感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2012年05月21日
土橋さんはこういう緊張下での心理描写がとてもうまいと思う、最近の作品はあまり好きではないけれど、このころの作品はホントに良い
主人公の奔放さはどうかと思うけれど自分もあんな状況になったら同じような心理状態になると思う。あんな気まずい教室に戻れるわけ無い、でもそれはやっぱり逃げてるってことになるんだ...続きを読むろうか。
Posted by ブクログ 2011年01月01日
おもしろい!最初は「バトルロワイヤル」みたいだと思ったが、ゲーム理論に基づく展開だった。つづきが気になる!
自分ならどう行動するか…というのを極力考えないようにしている自分がいた。考えると頭の奥、胸の奥が痛い…。
Posted by ブクログ 2010年11月25日
自分が生き残る為には他人を生贄として差し出さなくてはならない中で、他人が出てくれた事に安堵してしまう自分、矛盾した社会の中での心の動き方、集団心理など共感出来る点がたくさんある。面白かった。続きが楽しみ。
Posted by ブクログ 2014年01月21日
本屋に行って、とにかく何か本が買いたくて、ポップを見て買いました。
バトルロワイヤルをどうしても思い出してしまう。
向こうの方が殺し合いをする、という点で緊迫感が半端なかったけど。
この子達のような状況になったとき、クラスにあんまり溶け込んでなかったり、休みがちだったり非協力的だったりする人が投...続きを読む票で選ばれるのは、まあ仕方ないことなのかと。
だから篠原くんが東山くんに言われたことでショックを受けてましたが「いやいや、あんたしゃーないでしょ」と思ってしまった。
私がこの中にいたらどうか……。
まあ、絶対生贄に志願はしないかなあ。
投票も、一番目とか二番目に選ばれるということはない(と思いたい)けど、人数が減っていったら、今に選ばれてしまうくらいの存在だろうなあ。
それにしても重要人物に女子が多すぎ。
この設定だけで上中下まであるなんて、続くの…? と思ってましたが、まだまだ篠原くんとレイの関係とか、謎が多そう。
Posted by ブクログ 2014年01月07日
囚人のジレンマをモチーフにした頭脳戦のバトルロワイヤル
というようなテイストで、最初にほとんどルールが明かされないため
今行われているゲームがどういうルールで何かゴールで
どうすれば生き残れるのか?というところを探っていく・・・
というのが上巻での内容。
ただ、心理描写を丁寧に描いているのはわかる...続きを読むのだけど
同じような思考のループを繰り返し描く形になるので
冗長に感じられる部分も多く、もう少しすっきりできなかったのか
という不満も残る。
よく考えられていると思えるだけに(今のところ)
それが少し残念だった。
Posted by ブクログ 2013年12月02日
リアルな高校生の心境を描いているなぁと思いました。私も、同じ状況下に置かれたら集団行動しか出来ないと思います。まだ社会に出たことのない彼らが、生き残りをかけて必死に思案していく姿。応援したくなりました。
ゲームの設定もすごく面白いです。ただ、ちょっと雑すぎ?(笑)というところもありますが(笑)
ラス...続きを読むトの終わり方、どうなっているのかなんとなく想像はできますが早く続きが読みたいです!
Posted by ブクログ 2012年10月24日
学校に閉じ込められた高校3年生の生徒たちが、生贄を捧げなければ全員死ぬ、というゲームに参加させられる話です。
上中下と全3巻の構成になっています。正直、こんな内容で3冊分も語ることがあるのかと、読む前は思っていたのですが、人が死ぬということよりも登場人物たちが恐怖する様子やどうすればいいかと迷う...続きを読む様子が多く書かれていて、この上巻はこれから大きく物語が動き出すといった感じのところで終わりました。
主人公は出席日数ぎりぎりまで学校をさぼり、いろいろなところに旅行に行っていたのですが、そのためにクラスで疎外感を感じてしまいます。そういったことに思い悩む様子が書かれていて、ただ人が死ぬだけの話でもないな、と思いました。
Posted by ブクログ 2012年06月26日
なかなか楽しめたので早めに中を買って来たいと思った。
ちょっとどのキャラも酔っている感じがするなぁと思った。
そんなにも集団行動をするだろうか?とか。
意外にパニックになっていないのも気になるところ。
上、下巻だと思っていたら中もあるらしくこのままだらだらは続いたらイヤだなぁと思った。
あと女性キャ...続きを読むラの個性が強いというか何か個性を出そうとしすぎていて空回り感がある。あまりかわいくはない。
Posted by ブクログ 2011年10月25日
誰かの命を犠牲にしなければ、生き残ることのできない理不尽なゲームに、少年・少女たちはどう対処していくのか?先がすごく気になって、一気に読んでしまいました。
Posted by ブクログ 2011年05月21日
■「今から3時間後にあなたたちは全員死にます。
ただし生き残る方法もあります、それは生贄を捧げることです――」
卒業を間近に控えた高校生の篠原純一が数週間ぶりに登校してみると、何故か校庭には底の見えない巨大な“穴”が設置され、教室には登校拒否だった生徒を含むクラスメイト全員が揃っていた。やがて...続きを読む正午と共に何者かから不可解なメッセージが告げられる。最初はタチの悪いイタズラだと思っていた篠原たちだが、最初の“犠牲者”が出たことにより、それは紛れもない事実であることを知り……。
Posted by ブクログ 2010年11月03日
筆者の処女作である扉の外のテイスト色濃い本作品。当時より明らかに技量が上がっています。個人的には、モロに作者の感情吐露のような表現の連続だった初期テイストも好きですが・・・。先が気になってどんどん読み進めてしまいます。時間がある時にまとめ読みを!僕は徹夜になってしましました・・・。
Posted by ブクログ 2017年02月16日
ゲームの設定に多少辻褄があわないのでは?と思うところもあったけれど、程よく楽しめた物語だった。
篠原純一を中心に物語は展開していくが、そこには目には見えない積み重ねられた「絆」が重要になってくる。
思い返すと、純一を助けようと動いた・・・もしくは助かってほしいと願った・・・人たちは皆、純一と教室外で...続きを読む個人的な繋がりがあった人物ばかりだ。
逆に言えば、それ以外の人物とは人間関係を積み重ねる時間を作ろうとしていなかったことになる。
追い詰められた状況下では、人は親しい人間から助けようとするのではないか。
担任教師が最後に会ったときに純一に告げた言葉が、そのまま人との関わることの大切さを示唆しているような気がした。
Posted by ブクログ 2013年06月23日
学校に閉じ込められる生徒達。
追い詰められた生徒達の心理描写とかは相変わらず上手い。タイムリミット直前はこっちまでハラハラしてしまう。
しかし「殺戮~」の時と会話の流れやキーとなるセリフが同じだったりするところがあって、いまひとつはまりきれないところもあった。
あと上中下と3冊構成なのもちょっと長い...続きを読むなあ……、と思ってしまうのだけど、上巻がすげえところで終わりやがったので、中巻の冒頭だけでも早く読みたい。そしてそのままズルズルと読んでしまうんだろうなあ……。
Posted by ブクログ 2011年01月22日
久しぶりの上中下巻の大作ですね。今まで読んだ
土橋作品nスタイルはそのままの人の生き死にの
かかったゲーム性の高い作品。敢えてなのか、
これしか書けないのかは分かりませんが基本設定は
ここまでは一緒ですね。まだ上巻という事もあるのか
ルールはかなりシンプルで分かり易いです。
なのでその分読み易い。
...続きを読む
上巻ではルールと登場人物の設定と人間関係の
伏線を張ったところでしょうか?
これからの展開で極限状態における人の
弱さと悪意と正義感と個人の意識と...様々な
事がダークなトーンで展開されるんでしょうなー。
集大成的な展開を期待しつつ中巻へ。
Posted by ブクログ 2010年12月29日
突然、教室に集められた学生。
教室は今までとは違っている。
黒板も、ロッカーも。
校庭には謎の穴がある
誰もが新入生のために変えたんだと思っていた
そして、唐突にゲームが開始される。
ルールは簡単。
生贄を捧げれば他の人は少し生きながらえる。
生贄の捧げ方は自発的に穴に身を投げるか、投票で決...続きを読むめるかどちらか。身を投げた方が他の人が生きながらえる時間は長い。
さて、どうするか。
そんなゲームを描いた作品です。
ただ、内容の割には長いかなぁ
つまらないわけじゃないんだけど、ちょっとなぁという感じ
発売時期が分散したということもあり、間に他の本を挟んだというのもありますが。。。
結末もえらくあっさりと終わったなぁという感じでもう二押しぐらい欲しいとおもいました。