土橋真二郎のレビュー一覧
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「パルス」(人間に寄生し、宿主の知性・体力を飛躍的に伸ばす)に
取りつかれた主人公が、「パルス」の蒐集に勤しむ組織により、
人生をかけたゲームに巻き込まる。
ゲームからの離脱を考えるが、行方知れずだった姉も「パルス」憑きで
あったことを知り、姉の消息を得るためにも、ゲームを続行する。
■ゲーム④
東京を舞台にした仮想RPG。
勇者である女性が、囚われの姫を救出できるよう、男性がサポートする編成。
女性は仮想VRに囚われ、自分がどのようなフィールドにいるか全く不明。
男性は手持ちのコンソールを使い、女性の周囲の状況を伝える。
障害物や、人間(女性にとっての敵)に接触すると女性のHPが減少するため、
男性は的確に効率よく、女性側へ情報を受け渡す必要有。
女性は各人が武器を持ち、レベルが上がると精霊を召喚可能。
精霊は、現実世界では女性のパートナーであり、
ゲームだけでなく、現実世界でも威力を振るえる仕組み。
仮想世界には魔界の女王と、魔界の女王に対抗する聖剣があり、
魔界の女王と契約すると、プレーヤーの撃破がゲームクリアとなる。
聖剣は仮想世界最強の武器であると同時に、現実世界でも
有数の強さを誇る精霊を召喚可能。
主人公は勇者を導きつつ、魔界女王の妨害を排して姫を救出できるか。
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ゲームとしては、今までもよりもややシンプルとなり、
むしろ、登場人物の駆け引きを重視した内容。
ただ、盛り上げるためか、そうした要素の薄いバトルシーンの量も増え、
全体としては著者の持ち味が、存分に発揮されたとは言い難いような…。
なお、「パルス」が蒐集される目的が、明らかにされたのは◎。
問題は、この作品の続編が発刊されていないこと。。。(打ち切りかしら) -
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「パルス」(人間に寄生し、宿主の知性・体力を飛躍的に伸ばす)に
取りつかれた主人公が、「パルス」の蒐集に勤しむ組織により、
人生をかけたゲームに巻き込まる。
ゲームからの離脱を考えるが、行方知れずだった姉も「パルス」憑きで
あったことを知り、姉の消息を得るためにも、ゲームを続行する。
■ゲーム③
蜂の巣のような、たくさんの部屋で構成された舞台。
そこに複数の男女がペアで配置される。
(部屋数と参加男女数は、参加者に明かされない)
男女のペアはお互いに協力し、資金を稼ぎつつ、その資金を持ち出せる
出口を見つけることがゲームの目的。
男性は「支配」する部屋数に応じて資金が供給され、
その資金を女性に供給しつつ、専用の管理モニターを使い、
女性に部屋開拓の指示を出す役割。
女性は男性からの資金供給を受けつつ、部屋の開拓(含:別な男性の
女性とバッティングすれば戦う)を行う役割。
男性は資金供給者として女性をコントロールできるが、
女性には持ち金を半分にすることで別な男性に降伏する権利有。
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2作目となり、登場人物の性格付けも、こなれてきた印象。
ゲームもロジック要素に加え、そうした登場人物達の性格も
加わり、駆け引きが楽しめる。
(同一ゲームながら、進行に応じて5段階程度の状況変化有)
ただ、肝心の「出口」は、あまり意外性がなかったのは残念。 -
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「パルス」(人間に寄生し、宿主の知性・体力を飛躍的に伸ばす)に
取りつかれた主人公が、「パルス」の蒐集に勤しむ組織により、
人生をかけたゲームに巻き込まる。
一旦はゲームからの離脱を考えるが、行方知れずだった姉も「パルス」憑きで
あったことを知り、姉の消息を得るためにも、ゲームを続行する。
■ゲーム①
一室に閉じ込められた11人が、「数字」と「金」を渡され、
「数字」と「金」に応じて開く扉からの脱出を競う。
多額の「金」を持ち出せる扉に必要な「数字」=人間は限られ、
また、扉からあぶれて部屋に残された人間には死のリスク。
■ゲーム②
いわゆる「美人投票」で戦士のHPが決められる対戦ゲーム。
但し、ハンディ(HPの何割迄を1回の対戦に投入するか)の設定により、
その付け方次第では、弱者が強者に勝つ可能性も有。
(ハンディは、連続対戦を強いられ、HPがゼロになって消滅するリスクを
回避するために設定されたもの)
参加者は、自身の金を戦士につぎ込み(=HPを強化し)、
運用(=対戦を挑む)を行う。 -
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前作の続き だけど主人公も違うし、ゲームも違う
前作は「集団心理って怖ぇ」だけど、今回は「女の集団って特に怖いぇ」と思う(笑)
ゲームの説明は明らかに何かを隠そうとしているのがありありとわかる
ゲームの展開はそんなにトリッキーな方法があるわけではないので、要所要所のみ面白い
暴力的な行為もあり、アクションの部分もあるけど、そんなに面白いわけではない
今回描かれる人間模様はヒエラルキー
前作はサークルの概念が主眼だけど、今作はそれがより鮮明になって階層構造が強調されている
ところで、あのゲームのルールだと、勝つ可能性があるのはとある立場の人だけで、他の人たちは勝つ方法がなくない?
ま、持たざるものが唯一救われる可能性があるという示唆か?
次巻で完結らしいので、それに期待 -
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密室、死の恐怖、人間関係崩壊
過去の作品同様にやってる本質は同じ
ただ、架空のゾンビゲームを想像力で補ってするという演出なので、ゲームの条件というか説明がちょっとめんどくさい
殺戮館で人狼をモチーフにしたように、シンプルなルールならいいんだろうけど、今回は地図やら時間軸やらエレベータやらも入り混じっているので理解するのがなかなか難しい
あと、今までは「なんでこんな舞台が設定されたのか?」という疑問がぶん投げっぱなしで終わってたけど、今回はその説明とかエピローグをちょっと頑張ってたのは評価できる
ただ、かえってチープな印象を受けてしまった感もある
裏の組織の存在が明らかになる日がいつかくるんですかね? -
Posted by ブクログ
10枚集めると、名前の書かれた女の子のおっぱいを揉めるというチケットを懸けて争われるクラスの男子の戦いを描いた話。
ストーリーがストーリーなので気になって買ってしまいました。なんと不純で純粋な話なのでしょうか(笑)
チケットを懸けての心理戦、駆け引きは結構戦略的でなかなかの説得力。ただそれだけでは話が進まないので、そこでチケットを懸けた直接対決があるのですがその内容も、まあ低俗で(笑)
女子のおっぱいやパンツに対する男子の崇拝ともいえる心酔っぷりもまた笑いを誘います。よくよく考えるとこの作者はいったい何を書いてるんだ? と考えてしまいそうなのですが(笑)
この作者さんはもっとシリアスなゲームの話も書いているんですね。そういう系の話を読んでから、このような砕けた感じのゲームを読んだ方がもっと楽しめたのかなあ、と少し思いました。 -
Posted by ブクログ
このタイプのゲーム小説は好きだし新作を待っていたけど、残念なことにまたこれかと思ってしまうのも事実だ。
閉じ込められた密室×謎解きゲーム×殺人。目が覚めたら知らない部屋に閉じ込められていて、強制的にゲーム参加、ルールを破ると死、仲間だったはずが疑心暗鬼になり険悪。果ては殺し合い。脱出できるのか否か。
タイムトリップが鍵となるゲームで、心理戦というよりは時系列を整理し矛盾が生じないようにしながらも、必要なアイテムや情報を集めゴールへと向かうことが大事。ゾンビに追い詰められる展開にハラハラドキドキする。誰かが決定的に悪い一人という訳でもなく、結末はすっきりという訳にはいかない。作中の主人公と同じように、神経を消耗した。 -
Posted by ブクログ
いつもの土橋作品って感じでした。追い詰められた状況の中で、それぞれの「悪い面」が表面化していく様相が生々しくて良かったと思う。
ただなー。ちょっとモブの使い方がいい加減だった印象。名前のある一部のキャラ以外は「男子生徒たち」「女子生徒たち」って一括りなんです。もちろん参加者全員を描くのは不可能にしても、主人公たちにスポットライトを当ててばかりで、同じ条件で参加している他のプレイヤーを「その他大勢」にしてしまったのは、ゲームを舞台にした小説としてはいただけないかなと。
あと、ちょっと「男はこうだ」「女はこうだ」っていうのを決めつけすぎかな。特に女。