あらすじ
「今から3時間後にあなたたちは全員死にます。ただし生き残る方法もあります、それは生贄を捧げることです――」 卒業を間近に控えた高校生の篠原純一が数週間ぶりに登校してみると、何故か校庭には底の見えない巨大な“穴”が設置され、教室には登校拒否だった生徒を含むクラスメイト全員が揃っていた。 やがて正午と共に何者かから不可解なメッセージが告げられる。最初はタチの悪いイタズラだと思っていた篠原たちだが、最初の“犠牲者”が出たことにより、それは紛れもない事実であることを知り……。『殺戮ゲーム』 の著者・土橋真二郎、待望の新作!!
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
土橋さんはこういう緊張下での心理描写がとてもうまいと思う、最近の作品はあまり好きではないけれど、このころの作品はホントに良い
主人公の奔放さはどうかと思うけれど自分もあんな状況になったら同じような心理状態になると思う。あんな気まずい教室に戻れるわけ無い、でもそれはやっぱり逃げてるってことになるんだろうか。