土橋真二郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
同作者の『扉の外』でも同じ密室空間ネタをやっていたが、こちらでは心理ゲームというよりトリック性を重視したゲームになっている気がする。特に後半のインタレストゲームは数字との戦いというお題を判り易く表していると思う。
しかし、前作と同じく主要人物とその他大勢という壁を明確にしすぎている気がする。流石にクラスメイトに対して『由紀の後ろの女子生徒』とか『クラス委員長の男子生徒』という呼び名は正直如何なものかと思った。
ボリュームとしては後半のインタレストゲームがほとんどを占めているような作品なのでストーリーに関する評価が難しいが、それでもゲームの展開は面白かった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ結局買ってしまった土橋真二郎の最新作。女の子にとって高校時代の恋愛はゲーム、と定義し結構えげつないことも書いてあるが、真実の一端だったりするので侮れない。記憶をなくした女子生徒のデートを再現し本物の恋人を見つける試みは頭脳派な感じが楽しかったが、そのあとの主人公が反省していくのに合わせたゲーム展開は好みじゃなかった。結局夕凪の何に主人公は感化されて何に目覚めたのか分からない。主人公の性格はそのままに、もっと頭脳でのし上がるところが見たかった。散発的にゲームが行われるが、どこを答えとして持って行きたいかよく分からなかったのでそんなに楽しめなかった。純粋にえげつないゲームにした方が良かったんじゃな
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Posted by ブクログ
上巻既読後続きが気になって本屋を巡るが在庫がなく諦めてたところようやくゲットしました!
こういうお話はクローズドサークルっていうんですね。推理しながら読んでましたが裏切り者の存在は全く予想外でした。まだまだ読みが甘い自分...
場の空気といいますか、メンバーがいなくなるたび空気が重く息がつまる感じがすごく伝わって変に緊張して読んでました。
せっかく解決と思ったのに終わってなかったり、まさかのメンバーの死だったり、絶望?を一緒に体験できたので物語への入りやすさはあると思います。
ただ最後が私的にはもう少し詳しく書いて欲しかったかな。あえて語らずがいいのかな。
h28.2.16 -
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