも微妙。オチをもっとすっきりさせるものに出来たらもっと面白いと思えたのに。と思ってしまう。残念。

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    2012年06月30日
  • 生贄のジレンマ<中>

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    ネタバレ

    やはり上下で終わらせた方がよかったのではないかと思った。
    特に進展もないまま人が死んでいくような。

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    2012年06月30日